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荊州城 城へと戻ってきた関羽 尚香「お帰りなさい、将軍。」 関羽「あっ、姉上様。ただいま戻りました。」 尚香「…呂布は?」 関羽「残念ながら逃げられました。申し訳ない…。」 尚香「いえ、将軍、謝らないで。将軍が無事でなによりです。また来るのでしょうからその時は頑張ってくださいね。」 関羽「はっ。」 尚香「ところで孔明軍師は?将軍を助けに行ったのですが…。」 関羽「見なかったですが… (は~ん、あの雷は…そういえば勝負を賭博にしていた者がいたとか…全部軍師殿だな。…勝負を賭博し民衆から金を巻き上げ、さらに民衆に雷を落とす…なんと冷酷な恐ろしい男だ。しかしそうでなくては軍師は務まらぬのであろうな…)」 そこへ銀屏が来る 銀屏「父上!遅いよ~。」 関羽「ああ、すまぬ。」 銀屏「早く車輪の出し方教えてよ。関平兄ぃじゃ駄目なんだよ。」 関羽「関平はどうした?」 銀屏「車輪やり過ぎて倒れて、『奮檄D』を飲んで眠っちゃった。」 関羽「そうか… (倒れるとは情けない…) どのくらい回ってたんだ?」 銀屏「ん~と、父上が出てからだから…6時間くらいかな。」 関羽「!、お前は兄をそこまでこき使ったのか!ばか者! (それでは無理もない…)」 銀屏「!、…ひっ…だ、だって父上が、こ、来ないし、あ、兄ぃが、いいよ、大丈夫だよって、ゆ、言うから~、…ひっく…、は、早く、み、みんなの役に、た、立ちたかったから、け、稽古、し、しただけなの、のに~、…うぁ~ん…。」 関羽に怒られ泣きべそをかく銀屏 関羽「!、わ、解った、な、泣くな。稽古はつけてやるから、な。」 銀屏「うぅ、ひっく…ほ、本当?やったー!」 尚香「ほほほ。微笑ましいですわ。」 関羽「いや、お見苦しいところを…」 尚香「いえいえ。 …銀屏ちゃん、稽古も良いですが、女の子はお淑やかでなくてはなりませんよ。」 銀屏「は~い、尚香様。でも、劉備様が言ってましたよ。『普段は俺より尚香の方が強いんだぜ~』って…」 関羽「こら!銀屏!」 尚香「ふふ、良いんですよ、将軍。 …そうよ~、私もちょっと前まではたっくさん稽古したのよ~。呉の権兄様よりも強いんだから~。 …そうだ!最近体鈍ってるから私も関羽さんに稽古つけてもらおうかしら?」 銀屏「わ~い、一緒ににやろ~。」 関羽「あ、姉上様!。」 尚香「お手柔らかに宜しくね、関羽さん!」 関羽「…。」 その後、みっちり3時間稽古した3人であった

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