「汰譜王の放課後」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

汰譜王の放課後」(2006/12/12 (火) 16:36:44) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

‐外伝‐第15・5章 「汰譜王の放課後」 僕は汰譜王。 納得学園生徒会長になる(予定)男だ。 今日もいつもの様に学校が終わり、いつもの喫茶店でコーヒーを飲みながら人を待っている。 汰譜王「郭姉さん、お腹空いたしなんか作って~」 郭「はいはい、じゃあペペロンチーノでいい??」 汰譜王「よろしく~」 僕がパスタを頼むとほぼ同時に、喫茶店の扉の開くカランカランという音がした。 汰譜王「あ、相方!どうだった??ハク君は?」 ???「なんか、友達と喧嘩した事で悩んでたよ…ありゃかなり深刻だな」 僕が相方と呼ぶ彼は酔逸(すいいつ)、僕が納得学園で最も信頼する男だ。 汰譜王「そうか…やっぱり綺羅絡みか?」 酔逸「いや、その友達が一年のアマネって娘と帰ってたって話を聞いたから…」 汰譜王「アマネ…?あぁ、紅馬の忍か…」 酔逸「だな。ってか、なんでハクなんかの事気にしてるんだ?、お前の敵じゃないだろ?」 汰譜王「そうでもない、意外と彼は出来るよ。それに…どうやら、ハク君はソーマ君を味方に付けたらしくてね。」 酔逸「ソーマ……!!?もしかして、あのソーマか!?」 汰譜王「多分ね…」 カランカラン 郭「いらっしゃいませー」 続きを言いかけた所でもう一組お客が入って来た。僕は、その人に見覚えがあった、相手も僕を知っているようで、僕に話しかけてきた。 ???「おや?君は…納得学園の汰譜王君じゃないか!!」 汰譜王「光栄ですね、貴方程の大物に名前を知られているなんて…人馬学園の黄さん。」 黄「そりゃあ知ってるさ、元、納得学園五虎大将の汰譜王…かつて、ウチが納得を攻めようとした際には、君達がネックになって結局攻められなかったんだからね」 汰譜王「それはどうも」 黄「丁度良い、君に聞きたい事があったんだ」 汰譜王「ハク君の事ですか?」 表情一つ変えずに僕は淡々と言った。 黄は特に驚いた様子も無く「良くわかったね」と言ってきた。 汰譜王「どうして皆さんそんなに彼を気にするんですかね??」 少し不機嫌に質問すると、黄は少し笑って。 黄「その理由は君だって知ってるだろ?ハク君は…彼に似ている…。」 汰譜王「彼はもういませんよ…」 僕は黄を睨みながら答えた、その様子を見て相方が「落ち着けよ」と僕をなだめた。 黄「まぁ、どうあれ、周りの人間はそうみているのさ、君の最大のライバルだね。」 郭「王ちゃん、ペペロンチーノできたわよ。」 郭姉さんが僕の前に美味しそうなペペロンチーノを出してくれた。 黄「まあ、君には悪いがハクの奮闘に期待するとするよ…あ、コーヒー下さい。」 汰譜王「…納得学園を変えるのは彼じゃない…この僕だ…」 僕はそう呟くと目の前のペペロンチーノに手を付けた。 汰譜王「…相方悪い、僕、これ食べたら一度学校に戻るよ」 酔逸「…あのまま行けば自滅するだろうに…お人好しめ。」 汰譜王「彼は、きっとこの程度じゃ潰れないよ。それに、ライバルと見られてるらしいからね…紅馬なんかに手こずられると、僕まで綺羅祭壇にナメられるからね…」 酔逸「ふ~ん…まあ、良いけど♪そういう所、嫌いじゃないぜ♪♪…ところで、お前、今日の昼休みに放送室締め切って歩実ちゃんと何してたの?」 汰譜王「ヒ・ミ・ツ(笑)」 酔逸「お前なぁ…もう、停学になっちまえよ。」 黄『女癖の悪さも噂通りか…』 汰譜王「あ、郭姉さん、紙とペン下さい♪」

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: