けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編204

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匿名ユーザー

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「澪はヤンデレの素質がありそうだな」
雑誌を読んでいた律が唐突に顔をあげたかと思うとそんなことを
言い出した。またこいつはわけのわからないことを…
「そもそもやんでれって何だよ?」
「ん~?これみてみ?」
律が読んでいた雑誌を私の方にみせる。
何々…「相手のことを病的に愛する恋人や好意が強すぎて次第に
病んだ精神状態、行動にでる恋人…お前これ失礼だろ!」ガツン!
「きゃん!ほら、そうやってすぐ暴力に訴えちゃうところ」
「え?」
「私が自分の思い通りにならないと殴るとか病んでるよな」
それは違うと思うんだが…
「なんだかんだいって私のことしか殴らないし」
「う…」
そういえば確かに…
「受験勉強の時、私と離れ離れになるのイヤだって泣いてたよな」
「あっあれはみんなとって意味だ。」
「じゃあ私だけなら離れてもよかったの?」
「え?いやそのあのえっと…」
うう、その目は反則だよ動揺しちゃうじゃないかばか。
「やっぱ澪はヤンデレの素質あるよ絶対」
「そんなことない」
「そういや私に彼氏ができたと勘違いした時も…」
その時のことは思い出したくない。
「男は野獣だ~とかいって引き裂こうとしてたらしいな」
「知らない…」
「しかもその後、私の後をつけたりしたし。」
「……」
「ストーカー?」
「……………」
「やっぱ澪はヤン」
「もういいよ!」
なんだよなんだよ人のこと病んでるとかって。律のことが好きす
ぎるんだからしょうがないじゃないか。
好きな人と離れたくないとか好きな人が他の人を好きになったら
イヤだと思うのがおかしいことなのか?
りつのばか
「え?澪?」
「今日はもう帰る!私は病んでなんかないからな!」
「えっ待てよ澪!ごめん!冗談だってば」
律が慌てて私を引き止める。でもしらないんだからな。
「みおーまってよみおーみおー」
私の袖を必死に掴む律。そんな甘えた態度取ったって騙される私じゃ
「なんだよしょうがないやつだな」
「ごめんっ。私は澪なら病んでてもなんでも何されてもいいだぞ!?」
こいつ焦っておかしいことになってるぞ。自分で何いってるかわかって
るのか?
「で、なんでいきなりこんなこといい始めたんだ?」
「いや、ちょっと澪をからかってやろうかと」
ガツン
「ううう、愛が痛いぜ澪しゃん」
「お前が悪いんだろ」
なんだかんだでいつもの私達。でもちょっと私の気がすまない。
「律、さっき私なら病んでてもいいっていったよな?」
「え?」
ちょっと仕返ししてやろう。私は律の読んでいた雑誌を手に取る。
「なになに…恋人を部屋に閉じ込めて外に出さない…」
「澪しゃん…?」
「部屋に閉じ込めるか…どうやるんだろ…首輪とかつけて繋ぐのかな」
「みっ澪しゃん!?」
「律、ちょっとペットショップ行こうか」
「ぜっ絶対イヤ!!」
なんか律が焦ってる。冗談に決まってるだろ。私を一体何だと…でも、
なんか焦って後ずさりする律かわいい。もうちょっと…
「私になら何されてもいいんだろ?」
そっと律に近づきほっぺをなでてやる。
「え?あ、そうだけどぉ」
怯えるような何かを期待するような律。なんか楽しくなってきた。
「みおってやっぱりヤンんぅっ」
「んっ…さぁどうだろうな」
止まれそうにない。まあ止まるつもりなんてないんだけど…
病んでるとかはよくわかんないけど律が好きで絶対離したくない
ってのは本音だよ。でもそれはお前も同じだろ律?




「澪ってやっぱりヤンデレだったんだな」
「そんなわけないだろ!」
「だって…首輪とかいってる澪は本気にしか…ぽっ」
「いい加減にしろ!!」
ガツン!!
「あんぎゃ~~~~~~~~!!」

END


  • りっちゃんポッってww -- 名無しさん (2011-12-05 20:50:49)
  • ポッwwお互いほんとに好きなんだなぁw -- 名無しさん (2012-01-21 17:35:53)
  • ぽっ… -- 名無しさん (2012-04-19 19:05:59)
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