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…同時刻、曹操の陣営…

曹操
「以上で軍議を終える。各自、持ち場の船をつなぎ、連環で結束の力をみせよ!…ん?どうした、司馬懿?急に席を変えて?」
司馬懿
「いえ、お気になさらないでください。ただ、なぜか『奴が逃げたから動け!』と誰かに言われた気がしまして。」
荀攸
「ははは。それは天の声ではないのですかな?許での仕事をおしてまで従軍したのだから、なにかあるのではないか?」
司馬懿
「いえ、なぜかそのような気がせず、むしろ誰かに笑われている気さえします。」程イク
「長い人生そのようなこともあるものよ。なに、おぬしの才覚ならば今に我らを押し退けよう。何も後ろめたいことなぞないぞ。荀攸どの、我らはうかうかできませんぞ。」
荀攸
「まったくだ。」
曹操
「ブルッ!…なぜか寒気がするぞ。」
程イク
「おやおや殿、これは異なことをおっしゃりなさる。」曹操
「違う。司馬懿ではなく、この中華に再びなにか邪悪なものが甦ったような気がするのだ。そう、董卓や呂布のような…」
荀攸
「思い過しではありませんかな?死者が甦るなどありませぬし。」
曹操
「だとよいのだがな。」
司馬懿
「それでは、私たちは船をつなぎ、明日に備えようと思います。」
荀攸
「そうであった。」
曹操
「うむ、そうしてくれ。」

こうして決戦前夜が更けていく。