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呂姫が姿を見せなくなって1週間後 許楮「…ふんっ、ふんっ、ふんっ…もう身体は完治したようだな。許昌に帰るか~。」 名主「許楮様、もう帰られるのですか。」 許楮「おぉ、早く帰って殿の警護しなけりゃな~。」 名主「そうですか。」 許楮「うん。…ところで呂厳ちゃんは?」 名主「…解りませぬ…私達も捜してみたのですが…村にはその様な名前の娘は…」 許楮「…そうか。…じゃあ、行くよ。」 名主「お気を付けて。」 許楮、名主の敷地から出て旅立とうとした時、誰かに呼び止められた 呂姫「…許楮!」 許楮「!、呂厳ちゃん!」 見ると呂姫は完全武装していた 許楮「!、どうしたの?」 呂姫「…許楮!お前と一騎打ちを所望致す!」 許楮「!、…えっ!」 呂姫「私は呂厳などという娘ではない!天下無双の豪傑、飛将軍呂布の娘、呂姫!」 許楮「!」 呂姫「そして、お前が1週間前に破壊したあの斧は亡きお父様のたった一つの形見だった!」 許楮「!」 呂姫「…お前はそれを壊した!…だから、お前を…お前を…」 許楮「…呂…姫…ちゃん…」 呂姫「…ぅっ…。…行くぞー!天下無双!」 呂姫、許楮に挑みかかる 天下無双を使い最初は押したものの、絶対的な力の差で許楮にはじかれる許楮、呂姫を傷つけない様に軽くあしらう 呂姫「…はぁ、はぁ、はぁ…まだまだ…てゃー!」 許楮「…呂姫ちゃん…もうやめようよ…斧を壊した事は謝るよ…」 呂姫「…はっ、はっ、はっ…て、てゃー…」 許楮「…呂姫ちゃん…」 許楮に挑みながら泣き始める呂姫 呂姫「…て、てゃ…グスッ…グスッ…うぅ…うああああ~…許楮の馬鹿ー!…なんで、なんでちゃんと戦ってくれないのよ~!…あ、あんたが本気だしたら私なんて一発でしょう~わあああ~」 許楮「…だって…呂姫ちゃんが好きだから…」 呂姫「!…あんたが好きなのは呂厳だった私でしょ…私は本当は呂布の娘で貴方達の敵で…」 許楮「そんな事関係ない…呂厳も呂姫も一緒だよ…。」 呂姫「!、………。ぅぅ…。」 呂姫、たまらずその場から走り去る 許楮「あ!…呂姫ちゃん!」 名主「許楮様!追いかけるのです!」 許楮「!、おお!呂姫ちゃ~ん…。」 この後色々ありまして… (呂姫と許楮の話ばかりでもあれなんで…) 呂姫と許楮は結ばれるのです 2人は許昌へと帰り、呂姫は呂厳として、許楮と仲良く暮すのだった

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