呂布
「ふん、地獄まで来て俺に首を刎ねられるとはな不運な男よ、李儒。」
李儒
「まったくその通りよ。」
呂布
「何!?貴様、なぜ生きている!」
李儒
「生きてなぞ元からおらぬ!ふん、やはりおぬしは董卓様と違い脳筋よな。」
呂布
「うるさいっ!」
李儒の首が再び宙を舞う
李儒
「無駄と言っておろうが。」呂布
「ええぃ!ここにいるとおかしくなりそうだ。俺は帰るぞ。」
李儒
「そのような場所などないわ。」
呂布
「いや、今董卓が俺の体に入った。感覚でわかる。自分の内側がむず痒い感じだ奴が現世に戻ったのだ。ならば俺も体の所有者なのだから戻ることができる。魂の喰い合いで喰ろうてくれるわ!」
そう言うと呂布の体が徐々に宙に浮かび始めた
李儒
「ならばお前について行けば董卓様に会えるのだな!逃がしはせぬぞ!」
呂布
「む、り、李儒!何をする!放せっ!」
李儒
「誰が放すものか!」
かくして一つの体にさらに二つの魂が宿るのだった
最終更新:2006年12月13日 14:43