今日はバレンタインデー、今年は澪を喜ばせようと奮発して新宿の伊勢丹に買い出しに行ってきた。
行ってきたんだが・・
「チョコって、以外と高いんだよな・・」
正直私のこずかいで買えそうなチョコが見つからなかった。
澪の誕生日にお金を使ってから一ヶ月しか経ってないからな・。
でも折角だから一番おいしそうなチョコを一粒だけ吟味して買ってきたんだけど(それでも500円だぞ!)、一粒じゃプレゼントにならないし、、。澪の分は別に買おうと思ってたんだけど・・
行ってきたんだが・・
「チョコって、以外と高いんだよな・・」
正直私のこずかいで買えそうなチョコが見つからなかった。
澪の誕生日にお金を使ってから一ヶ月しか経ってないからな・。
でも折角だから一番おいしそうなチョコを一粒だけ吟味して買ってきたんだけど(それでも500円だぞ!)、一粒じゃプレゼントにならないし、、。澪の分は別に買おうと思ってたんだけど・・
「なんで忘れてんだ!私!」
澪「いつも悪いな、食べるの手伝ってもらって」
律「いやいや、こんな誘いは毎年大歓迎だぜ!まあ澪にもらったチョコを真っ先に食べた後の腹持ちによるけどなー。あーうまかった!」
澪「ふふ、喜んでもらえてなによりだよ」
律「ところで澪、私からのチョコなんだけど・・」
澪「わかってるよ、どうせお金なくて買えなかったんだろ?ホワイトデーに倍にして返してもらうからな」
律「ごめんな・・。それにしても、今年は何個貰ったんだ?」
澪「んー20個くらいかな。律は?」
律「澪と一緒にクラスの子から貰ったやつだけだよ。これがアキヨので、これがいちごのだな。あとこれは・・・なんでもない」
澪「なに?なんで隠したの?」
律「いや、誰から貰ったのかわすれたっていうかーははははー」
澪「小さいけど、綺麗な包装だな・・」ヒョイ
律「こ、こら!それは!」
澪「・・本命・・」
律「違うって」
澪「ふーん・・・」
律「いや、違うよ?」
澪「朝、チョコくれた一年の子が、良かったらつきあって下さいって」
律「!で、なんて返事したんだよ!」
澪「べつに・・」
律「みおーー私のチョコはそんなんじゃないって・」
澪「つきあっちゃおうかな」
律「おま!冗談にもほどがあるぞ!」
澪「だって・・・」
律「ごめんって澪」ギュ
澪「やだ」ドン
律「な、なんだよ!謝ってるのに!」
澪「律のバカ・・」
律「あーーもう!」
澪「・・私のチョコを忘れた上、一粒しか買ってないチョコを独り占めして食べようとしてたって事?」
律「いや、ショボいから澪に渡すか悩んでたっていうか。
でもまあ、語弊はあるがその通りだ!」
でもまあ、語弊はあるがその通りだ!」
澪「バカ律」
律「バカですよ!バカですとも!ところで告白の返事はどうなったんだよ!」
澪「バツとして律の大切なチョコを半分こにしてもらうからな」カプッ「ん」
律「半分こって//その食べ方でか//」
律「澪の味がした・・」
澪「バカ//」
律「ところで告白されてどうなったか聞いてないぞ!」
澪「ヒミツ」
律「くうーーー!」
澪「来年は律のチョコだけ貰う事にしようかな?」
律「//よし!来年は楽しみにしてろよ!」
おわり
澪「そういえば、律が買ってきたチョコ。ムギが持ってきてくれたチョコと同じだったな」
律「マジかよ!!!」