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第八十一話
「我がハンカイ」


一方、曹操は袁紹によって東郡の太守に任命され、周辺の賊の討伐指令を受けていた。


曹操「何故泣いている?」

目の前の大男が震えて泣いている。

「……、俺は、バカだし、国や政治の事など良くわからん…、ただ…。」
曹操「ただ?」

「俺が村を守るために戦ってるCo.kinの残党たちは本当に敵なのか?あいつらは政府のせいで生活に苦しんで賊になったんじゃないのか?」


「なら、敵は政府なのか?」


「じゃあ……、何故俺は…、敵である官軍のあんたなんかに助けを求めなければならない…?」


「…、俺は…、敵かどうかわからぬ相手と村を守るために戦い、敵かどうかわからぬあんたに助けを求めてる…、こんな悲しい戦いがあるか…。」


曹操「……、名は?」


「許チョ…。」


曹操「お前は我がハンカイとなり俺の傍にいろ…。何も考える必要はない。」

許チョ「……ど、どういう意味だ…?」


曹操「見せてやる、民に敵も味方もない…、民は全ての根本だ…。」


許チョ「賊を滅ばさず、村を守るというのか…?」
曹操「ああ、お前の純粋なる義を俺に預けてみよ…。」

許チョ「……俺を必要としてくれるのか…?」

目の前の大男が震えて泣いている。