投稿日:2010/11/22(月) 03:45:51
私はヒモりっちゃん
幼馴染で親友でバンドメンバーの秋山澪と同棲中だ。
私はヒモだから当然働いていない。その分澪が働いてくれてる。
幼馴染で親友でバンドメンバーの秋山澪と同棲中だ。
私はヒモだから当然働いていない。その分澪が働いてくれてる。
今日も澪にお弁当をつくる。
え?お弁当つくってあげるなんてヒモらしくないって?
ふっふっふ。甘いな。こうやってサービスして捨てられないように
するのだ。ようはアメとムチだ。ふふっさすが私。ヒモの鑑。
あ、この肉団子ひとつだけ辛くしてみよう。ふふっ驚く澪の顔が目
に浮かぶなあ。
え?お弁当つくってあげるなんてヒモらしくないって?
ふっふっふ。甘いな。こうやってサービスして捨てられないように
するのだ。ようはアメとムチだ。ふふっさすが私。ヒモの鑑。
あ、この肉団子ひとつだけ辛くしてみよう。ふふっ驚く澪の顔が目
に浮かぶなあ。
ドンナニサムクテモ~♪
家事を一通り済ませてそろそろ夕飯の買い物に行こうとしたら澪から
のメール。何々?今日は遅くなるから夕飯いらない…
そっか、澪忙しいのか。まっ家事がひとつ減ってヒモの私としては
ラッキーラッキー…。冷蔵庫空だけど買い物明日でいいかな…
そうだ、何時に帰ってくるかメールで聞いてお風呂だけ沸かしてあげよう。
こうやってちゃんとサービスもして捨てられないようにする。さすが私…
ヒモの鑑…
家事を一通り済ませてそろそろ夕飯の買い物に行こうとしたら澪から
のメール。何々?今日は遅くなるから夕飯いらない…
そっか、澪忙しいのか。まっ家事がひとつ減ってヒモの私としては
ラッキーラッキー…。冷蔵庫空だけど買い物明日でいいかな…
そうだ、何時に帰ってくるかメールで聞いてお風呂だけ沸かしてあげよう。
こうやってちゃんとサービスもして捨てられないようにする。さすが私…
ヒモの鑑…
夕飯の買い物を済ませてアパートに向かう。メールで帰りは遅くなるって
ウソついちゃったけど今日は仕事を早く終わらせた。18時にはマンション
につくだろう。今日は日もいいし律に話したいことがある。
「ただいま~」
「えっ?澪?」
ふふふっ驚いてる驚いてる。
「澪、今日遅くなるって…」
「ああ、あれウソ」
「え?ウソって…あっ、ごめん私夕飯の買い物してない…」
「ああ私がしてきたから大丈夫。今日は一緒に夕飯つくろ」
「え…でも…」
なんて顔してるんだ。律はヒモだなんだといいながら私に家事をやらせる
ことにはけっこう抵抗を感じることが多い。お皿洗いとか洗濯物たたむとか
簡単なことを一緒にやる分にはそうでもないんだけど。
ウソついちゃったけど今日は仕事を早く終わらせた。18時にはマンション
につくだろう。今日は日もいいし律に話したいことがある。
「ただいま~」
「えっ?澪?」
ふふふっ驚いてる驚いてる。
「澪、今日遅くなるって…」
「ああ、あれウソ」
「え?ウソって…あっ、ごめん私夕飯の買い物してない…」
「ああ私がしてきたから大丈夫。今日は一緒に夕飯つくろ」
「え…でも…」
なんて顔してるんだ。律はヒモだなんだといいながら私に家事をやらせる
ことにはけっこう抵抗を感じることが多い。お皿洗いとか洗濯物たたむとか
簡単なことを一緒にやる分にはそうでもないんだけど。
久しぶりに律と二人でキッチンにたって料理をつくる。
ハズが…
「あっ澪ダメだってそんなに火強くしちゃ!」
「え?」
「澪、そっちの煮物はまだ火が完全に通ってないぞ!」
「あ?え?ごめん…」
「あーもー。後は私がやるから澪はおとなしく部屋で待ってろ」
キッチンを追い出されてしまった…かっこ悪い。
ハズが…
「あっ澪ダメだってそんなに火強くしちゃ!」
「え?」
「澪、そっちの煮物はまだ火が完全に通ってないぞ!」
「あ?え?ごめん…」
「あーもー。後は私がやるから澪はおとなしく部屋で待ってろ」
キッチンを追い出されてしまった…かっこ悪い。
「ごちそうさま。今日もおいしかった」
「おそまつさま。まあ私はヒモりっちゃんだし、これくらいはな」
ちょうどいい話を始めよう。
「律、今日なんの日か知ってるか?」
「え?なんだっけ?なんかの記念日とかじゃないよな」
「今日は11/22でいい夫婦の日らしいぞ。私達にピッタリだな」
「え?いや、私ってばヒモだし…」
「律はヒモなんかじゃないだろ」
「だって私…お金稼いでないし…澪にばっか働かせてるし…」
冗談めかした照れ隠しなだけじゃなくて、やっぱりそんな事考えてたか。
