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孔明、月英伝(2)

亮が生まれたその日、幽州の山中に輝く光が落ちた。
亮の父、珪が見たあの光である。
轟音と共に物凄い光を発しやがて静寂へと変わった。
辺りには人里も無く、ただただ原野が広がっている。
終息した光は黒い物体になっていた。

『…ガ、ガン!』

黒い物体の内側から扉の様な物が空き、人影らしい物が動いている。

『ケホッ、ケホッ…んあ~。』

歳のころは18歳位の女が扉から出てきた

『ん~、墜ちちゃった…。ここは何処かな?』

女は辺りを見渡す。
うっすらと夜が開けてきた。

『…どうやら地球みたいだね。…これからどうしようかな?』

女は黒い物体を見渡していた。

『やっぱり壊れてる…。直せるかな?』

女は黒い物体の隣りにちょこんと座り何かを考えている

『やっぱりまだ宇宙船作るのは無理だったのかな~。…それにしてもサンダース伯父さん達起きて来ないな。………ん?』

女の前をヒラヒラとアゲハ蝶が飛んでいた

『…うわぁ、綺麗~!よし、掴まえよう。まて~。』

女はアゲハ蝶を追いながら南の方へと歩いて行った。
これが運命の始まりになるのだった。