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一つ目の城を破った劉備軍 次の城へ到着 劉備「先生、ここは誰が守将でしょうか?」 ホウ統「ここは厳顔と孟達が守っている様です。厳顔は、劉焉の代からの将で手強いかもしれませんね。」 城内 厳顔「孟達よ、劉備軍が来たぞ!」 孟達「なかなか精悍な奴等ですね…。あっ!張翼と雷同がいます。 (あいつら降伏したのか…それじゃあ…)」 厳顔「なにぃ!…あ奴等降伏したのか!恥晒しが…!わしが行ってあ奴等共々劉備を斬ってくれん!」 孟達「私も行きます。」 厳顔、孟達、城門を開け出る 厳顔「わしはこの城の守将厳顔じゃ!まずは劉備殿に聞きたい事がある!お出で願えるか!」 劉備、前に出る 劉備「私に聞きたい事とはなんでしょうか?」 厳顔「そもそも、我が殿劉ショウと貴殿は同族。何故、この蜀の地を侵略いたす?」 劉備「確かに…、親族である劉ショウを攻めるのは心苦しい。しかし、劉ショウは蜀の民の事など省みず、遊興に更けていると聞く。地を治める者が無能では民が可哀想ではありませぬか?」 厳顔「それは貴殿が益州を攻める事を正当化する為の只の詭弁ではないか!…話は終わりだ、劉備殿、全力でわしはここを守る!劉備よ、わしと勝負せい!」 厳顔、今にも劉備に突撃しようとする そこへ駆け付ける者がいた 黄忠「お前に殿は打たせん!」 黄忠と厳顔、激突 厳顔「うぬー!お前が黄忠だな!」 黄忠「そうだ!老いてますます盛んなわしの槍捌きを受けよ!うりゃー!」 厳顔「老いてますます盛んなのはお前だけではないわ!とりゃー!」 『カン!ガン!ガキン!…』 二人の剣檄が響き渡る お互い100ターンずつ打ち合いをしても決着はつかない 劉備「ほお~!すげぇ!どっちも爺さんとは思えない戦いだな!」 更に100ターンずつ打ち合いをしても決着はつかない 厳顔「さすが黄忠…」 黄忠「益州に厳顔ありと言われただけの事はあるな!」 劉備「…長えな。」 『キン!キン!』 更に100ターン、まだ勝負が着かない 厳顔「なかなかやるわい!」 黄忠「お主こそな!」 打ち合いながら黄忠、ふと周りを見渡す 黄忠「…!、厳顔殿、ちょっと待て!周りを見て見よ!」 厳顔「…ん?ああ…!」 二人が周りを見ると誰も二人の戦いを見て無かった 劉備「…だっはっは!そうか!そんなに青くなってたか!」 ホウ統「…はっはっはっ、はい、あの時の孔明ときたら…」 張飛「…月姫…くっつき過ぎじゃねーか?」 月姫「…いいじゃん♪」 張翼「兄貴、ラブラブっすねー!」 廖化「…ですから城の北の市場がナンパするには良いんですよ!」 趙雲「…なるほど!…どうですか?雷同殿も一緒に…」 雷同「良いですな~…。孟達も行くか?」 孟達「喜んで!」 いつの間にか降伏していた孟達 厳顔「も、孟達…。」 劉備「…おっ、爺さん達決着ついたのか?」 黄忠「…い、いえ、まだ、で、ごさいますが…。」 劉備「そっかー頑張れ~…」 黄忠「(な、適当な…) …厳顔殿、少し休憩せぬか?」 厳顔「…そうじゃな。」 黄忠、懐から『不屈DX』を取り出して半分飲み、残りを厳顔に渡す 厳顔「?、これは?」 黄忠「飲むと良い、体力が回復する。」 厳顔「…(飲む)これは!…何故わしに?お主だけ飲んで戦えばお主の勝ちだろうに。」 黄忠「…そんな卑怯な事は出来んたちでな…厳顔殿、周りを見てみなされ、すでに蜀兵は戦意を失い孟達は降伏…貴殿一人が戦っても…」 厳顔「…そうじゃな。だがわしは二代に渡り仕えてきた者だ…おいそれと降伏とは…」 黄忠「そんな事は些細な事じゃ。我らは歳をとっている、だから過去はたくさんある。じゃが、大切な事は過去よりこれからではないかな?今やっと時代が我らに追いついて来たのじゃよ…。」 厳顔「…そうだな。わしも降伏しよう。…但し一つ条件が有る。…劉ショウを許してくれんか?それがわしの今までの恩返しとして…」 劉備「おっ!終わったか!…解った、厳顔さん。俺も同族をやるのは忍びないしな。」 こうして第二の城も落とした劉備

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