けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編190

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匿名ユーザー

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唯達に私と律が仲良くなるきっかけとなった出来事を話した日。
部活が終わったあといつものように私と律は私の部屋へとやってきた。
すると律はなぜだか今日は座らずに壁によりかかっている。鞄くらい置けばいいのに。
どうしたんだろうと思っていると律が口を開いた。

「でも澪ってばあんないいかたすることないよなー」
なんて言い出した。
「あんないいかたってなんのことだ?」
「やっぱり私に助けてもらうんじゃなかったとかさ」
なんだその話か。ほんとは私の本心なんかわかってるクセに。それでもそんなこと
いってくる律がかわいくてちょっといじめてやりたくなってしまった。
「事実だろ」
「えっ?」
「男言葉教えられたり、たくさん嫌がらせされたり」
「……」
「たくさんちょっかいかけられて、試験前とかだけ都合よく泣きついてこられたり」
「………」
あれ?律が静かになっちゃった。ふと律の顔を覗き込むと…
うわぁ~見るからに拗ねてる。ちょっといいすぎちゃったかな。
「みおのばーか」
「なっ」
「どうせ私はろくなこと教えてないよ」
「律」
「でも…私は私なりに…」
「律ってば」
「いいよもう。澪は私のことそういう風にみてたんだろ」
「人の話を」
「聞きたく…」
「私の話を聞けよ!」
私は律を抱き締めると人の話を聞こうとしない律の口を強引に塞いでやった。
そのまま律の口内に舌を入れ深い口付けを交わす。
ドサッ
律の手から鞄が落ちた。そしてじょじょに律の体全体から力が抜けていくのが
わかった。
「ぷはっ…みお…」
律がとろんとした目で私を見る。
「もう、ばか。ほんとは私が律をどう思ってるかなんてわかってるんだろ」
「わかんない」
「うそつけ」
「う…」
目を逸らそうとした律の両方の頬をつかみ顔をこちらに向ける。
「私は律に感謝してる。照れ隠しであんなこといっちゃたけど本当は律が凄く大事だ」
「みお」
「音楽だけじゃない。今の私があるのは引っ込み思案だった私を引っ張ってくれた律
 がいたからだと思ってる。律に教わったこの言葉遣いだって直してないだろ?」
「澪、ごめん」
「幼馴染としても親友としても恋人としても愛してるよ律」
「ふふっ澪、恥ずかしいこといってる」
「ばーか、もう二度といわないからな。こんな恥ずかしいこと」
「ありがと澪」
「ああ」
よかった。どうやら律の機嫌はなおったようだ。
さて、それじゃあ
「よし、それじゃあ今度は私にこんな恥ずかしい事をいわせた律におしおきだな」
「え?」
「律が悪いんだからな。今日は泣いても絶対許してやらないんだからな」
「ちょっ…み」
私は律の首根っこを掴んで持ち上げるとベッドに投げ込んだ。


1時間後
「はあ…はあ…みお…ごめん…ゆるして…」
「何いってるんだ。今日は泣いても許さないっていったろ」
「せめて…もうちょっとやさしくしてよぉ…グスッ」
「私にあんなこといった律がいけないんだぞ」
「グスッ…ごめんよ…ヒック…みおぉ…」
「…わかったよ。ごめんな律。今度はやさしくするからな」ギュッ
「うん…みおすき」


  • ぐはぁ....鼻血も鼻水もでそうな勢いだ.... -- 名無しさん (2012-01-17 00:36:11)
  • あの裏ではこんなことが繰り広げられていたのか…… -- 名無しさん (2012-01-18 01:14:35)
  • これは…鼻血なんて域越してるぜ… -- 名無しさん (2012-04-29 17:15:13)
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