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‐外伝‐第15・5章
「汰譜王の放課後」


僕は汰譜王。
納得学園生徒会長になる(予定)男だ。
今日もいつもの様に学校が終わり、いつもの喫茶店でコーヒーを飲みながら人を待っている。

汰譜王「郭姉さん、お腹空いたしなんか作って~」
郭「はいはい、じゃあペペロンチーノでいい??」
汰譜王「よろしく~」

僕がパスタを頼むとほぼ同時に、喫茶店の扉の開くカランカランという音がした。
汰譜王「あ、相方!どうだった??ハク君は?」

???「なんか、友達と喧嘩した事で悩んでたよ…ありゃかなり深刻だな」

僕が相方と呼ぶ彼は酔逸(すいいつ)、僕が納得学園で最も信頼する男だ。
汰譜王「そうか…やっぱり綺羅絡みか?」

酔逸「いや、その友達が一年のアマネって娘と帰ってたって話を聞いたから…」

汰譜王「アマネ…?あぁ、紅馬の忍か…」

酔逸「だな。ってか、なんでハクなんかの事気にしてるんだ?、お前の敵じゃないだろ?」

汰譜王「そうでもない、意外と彼は出来るよ。それに…どうやら、ハク君はソーマ君を味方に付けたらしくてね。」

酔逸「ソーマ……!!?もしかして、あのソーマか!?」

汰譜王「多分ね…」

カランカラン
郭「いらっしゃいませー」
続きを言いかけた所でもう一組お客が入って来た。僕は、その人に見覚えがあった、相手も僕を知っているようで、僕に話しかけてきた。

???「おや?君は…納得学園の汰譜王君じゃないか!!」

汰譜王「光栄ですね、貴方程の大物に名前を知られているなんて…人馬学園の黄さん。」

黄「そりゃあ知ってるさ、元、納得学園五虎大将の汰譜王…かつて、ウチが納得を攻めようとした際には、君達がネックになって結局攻められなかったんだからね」

汰譜王「それはどうも」

黄「丁度良い、君に聞きたい事があったんだ」

汰譜王「ハク君の事ですか?」

表情一つ変えずに僕は淡々と言った。
黄は特に驚いた様子も無く「良くわかったね」と言ってきた。

汰譜王「どうして皆さんそんなに彼を気にするんですかね??」

少し不機嫌に質問すると、黄は少し笑って。

黄「その理由は君だって知ってるだろ?ハク君は…彼に似ている…。」

汰譜王「彼はもういませんよ…」

僕は黄を睨みながら答えた、その様子を見て相方が「落ち着けよ」と僕をなだめた。

黄「まぁ、どうあれ、周りの人間はそうみているのさ、君の最大のライバルだね。」

郭「王ちゃん、ペペロンチーノできたわよ。」

郭姉さんが僕の前に美味しそうなペペロンチーノを出してくれた。

黄「まあ、君には悪いがハクの奮闘に期待するとするよ…あ、コーヒー下さい。」

汰譜王「…納得学園を変えるのは彼じゃない…この僕だ…」

僕はそう呟くと目の前のペペロンチーノに手を付けた。

汰譜王「…相方悪い、僕、これ食べたら一度学校に戻るよ」

酔逸「…あのまま行けば自滅するだろうに…お人好しめ。」

汰譜王「彼は、きっとこの程度じゃ潰れないよ。それに、ライバルと見られてるらしいからね…紅馬なんかに手こずられると、僕まで綺羅祭壇にナメられるからね…」

酔逸「ふ~ん…まあ、良いけど♪そういう所、嫌いじゃないぜ♪♪…ところで、お前、今日の昼休みに放送室締め切って歩実ちゃんと何してたの?」

汰譜王「ヒ・ミ・ツ(笑)」

酔逸「お前なぁ…もう、停学になっちまえよ。」
黄『女癖の悪さも噂通りか…』

汰譜王「あ、郭姉さん、紙とペン下さい♪」