許昌、魏軍軍議室

曹操「…くそっ、我、最大の負け戦だ…。」
強く拳を握り締める曹操…
家臣一同「…殿。」

曹操心中
(…あ~あ、武将GETできなかったよ。
…てゆうか、呉の土地は正直どーでも良かったんだよね。…二喬欲しかったな。あと孫権、周喩、程普、太史慈…、そういえば、何か訳解らない事口走って暴れ回ってた奴がいたな…確か…呂蒙とか…。あいつは………いらんな。何か地味だし…やっぱり武将は格好良く派手でなくちゃ…そうだな、馬超の様に…馬超欲しいよな…
あっ、馬超が何か反乱起こすとかって徐庶が守備に行ったんだよな~。あいつ本当は逃げたんじゃね~の?ま~どうなったかな~?)

曹操「…して、馬超はどうなった?徐庶よ。」
下を向き何か考えている徐庶
徐庶「…」
曹操「…聞いてるのか、徐庶?」
隣りの満チョウにつつかれ慌てて答える徐庶
徐庶「…は、はひ、何でしょう?
(うっわ、こんな雰囲気重い、くそつまんねー会議早く終わんねーかなとか思ってたら、いきなり振られたよ。やっべ~。)」
曹操「馬超はどうなったか聞いているんだ。」
曹操のこめかみに血管が浮き上がる
徐庶「えっと…馬超は~、
(あ~、何も考えて無かったよ。曹操怒ってるよ。やばいな~。元々が嘘だからな~。もしかしてバレた?とりあえず適当に答えとけ。)
しゅ、守備に私が戻ったと聞いて反乱を取りやめたみたいです…。」
曹操「…そうか…。」
徐庶「…ホッ。」
曹操「…だかこのままにしては置けんな。軍備を整え次第、西涼を鎮圧せねばなるまい。皆の者、良いな。
(呉の武将、手にはいらなかったから今度は西涼だな。)」
一同「はっ。」

曹操「して、徐庶よ。」
徐庶「はい。
(なんだよ、まだ何かあんのかよ?)」
曹操「お主は知らぬかもしれんが、赤壁の戦いの終盤、ものすごい爆発音と爆風によりそこにいた全ての者が吹き飛んだのだ。これは孔明の新たな策に違いないと思うのだが、孔明と親しいお主は何か知らぬか?」
徐庶「それは…
(あ~、多分、月英の失敗作が爆発したんだな。でもそんなこと言えねーし、…これも適当に答えとくか。)
多分、孔明の術だと思われます。孔明は雷を操ると聞いております。確か名前は…
(地面が爆発しての雷だから…)
じらい…地雷でございます。」
曹操「なんと!そうか!…ますます劉備、孔明捨てては置けんな。
(く~、地雷か~、見て~、てゆうか、孔明も欲しいな~。劉備め~。)…しかしまずは馬超討伐だ。
(本当は馬超GET作戦だけど~)
では、皆の者、準備にかかれ!」
一同「はっ。」

こうして曹操は西涼討伐にのりだしたのです。

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最終更新:2006年12月13日 15:06