けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

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mioritsu

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だれでも歓迎! 編集

今日は大好きなあいつの誕生日!
というわけで、ちょっとしたプレゼントをもってそいつんちに突入したわけだ

「みーおー!」
「ん。どうした?」

どうした?って!まさか忘れてるわけじゃあるまいなー

「これだよ、これこれ!」

これ見よがしに綺麗に包装された箱を見せてやると

「え?なんだそれ」

なんてごまかそうとしちゃってる
けど、顔が真っ赤で口調も覚束なくなって・・・
照れてるのがバレバレなんだなこれ。わかりやすい子でちゅね

そんなこんなで澪の部屋にお邪魔して
プレゼントを見せてやることにした。

「ほい!じゃあ開けていいぞ」
「うん。その前にお茶入れてくるな」
「何いってんだ!今日は澪の誕生日だぞー!私が入れてくる!」
「そうか?」

澪の家で私がお茶入れるってのもなんか変だけどな。
二人分お茶を用意したらまた澪の部屋に戻り、プレゼント発表のコーナーに戻る

「そいじゃーこのプレゼントをー」
「ちょっと待て・・・律」
「なんだ?」
「んと・・・こっちおいで。」

言われたとおり澪に近づくと、あろうことか私を抱きかかえ膝の上に置きやがった!
私は子供か!

「おいー!なんだー、なにすんだよー!」
「えっとね・・・今日はなんか、律がほしい気分。」

な、なにを言い出すか!自分じゃわからないけど
顔が真っ赤になるような感覚に襲われる

「困るってそんな・・・プレゼント用意したのに」
「ごめんごめん、それじゃ開けて?」
「え?」
「お前を抱きかかえてるから両手ふさがってるの。だから開けて?」

なんだろうこれ・・・澪にあげるプレゼントを、澪の膝の上で私が開けるって
私がもらっちゃったみたいでいささか恥ずかしい。
仕方ないのでそのまま箱の中身
澪の最近はまってるアーティストのアルバム、ピック3枚、んでもって安物だけどペアリングを渡してやった

「結構気の利いたプレゼントだなぁ」
「その鼻にかかる言い方、すなおじゃないねぇ」
「なんだよ?すっごく嬉しいぞ!」

そういって私を抱きしめる手を強めた。
なんというか・・・今日の澪おかしいというか・・・誕生日で舞い上がってるのか?
機嫌良すぎる感じがする

「そうだ、パパが買ってきたケーキ、律も一緒に食べよ!」
「え、いいのかー」
「うん!結構あって三人じゃ食べきれないから!あ、それじゃ・・・」

「このペアリングも付けて・・・律も付けてるか?」
「お、おう!ほれ!」
「おー!これでおそろいだな!じゃ、早く下いこ!」

そういって私の手を引き部屋を後にする・・・
やっぱりおかしいけど、たまにはこういう澪を見てるのも楽しいかな。
彼女が一つ大人になっても、その子供のような笑顔をいつまでも見ていられる
私はきっと幸せ者なんだろーな


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澪ママ「パパ?このケーキちょっとお酒入ってない?」
澪パパ「そういえば確かに・・・弱い人は酔っ払っちゃうかもしれないな。」
澪ママ「澪ちゃん大丈夫かしら」
澪パパ「はは、酔っ払ったってりっちゃんがいるじゃないか。」
澪ママ「それもそうね。うふふ」

おわり


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