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許昌、軍議室 カク「…であるからして、劉備の動向は…」 陳羣「…え~っと、今年度の予算はですね…」 筍攸「大河の治水ですが…」 それぞれが議題について話をする中… 丞相の席に座る曹操と隣りの夏侯惇 曹操「…。…。…。…暇だ。」 夏侯惇「!」 曹操「…なあ、惇…」 夏侯惇「駄目だ!」 曹操「…まだ何も言って無いではないか。」 夏侯惇「言わんでも解るわ!そろそろ武将のコレクト欲がでてきたのであろう?だから呉辺りを取りに行こうか…って事だろうが!」 曹操「ほ~、良く解ったな~。」 夏侯惇「解るわ!何十年一緒にいると思ってるんだ!」 曹操「そうか~…じゃあ次の俺の言葉も解るよな?」 夏侯惇「!、…くっ…」 司馬懿「…であると思います。如何でしょうか?曹操様。」 曹操「…うむ、それらはそれぞれ担当の者に任せる。 …それよりもわしは最近ずっと考えていたのだ…赤壁の敗戦以来、わしはいつかその雪辱を期す為に水軍を鍛えた。そして今、戦える軍になったと思うのだ。…そこで来月、呉を討つ事に決めた!」 司馬懿「それは急な…」 曹操「これはもう決めた事なのだ!…この遠征に反対する者は死罪だ!皆の者、準備にかかれ!」 一同「はっ!」 夏侯惇「…孟徳…。」 曹操「…では解散!」 夏侯惇「…。」 こうして呉への進軍が始まった

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