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第七十六話
「愛してる」


「この気持ちいいのは“風”って言うのよ。」

呂布は長安でも花畑にいた。
連合軍との戦いの手柄として、久々にチョウセンとも会っていた。


呂布「“カ…ゼ…”?」

チョウセン「そうよ、そして遠くで鳴いてるこの声のは“トンビ”。」

呂布「“トン…ビ”。」
チョウセン「すごいじゃない、呂布様!何でもすぐ覚えちゃうのね!」


花畑の呂布は鬼神でも天下無双でもない。
ただ一人の純粋な青年。

呂布「オ前ト、イツマデモ一緒二、イタイ…。コレハ何ト言ウ…?」

チョウセン「う~ん、それは…、“愛してる”…かな?」


呂布「“愛…して…る”?…チョウセン、愛してる。」

チョウセン「呂布様、私も、呂布様を愛してるよ。」

呂布は幸せだった。

ずっと一人で戦っていた。でも今は一人じゃない。

この時間がずっと続けば、と思っていた。