けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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mioritsu

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もう8時半か。

いつものように私の部屋で律と二人でくつろいでいてふと
時計を見たらもうこんな時間。
今日は父の日だし、今日くらいは律を早く帰らせないと律
のパパに悪いかな。

「律、8時半だしそろそろ帰ったらどうだ?」
私は断腸の思いで律にそう告げる。でも律はそんな私の気
づかいに気づく様子もなく
「んー、まだいいじゃん」
雑誌から目を離す気配もない。
「今日は父の日なんだから早く帰って親孝行してあげなよ」
なおも私はいうが
「今日くるまえにプレゼント渡してきたから」
「でもせっかくの父…」
「んーちちの日か~」
律がようやくこっちをむいたけど…
この表情はろくでもないことを思いついた時の表情だ…
「今日は乳の日だからみおっぱいをもむぜ~」
はあ…またバカなことを…
「乳なら律にだってあるだろ」
手をわきわきさせながら近寄ってきた律の胸にふれてやる。
「ななななああああ//////////」
あわてふためく律にさらに追い討ちをかける。かわいいやつ。
「んー、乳の日っていえるほどないなあ」
「うっうっさい!!」
「ほら、早く帰ってパパに」
「パパ?」
「おっお父さん!!」
「みおとーさーん!」
律がいきなり抱きついてくる。は?こいつ何いって…
「みおとーさん、いつものお礼におっぱいもんであげる!」
「いい加減にしろ!!」
私は律の頭にゲンコツを落とす。
「ふぎゃっ!!何すんだよー」
「なんでお礼に胸もむんだよ!普通は肩とかだろ」
「じゃー肩もんであげる」
律は素早く私の背後にまわると私の肩をもみはじめた。
「ほー、みおとーさんこってますなー」
あ、これけっこう気持ちいい。
「胸に大きなおもり二つもつけてるからだな」
台無しだ…
「お前はいい加減に胸の話題から離れろ」
「へいへい」
しばらく黙って私の肩をもみつづける律。けっこううまいな。


「ねーみおとーさん」
「何?」
「あの、その」
「なんだよ」
「あのな…その…澪」
「みおとーさんじゃなかったのか?」
「いつもありがとね」
「えっ?」
「なんつーか、いつも勉強教えてもらったり、わがままにつき
 あってもらったりさ」
「律…」
「わっ!バカ!今こっちみんな!!」
律の方を振り向こうとした私に後ろから抱き付いてくる律。
これじゃあ律の方を振り向けない。
けど、私の頬に触れる律の頬はすごく熱い。
「律に素直にありがとうなんていわれるとなんか調子狂うな」
「うっさいばかみお」
私を抱き締める力を強めた律の手にそっと私の手をそえる。
真っ赤になった律のかわいい顔を見たいと思ったけどそれは
我慢しよう。

ごめんなさい。律のパパ。やっぱり今日も律を早く帰らせて
あげるなんてできそうもないです。
いつか律と二人で親孝行するので今は許して下さいお義父さん
…なんて//////////

「何一人で赤くなってんだ?」
「うっうるさいバカ律!」
「うわ!ひっでー」
「…ねえりつ?」
「ん?」
「やっぱり、早く帰ったりしないでもうちょっとこうしてよ?」
「ん!りょーかい」

それからは二人言葉もなく、私は律に包まれていた。
こうして私と律のちょっと親不孝な父の日の夜は静かにふけ

もにゅ

「………」
「てへっ♪」
「こんのバカ律~~~~~~~!!!!!」
ガツン!!
「あぎゃ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!」


おわり。ごめんなさい。


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