第7章

『思惑』

納得学園の一角にある秘密の部屋
いつもの様に集まった綺羅祭壇の面々

綺羅『…石覇が負けた?』
ソーマ『…はい。』
綺羅『それで石覇は…?』
シン『…その後の消息は掴めません。ただ、私にメールがありました。「…我伏、新風吹、時代動」…と、だけ…。』
まろ『ふん、わけが解らん…。…しかし、石覇を倒すほどの者とすれば甘く見てはおけないな…。シン、次の刺客を!』
たま『いや~ね~、男の人って。すぐ戦おうとするんだから。ここは私に任せてよ。おねーさんがハクちゃんを落としてあ・げ・る』
ソーマ『…。』

納得学園校庭
クラブ活動の声が聞こえる中
桜の樹の下で会話を交わす二人

D『…へぇ~、ハクくんって強いんだ~』
ソーマ『はい…。あの動き…ただ者ではない様に感じました。』
D『…僕とどっちが強いかな~?…ところで綺羅くん達は?』
ソーマ『…ハクに次の刺客を…たまが動く様です。』
D『ふ~ん、そう。…じゃあ、ソーマくん、ハクくんを助けてあげて』
ソーマ『…宜しいのですか?』
D『いいよもっと、ここを混乱させてあげるんだ…そして、もう…綺羅祭壇も…納得学園も…』
ソーマ『…。』


それぞれの思惑が少しづつ見え始める

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最終更新:2006年11月21日 18:08