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許昌、軍議室 曹操「苦しい戦いだったが、中華の北は全て制圧した。皆の者良くやった。」 賈ク「…しかし惜しい事をしましたな、徐庶殿が戦乱の中行方不明になるとは…」 曹操「うむ、だが戦が終わった後、許昌で見たという者もおるのだ。…まあ、どちらにせよもう会う事はあるまい…。 …ところで馬超はどうした?」 程イク「どうやら関中の張魯の元へ逃げ込んだ様子…。」 曹操「張魯…五斗米道の教祖か…あの教団はいずれ一斉捜索せねばならん。昨日許昌の市場で起きた異臭騒ぎもあいつらがやったという噂だからな。」 賈ク「張魯は野心もありますからいずれ何かしらのアクションを起こすと思われます。その時に一斉に攻めれば宜しいでしょう。」 曹操「そうだな。」 そこへ呉から使者がくる 兵「呉より朝廷に使者が参っております。」 曹操「解った。」 朝廷 孫静「陛下、ご健勝でなによりであります。」 献帝「…こんなとこに来て良いのか。…曹操が来るぞ。…殺されるやもしれんぞ。」 孫静「大丈夫です。」 曹操「…何が大丈夫なのだ?」 孫静「これは丞相閣下。ご機嫌うるわしゅう。」 曹操「呉が今頃何用か?」 孫静「はっ、先ほどの大戦で我らは地を守る為とはいえ、丞相閣下に盾突いた事を御許し頂こうと来たのでございます。」 曹操「はっはっはっ…何を申すか。我は呉を許すつもりも無いわ!」 孫静「閣下の怒りはもっともです。…それであれを御詫びにお持ちしました。お納め下さい。…これ!」 孫静が声をかけると庭に象を連れた兵が入ってくる 献帝「おお!」 曹操「なんだ、こいつは!」 孫静「南蛮より連れて参りました、『象』でございます。身体は大きく頑丈ですが気は大人しい動物でごさいます。」 曹操、感激のあまり 曹操「…これは…凄い。…解った。先の大戦の事は忘れよう。だが、いずれ孫権が朝廷に来て挨拶せねばならんぞ。」 孫静「有り難うごさいます。帰って伝えます。(うまくいったな。)」 その夜 曹操「…な、なんと!食料が無いだと?…全てあの象が食べてしまったと…。 …うぬぬ、謀られた!許さんぞ~、孫権!」 呉と魏の溝が深まった

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