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第百六話
「曹操が来る・前編」
『本日も被害者は二万人に登り…プツン
ー徐州、ホウ城ー
陶謙「…もういい…。もうダメだ。我が国も…、民も…。」
側近「……。」
Co.kinを吸収した曹操の大殺戮行軍を抑える力は、徐州には無い。
陶謙「……、降りたいやつは降ってよい。あの曹操が受け入れるとは思えんがな。」
「随分、落ち込んでるね、陶謙さんよぉ。」
陶謙「そなたは誰だ?」
「公孫サンの援軍として来た、劉備ってもんさ。」
陶謙「随分遅いが、あの曹操を止められるとでも…?」
劉備「さあね、でもやるっきゃないんだろ?」
陶謙「やるっきゃない……?」
劉備「さあ、関羽、まずは戦場となりそうな場所を探さねーとな!」