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天水

徐庶「さて、ここなら知ってる奴もおらんし、物価も安いし静かに暮らせるだろう。…ん?」

徐庶、一人の子供を見つける
子供は道端に絵を書いてそこに石ころを置きなにやら考えている

子供「…これは…こう…で、これは…こうかな?」
徐庶「何をしてるんだい、坊や?」
子供「なんだい、おじさん?あっ、これ?これはね、この間あった曹操と馬超の戦の略図さ!」
徐庶「ほう!坊やは戦を研究してるのか!」
子供「そうさ!…でもおかしいんだよね。曹操軍はあれだけ戦力が有ったなら圧倒的勝利で終わるはずなのにかなりのダメージを受けて何とか勝ってんだよね。どうしてだろ?」

徐庶、子供の分析に驚きながら

徐庶「なかなか鋭い分析だな。…それはな、曹陣営は戦の前に奇襲を受けたんだよ。」
子供「え?そうなの?でも馬超が動いたなんて話は聞いてないよ?」
徐庶「…あれは夢みたいな事だったらしいからな…亡霊の軍隊が現れたんだよ。」
子供「え?うっそだ~!」
徐庶「本当だよ!わしはその軍にいたのだから…。」
子供「…へ~、そうなんだ~。…!、解った!おじさんもしかして徐庶さんだね!陣営から消えたっていう…」

徐庶、正体を知られ慌てる

徐庶「い、いや、わしは…単福、…単福と言う者だよ。」
子供「そんな見え透いた嘘言ったって駄目だよ。徐庶さん。」

徐庶正体を隠す事を諦め話す

徐庶「うむむ…確かにわしは徐庶だ。…頼む、誰にも言わないでくれるか?」
子供「いいよ、そのかわり僕の言う事も聞いてくれる?」
徐庶「何かな?」
子供「僕に武術と戦術を教えて欲しいんだ!徐庶さん、昔、仇討ちしたくらいだから武術もできるよね?」
徐庶「なんと!そこまで知ってるのか!
(これは凄い子供だ!わしが教えたら、かなりの大物になるだろう…)
…よし!解った。お前にわしの全てを教えよう。」
子供「本当、有難う!これで立派な武将になって親孝行出来るぞ!」
徐庶「ほう!親孝行の為に戦術を学んでいたのか!」
子供「うん!でも、家は貧乏だから学校に行けないし、独学でも行き詰まってたから…それでも立派な武将になって親孝行したかったんだ。」
徐庶「…そうか。
(ますます凄い子供だ!)
…ところで名前を聞いて無かったな。」
子供「僕の名前は姜維。宜しくお願いします、徐庶さん…いえ、師匠!」
徐庶「おう、宜しく!…ところでどこか住む場所は有るかな?」
姜維「僕の家の2軒隣りが空いてるよ。大家の韓爺さん紹介するね!」


こうして徐庶は姜維の師匠となりました
そして十何年か後、姜維は立派な武将になるのです