けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

成長

最終更新:

mioritsu

- view
だれでも歓迎! 編集

「‥ごほうび、あげよっか?」

私があげた、ごほうび。
精一杯の、おねだり。
あげよっか?なんて言いながら、ホントは欲しい。
律も、無邪気に「レポート一人で出来た!!」なんて報告しに来るし。

普通、わざわざ報告しに。

合鍵開けて。
来ないよね?



私は。律の腕を引いて、腕の中に収めていた。
「み、みお‥」
律は、狼狽えていた、
「なんだよ‥」
私は、律の両腕の自由を奪った。
ごほうび、あげようとしたんだけど‥

「ひとりで、出来たんだ?」
自分で言うのもなんだけど。
なんか、意地悪してるみたい。

「当たり前だろ‥」
自由が効かない律。

「そっか‥」
私は、少し寂しくなって。

「大人に、なったんだね?律も」
律に、微笑んでみた。

「…」
律は、無言でそっぽを向いた。
私は、律の顎を向き直させた。

「…なんだよ」
律は、悪ガキっぽい顔で睨んできた。
可愛い。

ちゅっ

キスしてみた。
キスされた律は、そのまま唇を離さなかった。
乱暴に私の顔を掴んで。
唇を、何度も重ねて。
腕を背中に回して。

私を、我物にして。

私の口の周りは、私と律の唾液でぐっちゃぐちゃだった。

「‥りつ?」
私が声を掛けると。律は、はっ、と正気に戻ったらしい。

「大人に、なったんだね」
私は、律に向かって微笑んだ。

「…」
律は、茶色い瞳を鋭くした。
ムキになった律。
すんごく可愛い。

「律…」
私は、律の耳を撫でながら

「もっと、ちょうだい?」
にっこり。と、微笑んだ。



律は、乱暴に。

私の唇をまた、奪った。


名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー