紬「まずは皆様、新年明けましておめでとうございます」
紬「旧年中は律澪律を存分に愛でていただいたようで、同志である私も大変喜ばしく思っております。今年も何卒…」
紬「」コホン
紬「…さて、挨拶も程々に。実は今回皆様にお集まりいただいたのは他でもありません」
紬「」バンッ
――ゴクリ
紬「律澪律の年末年始の様子を、私琴吹紬がお伝えするためなのです!」
――ワー!
――ドウシバンザァ-イ!!
――ドウシバンザァ-イ!!
紬「ふふ、少しお静かに。ではまず年末から…」
――ザワ ザワ
律『みーおー、今年も終わりだなー』
澪『そうだな…』
律『どうだった?今年は』
澪『あー、一言で言うと楽しかった、かな。やっぱり音楽やっててよかったよ。前の大晦日にも言ったと思うけど…律、私をこの道に連れてきてくれて本当にありがとな』
律『…ああ、前は恥ずかしくてはぐらかしちゃったけど澪、澪もありがとな』
澪『な、なんだよ急に』
律『いや、ほんと言うとさ、ちょっと後悔してたんだよ。音楽始める時も軽音部作る時も、なんか私一人だけ盛り上がって澪を巻き込んじゃったような形だったから…。だからもし澪が本当は別にやりたいこととかあったら…とかさ』
澪『馬鹿だな…馬鹿律』ギュッ
律『へ?ちょっと…』
澪『私は律と一緒が一番いいんだ。確かに軽音部つくる前は文芸部に入ろう、なんて思ってたけどそこで一番やりたかったことは軽音分できっちりやれてるしな。音楽を始めたのだって、仮にあそこで私が音楽をやらなかったとしても他にすることなんてないままだったと思う』
律『…そっか』
澪『それに…』
律『?』
澪『そうしてなかったら今頃こうして律と二人っきりになれなかったかもしれないしな』
律『なっ…』カァァ
澪『恥ずかしがり屋さん♪』ハムハム
律『み、耳を噛むなぁー!』
澪『そうだな…』
律『どうだった?今年は』
澪『あー、一言で言うと楽しかった、かな。やっぱり音楽やっててよかったよ。前の大晦日にも言ったと思うけど…律、私をこの道に連れてきてくれて本当にありがとな』
律『…ああ、前は恥ずかしくてはぐらかしちゃったけど澪、澪もありがとな』
澪『な、なんだよ急に』
律『いや、ほんと言うとさ、ちょっと後悔してたんだよ。音楽始める時も軽音部作る時も、なんか私一人だけ盛り上がって澪を巻き込んじゃったような形だったから…。だからもし澪が本当は別にやりたいこととかあったら…とかさ』
澪『馬鹿だな…馬鹿律』ギュッ
律『へ?ちょっと…』
澪『私は律と一緒が一番いいんだ。確かに軽音部つくる前は文芸部に入ろう、なんて思ってたけどそこで一番やりたかったことは軽音分できっちりやれてるしな。音楽を始めたのだって、仮にあそこで私が音楽をやらなかったとしても他にすることなんてないままだったと思う』
律『…そっか』
澪『それに…』
律『?』
澪『そうしてなかったら今頃こうして律と二人っきりになれなかったかもしれないしな』
律『なっ…』カァァ
澪『恥ずかしがり屋さん♪』ハムハム
律『み、耳を噛むなぁー!』
――オゥフ、エクセレンッ
――キマシタワー
――フヌァァルァァァァ
――キマシタワー
――フヌァァルァァァァ
紬「この先は諸々の事情につきカットしました…」
――ワカッテル、オレニハミエルゾ!
――オイ、ソノハナシクワシク
――オイ、ソノハナシクワシク
紬「」コホン
――ス、スミマセン
紬「…いい話でしたね。結局いちゃいちゃしちゃうのはまぁ仕方ないでしょう。特筆すべき点と言えばりっちゃんからは顔が見えない所で実は澪ちゃんも顔を真っ赤にして照れている…と。素晴らしいと思います」
紬「さて、あまり時間はありませんので次の話題に進みましょう」
紬「あ、ちなみに年越しの瞬間もやはり二人きりで過ごしていたとのことです…」
――サスガドウシ!
――カユイトコロニテガトドク!
――カユイトコロニテガトドク!
紬「ふふ…。では今年の初詣の様子をお伝えします」
澪『律、振り袖似合ってるじゃないか』ニヤニヤ
律『うぅ…おかしーし…』
澪『おかしくないぞ、かわいいかわいい』ニヤニヤ
律『くぅ…笑うなぁ!どうせ私はこんなの似合わないよ!女らしくなくて悪かったな!』
澪『あ、り、律』
律『くそっ…こんなのもう脱いで』
澪『だめだ律!』ガシッ
律『離せ!』ドンッ
澪『わ…』
律『あ…。ご、ごめん澪…』
澪『いや…気にするな。それより律、せっかく似合ってるのに台なしにしちゃだめだよ』
律『お世辞はいいって…』
澪『お世辞じゃない!本当に似合ってて…その、かわいいと思うぞ』
律『は、恥ずかしいこと言うなよ…。それならさっき笑ってたのはなんで…』
澪『笑ってはいないだろ』
律『嘘だ。にやけてた』
澪『う…あれは…』
律『ほら、やっぱり私には似合ってな』
澪『こんなにかわいい律が私だけのだって思うとついつい…えへへ』テレテレ
律『ぅ…ぁ…』
澪『…ん?律?』
律『み…澪の方がかわいいんだからなー!』ダダダッ
澪『あ、律!もどってこいりつぅー!』
律『うぅ…おかしーし…』
澪『おかしくないぞ、かわいいかわいい』ニヤニヤ
律『くぅ…笑うなぁ!どうせ私はこんなの似合わないよ!女らしくなくて悪かったな!』
澪『あ、り、律』
律『くそっ…こんなのもう脱いで』
澪『だめだ律!』ガシッ
律『離せ!』ドンッ
澪『わ…』
律『あ…。ご、ごめん澪…』
澪『いや…気にするな。それより律、せっかく似合ってるのに台なしにしちゃだめだよ』
律『お世辞はいいって…』
澪『お世辞じゃない!本当に似合ってて…その、かわいいと思うぞ』
律『は、恥ずかしいこと言うなよ…。それならさっき笑ってたのはなんで…』
澪『笑ってはいないだろ』
律『嘘だ。にやけてた』
澪『う…あれは…』
律『ほら、やっぱり私には似合ってな』
澪『こんなにかわいい律が私だけのだって思うとついつい…えへへ』テレテレ
律『ぅ…ぁ…』
澪『…ん?律?』
律『み…澪の方がかわいいんだからなー!』ダダダッ
澪『あ、律!もどってこいりつぅー!』
紬「…新年早々やってくれますね。ちなみに振り袖の着付けはお互いがお互いのを…といった感じでした」
紬「本当はこの後の様子もお伝えしたいところなんですけどこれも諸々の事情により…」
――oh...
紬「すみません、もう時間もないですしね」
紬「では短いながらこの辺で。映像の提供は琴吹紬でしたー」
――アリガトウドウシ!
――ドウシバンザ-イ!
――ハヤクケッコンシロー!
――ドウシバンザ-イ!
――ハヤクケッコンシロー!
紬「うふふ。今年もいい律澪律を。それでは」
新春同志の会・おわり