荊州城

関羽「…ようお帰りなさった、兄者…まさか、周喩殿の弔問に行って新しい姉上を連れて来るとは…さすが兄者。」
劉備「…ははは、俺も正直こんな風になるとは思わんかったけど…ま、良かったじゃん。」
関羽「宜しく頼みますよ、姉上様。」
尚香「まあ、天下の豪傑、関羽様にそんな事言われると緊張してしまいますわね。こちらこそ宜しくお願いしますわ。」
劉備「ところで孔明は?先に帰ったはずだが…。」
関羽「はい、帰って参りましたが、またすぐにどこかへ行ってしまいました。確か…西涼に行くとか…」
劉備「ふ~ん…面倒臭がりの割に動いてんな~。…ま、孔明の事だ、何か考えての事だろ。…それよりも関羽…。」
関羽「…兄者、どうした?」
劉備「…呂布がいるんだわ。」
関羽「…?、あ奴は死んだのでは…?」
劉備「…確かにな…でもよ~、いるんだわ。ついでに言うと董卓も…」
関羽「…そんな!」
劉備「詳しく言うと呂布の身体の董卓かな。で、子供の身体になっちまった呂布がいたんだ。
でよ、俺一回、呂布(董卓)と闘ったんだけどよ、八卦大徳でも負けて、奮起使いまくってやっと引き分けて来たんだ。めちゃくちゃ強かったぞ。
…で、その後逃げ出したんでどうなったか解んね~けど、…もしかしたら元の身体取り戻して暴れ回るかもしれね~から気を付けてくれよ。
…特にお前ぇさんは赤兎乗ってっから取り返しに来るかも知れんから。」
関羽「…解り申した、兄者。」
劉備「…ま、今の関羽なら呂布など敵ではないかもしれないけどな。」
関羽「それは闘ってみないと解りませんが…この関羽、全力で荊州を守りまする。」
劉備「頼りにしてるよ、弟よ。…じゃ、これで堅い話は終わり!…張飛、おっせーな~。」

そこへ張飛、月姫を連れて来る

張飛「よう、兄者!」
劉備「おー、張飛ー、来たか!あ~、その方が嫁さんか~。こんちは~。」

しばしの平和を楽しむ三兄弟である
しかし、呂布の脅威はこれから…なのか?

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最終更新:2006年12月13日 15:37