「第二十六章」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第二十六章」(2007/01/05 (金) 20:52:37) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

第26章 『挑発』 『…要はハクと汰譜の2人の支持率を下げれば良い訳だから…まずは…』 ハクとボブはソーマを捜していた。卒業アルバムの事を問い詰めた後からソーマは行方を眩ましていた。 『くっ…ソーマはどこにいるんだ?』 『…なあ…俺は…まだ…』 『…あれはきっと何か事情があっての事だ。それに今は一人でも仲間が欲しい。あともう少しで本格的な選挙戦に入るからな。…たとえ裏切られたとしても俺が馬鹿だっただけで済むしな。』 『…解ったよ。俺も信じるよ。』 学園内を捜し屋上に来た2人に男が声を掛けて来た。 『よぅ、お2人さん。何してる?』 『ハク、誰だ?』 『立候補者の1人、洋食だ。』 『そう、俺が立候補者の洋食様だ!』 『もしかして綺羅の…』 『お~、ボブご名答、綺羅の回し者の洋食様だぞ。』 『何の用だ!』 『何の用って、対立候補見ておくのは当たり前じゃね~か。』 『…俺達は暇が無いからな…行くぞボブ。』 『なんだよ無視か?ちっちぇえ男だな。』 『カチン!』 『………行くぞボブ。』 『あ!そうそう、お前らソーマ探してんだろ?あいつも俺らの仲間だぞ。』 『!』 『ハク!やっぱり…』 『……。』 『…ま、俺にとっちゃどうでも良いけどよ。そういえば綺羅祭壇を作ったのもあいつらしいぞ。 っていうかそんな奴を仲間にしようとしてるお前ら馬鹿じゃね? か~、こんな餓鬼とじゃ戦う前から…』 『バギッ』 『…痛って~』 『おい!ボブ!』 『ハク、我慢しきれなくてよ…』 『なんだ~!やるのか!』 『…いや…手を出したのは悪かった。謝る。』 『…。…ま、良いけどよ…俺も言い過ぎたし…』 『…行こうボブ。』 ソーマを捜してその場を離れる2人 『…痛ぅ…へへへ、良い絵がとれた。これを後は学園内にばら蒔いて…あれだけ動揺させればいいだろ。…次は汰譜王んところ行ってくるかな。汰譜王にはあのネタで…』 嵐の選挙戦は少しづつ近付いていた。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: