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呂姫、毎日許楮の看病する 食事の仕度、傷の手当、話し相手など色々 そうしているうちに、2人は心が少しずつ通いはじめた 許楮「…この肉じゃがもうまいな~、さすが呂厳ちゃんだ。」 呂姫「…あ、ありがと…ほ、ほら、まだたくさんあるからいっぱい食べて早く良くなりなさい…。」 許楮「あ~、呂厳ちゃんが俺の嫁さんになってくれればいいな~。」 呂姫「…な、何を言うのよ…。…。…そ、曹操様がお嫁さんをくださるんでしょ?」 許楮「うん。ここいらにくればいるって言ってたんだけど…早く良くなって殿に聞こう。」 呂姫「…。」 1週間後 許楮、傷が癒え久しぶりに起き上がり散歩する 許楮「やっと起きれた~。早く怪我を治して殿の警護しなけりゃな~…ん?なんだ、あれ?」 許楮、何かを見つける 許楮「ん?斧か~。随分重いな。久しぶりに素振りでもしてみるか~。ふんっ、ふんっ…」 そこへ呂姫がくる 呂姫「…許楮はどこかな?…今日はカレーでも作ってあげようかしら…。…!、あの斧を軽々と素振りしているわ。…強いと聞いていたけどあれ程なんて…お父様にも負けないかも…」 許楮「どれ、この樹でも斬ってみようかな?…せ~の!」 『ガン!ガン!ガン!』 樹に斧を入れる許楮 『ガン!ガン!』 許楮「もう少しだ。そ~れっ…うおぁ」 『ぶわぁぁん…ぐわぁらがぁきぃぃぃ~ん!』 『バラララ…』 最後の一撃を入れようとした許楮、バランスを崩し転倒 振り下ろした斧は固い岩に当たる そして斧は脆くも崩れ去る 許楮「アテテテ…久しぶりだからバランスを崩した~。…あ!呂厳ちゃん!」 許楮、様子を見ていた呂姫に気付く 良くみると呂姫は半ベソをかいていた 呂姫「…お父様の…斧…たった一つの…つながり…」 許楮「…?、どうしたの、呂厳ちゃん?…ああ、これ?壊れちゃった、ははは…。」 呂姫「(許楮を睨みつつ)………。」 許楮「?、どうしたの?怖い顔して…今日は何を作ってくれるのかな?」 呂姫「………許楮の馬鹿!」 走り去る呂姫 許楮「?、どうしたんだろう…?」 その後1週間、呂姫の姿を見る事は無かった

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