けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

シンリャク者

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mioritsu

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日本列島、梅雨真っ只中!!!

‥沖縄は早々に梅雨明けしたし、北海道は梅雨無いけど。

まぁ、私と澪はジメジメする中、部屋で扇風機の前で涼を取っていた。
パジャマ姿だったが、何を着てても変わらない。そんな暑さだった。
テレビからは、CSの音楽チャンネルの洋楽特集。
初期のレッチリが程良く気怠さを演出してくれていた。

『あ~~~』
「小学生か‥」
私のお決まりの「扇風機の前で宇宙人」をやると、澪は溜め息をついた。
『あ~~~』
「律、レッチリさ」
『あ~~~』
「今年中に新譜出すけどさ。やっぱジョンがギター弾いてないレッチリってなんか‥不安っていうか」
『あ~~~』
「やっぱりさ、レッチリの全盛期ってアンソニーが電球付けてステージングしてた頃だと思うんだけど」
『あ~~~』
私は意地で宇宙人を続けた。
「ねぇ、律」
『あ~~~』
「キスしていい?」
『あ~~‥あっ!?』
私は思わず素に戻った。
「ちょっとは頑張れよ‥」
澪は呆れた。
私は澪の策にまんまとハマった訳だ。
『…あ~~』
仕方ないので、意地を張り直した。
「‥」
澪は私をガン見しながら、黙り始めた。
『あ~~~』
「…」
『あ~~~』
「…」
『あ~~‥』
「…」
こういう展開になると、大概澪に軍配が上がってしまう。
『あ~‥ワレワレ、ハ』
「…」
『ウチュウ、ジン、ダ』
「…」
『コノ、ホシ、ヲ』
「…」
『シンリャ、ク。シニ、キタ』
「なんだってぇ!?」
『ぅええぇ!?』
私の宇宙人に対し、澪は「とんでもない!!」と言わんばかりに驚いた。
私も唐突な澪のテンションに驚いた。
「ソレはいけない!!」

がばっ!!

「うわっ!!」
澪は、私を押し倒した。
「なんだよ!」
「いや、シカトしっぱななしのそっちがなんだ、だし」
澪は私の両肩を掴みながら冷静に突っ込んだ。
「んー‥」
私は言い返せなかった。
「宇宙人が侵略しにきたなら」
澪は私のカチューシャを外し
「退治‥しなきゃな」
頬を、優しく撫でてきた。
私はここ最近、この「優しく攻める」澪にヤラれっぱなしだった。
私の分が悪いとは言え、今夜も攻め込まれるのは癪に触る。
「んー‥」
私は、腕をそっと澪の腋に伸ばし
「オロカナリ、チキュウジンメ」


逆襲に転じた。
「ふぅぁっ‥!!」
澪は予想通り肘を身体に着けて拒否した。
「フハハハハ!」
私はここぞとばかりに澪を抱き締め、横転した。
「‥‥くっ!!」
澪は私に上に乗られ、自らの不意を悔やんだ。
「オーローカーナーリー」
私は宇宙人の口調で澪の両手首を掴んだ。
「…っ!」
澪は、下唇を噛んで宇宙人を睨んだ。
エラく、私を興奮させた。
「オマエハ、モウ、ウゴケナイー」
私は澪の手首を離した。
澪は私のノリに従い、身動きを取らなかった。
この辺の変な潔さがまた、興奮させるんだよな…。
悔しそうな澪は、静かに口を開いた。
「‥つがいい…」
「‥ん?」
「‥りつがいい‥」
「‥なんだ?」
「‥シンリャクされるなら、律がいい…」
どうやら宇宙人口調がお気に召さなかったらしい。
要求しながらも、身動き取らないトコロが、また澪の可愛いトコロで。
「‥わかった、よ」
私は頷きつつ、前髮を摘んだ。
「じゃ、そのまま。動くなよ?」
私の忠告に澪はちょっとだけ、頷いた。
悪戯してやろう、と思った。

先ずは、澪の黒髪から覗く耳を、前髮でくすぐった。
「ひゃっ‥ぁっ‥」
必死に堪える澪。こっちがゾクゾクする。
そのまま、首筋に前髮を滑らせる。たまに、息を吹き掛けた。
必死に堪える澪。

鎖骨まで進んだ辺りで。ドコまで行けるかな…と思ったけど。
コッチが無理だった。

澪を、欲しくなった。

「……みーおー」
私は澪の顔を見下ろす高さまで戻り
「‥?」
我慢に我慢を重ねて、涙目になった澪を見てニヤリ、と笑った。
「…シンリャク、したいな‥」
少し開いた唇を、前髮で撫でた。
澪は反射的に前髮を舐めようと、舌を出した。
私は、すぐ前髮を摘む指を放した。
前髮が、澪の頬をランダムに撫でた。

「ふぁっ‥?」
半開いた、澪の唇。

「…シンリャク、しちゃうよ?」
地球人さん。と、私は澪の黒髪に右手を当てた。
澪は、大層物欲しそうな目で見つめてきて

「優しく‥」
やっと、手を動かし

「シンリャク、してほしいな…」
私のパジャマに手を入れてきた。

「じゃ‥」
私は、澪の唇をシンリャクしながら

「優しく、乱暴に。しようかな…」
左手で澪の膨らみを、思いっ切り鷲掴んだ。

「……っ!!」
澪は思いっ切り身体を震わせ、
シンリャクされた唇の隙間から、吐息を漏らした。


私は、その隙間をまた。シンリャクした。


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