第二話
「剣は走る…」
テイイク博士
「頃合いかのぉ…」
博士はそう言うと、一つの剣を取り出した…
旬攸
「その剣は…?」
博士
「ワシが開発した『求心剣』じゃ…、これをある男のもとへと届けて欲しい…」
旬攸
「そぅ……君ですね…」
モニタの爆発音・地響きなどでよく聞こえない…
その中を旬攸が走り出す…
一方その頃…
夏侯淵
「あ、痛っ~。大丈夫かい?惇の兄貴!」
夏侯惇
「あぁ…、何とかな~。しかし、あいつらは一体何モンだぁ?俺が食ってた肉マン奪って去っていったが…」
淵
「俺は角煮マンだよ!高かったのに~。」
惇
「泣くなよ淵…。また孟徳に貰えばいいだろ!?ってか貰いモンだろ!」
淵
「惇兄…細かすぎ…。そうだね…また孟徳から奪ってくるか…いっぱい持ってたし…」
惇
「そう、いっぱい持って…。ッ!!おい!孟徳も狙われるぞ!」
淵
「!孟徳を助けなくちゃ!ドコに居るかわかるかい?惇兄!」
惇
「確か行きつけのパチ屋に行くとか言ってたな……。行くぞ淵!俺たちが…」
淵
「応ッ!惇兄!俺たちが…」
二人
「俺たちが肉マンを先に奪う!!」
さて…
誰が元へと、剣は走る…?
惇と淵は肉マンへ走る…
次回予告!
「曹操のもとへ辿り着いた夏侯惇と夏侯淵。そこで曹操は驚くべき事を成し遂げていた!」
次回・「始まりの男」
最終更新:2006年11月27日 23:39