けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

ツインテール

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mioritsu

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「みおー」
「ん?」
きゅっ きゅっ
「はい、梓のできあがりー!」
ゴチーン☆
「…」
「ごめんなさい…」
私と澪は、秋の夜長にじゃれ合って………正しくは、私が澪をからかっていた。



「もー。何回もやってんだからさぁ。何も殴らなくてもいいだろー?」
「律だって!私の髪ツインテールにして梓ー、とか言って遊ぶの何回目だ!?」
「んー……69回目?」
「…そういう問題じゃなくて」
「だって、澪の髪綺麗でサラサラしてるし」
「だからって人の髪で遊ぶな」
「触ってて気持ち良いし」
「だからって、さ。遊ぶなって」
私は怒る澪の髪を後ろから撫でた。
「ほらっそうやってすぐ梓のマネーって」
澪のセリフに…私のイタズラ心が反応した。
「まさか…澪、嫉妬してる?」
「は?」
「……梓に、嫉妬してる?」
私はサラサラの黒髪を撫でながら聞いてみた。
「…な、なんでだよっ…」
頭を振って否定する澪。私は確信した。
「だって、澪、梓梓って怒るし」
「それは律がそうやってからかうからだろ!?」
私の手を払って睨んでくる澪。反論は正論でも、体は……もとい、顔は正直だ。
澪の顔は、思いっきし紅潮していた。
少し、涙目かな?
「…澪―?」
「…何?」
「私が好きなのはね…澪だけだよ?」
私は、澪を抱き寄せて頭を撫でた。
「………」
澪は、私の腕の中で悔しそうな顔をしているみたい。
「…」
澪は、私の腕の中で私のシャツをぎゅっと掴んでいた。
悔しさ半分、嬉しさ半分、てヤツかな?
「…澪は、ロングでも、ツインテールでも、ポニーテールでも。澪は澪」
澪は顔を私の胸に埋めてきた。
「梓は梓。私は、澪が好き」
「…」
私は、綺麗な黒髪を撫でた。
「…バカ律」
澪は、憎まれ口…?を、叩いて更に頭を私の胸に埋めた。

「…すき」
私が黒髪に言うと

「…すき」
黒髪から、答えが返ってきた。



黒髪は、いつの間にか私の腕の中で眠っていた。

私が黒髪の後ろ髪を撫でると、寝言が聞こえてきた。


「…りつのうで…あったかい……」


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