「なあ律、私が仕事で律が家事。役割分担しただけじゃないか」
「でも」
「お互いの休みがあわなかったりして一緒にいられる時間が少なくなる
のが嫌でこうしたんだろ?」
「うん」
「律は毎日お弁当つくってくれて、家事全部やってくれて感謝してる」
「みお…」
「ヒモなんかより夫婦って関係の方がいいな。律は私と夫婦は嫌なのか?」
「そんなこと…あるわけないだろ」
「うん!じゃあ、おいで?」
私が手を広げると律が飛び込んできた。
「へへっ夫婦の日、悪くないな」
うん、そうだな。バイバイ、ヒモりっちゃん。私は律を抱き締めた。
「おそまつさま。まあ私はヒモりっちゃんだし、これくらいはな」
ちょうどいい話を始めよう。
「律、今日なんの日か知ってるか?」
「え?なんだっけ?なんかの記念日とかじゃないよな」
「今日は11/22でいい夫婦の日らしいぞ。私達にピッタリだな」
「え?いや、私ってばヒモだし…」
「律はヒモなんかじゃないだろ」
「だって私…お金稼いでないし…澪にばっか働かせてるし…」
冗談めかした照れ隠しなだけじゃなくて、やっぱりそんな事考えてたか。
「なあ律、私が仕事で律が家事。役割分担しただけじゃないか」
「でも」
「お互いの休みがあわなかったりして一緒にいられる時間が少なくなる
のが嫌でこうしたんだろ?」
「うん」
「律は毎日お弁当つくってくれて、家事全部やってくれて感謝してる」
「みお…」
「ヒモなんかより夫婦って関係の方がいいな。律は私と夫婦は嫌なのか?」
「そんなこと…あるわけないだろ」
「うん!じゃあ、おいで?」
私が手を広げると律が飛び込んできた。
「へへっ夫婦の日、悪くないな」
うん、そうだな。バイバイ、ヒモりっちゃん。私は律を抱き締めた。
その後、律と一緒にお風呂に入ってさんざんはしゃいだ。
あ、変な意味じゃないぞ。
あ、変な意味じゃないぞ。
ベッドに座っているとあろうことか律がバスタオル一枚であらわれた。
「ヒモは卒業して夫婦になったからな。澪、夫婦の営みしようぜ」
そんなことを言って律は私にせまってくる。
「今夜は寝かせないぜ子猫ちゃ」
パサリ
「あ」
その時、律のバスタオルが落ちた。そして私の理性も堕ちた。
「りりりりっ…律が悪いんだからなっ!!」
「わっちょ待て澪!今夜は私がっ」
見えるけど聞こえない見えるけど聞こえない見えるけど聞こえない
「ふあっみおっ」
「朝まで寝かせないぞ私のお嫁さん!」
律を押し倒しくちづける
「んむっ、ふあっ…うん、澪…私の旦那様…」
これは本当に律が悪い。もうどうなっても知らない。
「ヒモは卒業して夫婦になったからな。澪、夫婦の営みしようぜ」
そんなことを言って律は私にせまってくる。
「今夜は寝かせないぜ子猫ちゃ」
パサリ
「あ」
その時、律のバスタオルが落ちた。そして私の理性も堕ちた。
「りりりりっ…律が悪いんだからなっ!!」
「わっちょ待て澪!今夜は私がっ」
見えるけど聞こえない見えるけど聞こえない見えるけど聞こえない
「ふあっみおっ」
「朝まで寝かせないぞ私のお嫁さん!」
律を押し倒しくちづける
「んむっ、ふあっ…うん、澪…私の旦那様…」
これは本当に律が悪い。もうどうなっても知らない。
11/24昼休み。私はいつものように律弁当を食べる。今日も当然おいしい。
律にお礼のメールをしとこう。結局、朝までどころかいい夫妻の日午後まで
アンコールが続きまくってしまった。さすがに律、今朝疲れた顔してたな…
でも律だって私のことさんざん責め…って何考えてんだ私!でも幸せ…
リツミオデドウダ♪
あ、律からメールの返信だ。何々…
「そりゃあ澪への愛情を込めたからな。午後も仕事頑張れよ!それと、でき
れば早く帰ってきてね。 あなたのおしどりっちゃんより」
なんだよおしどりっちゃんっていわんとすることはわかるけど。
でも…えへへ、これで私は午後もすっごく頑張れんぐっ!!
なっなんでたまごやきが一個だけこんなに辛いんだ!!
またやられた…てか、外見上全くわからないってこれ凄すぎるだろ…
ふふっ…でも楽しい。くくくっと笑う律の顔を思い浮かべながら私は午後の
仕事への戻るのだった。
律にお礼のメールをしとこう。結局、朝までどころかいい夫妻の日午後まで
アンコールが続きまくってしまった。さすがに律、今朝疲れた顔してたな…
でも律だって私のことさんざん責め…って何考えてんだ私!でも幸せ…
リツミオデドウダ♪
あ、律からメールの返信だ。何々…
「そりゃあ澪への愛情を込めたからな。午後も仕事頑張れよ!それと、でき
れば早く帰ってきてね。 あなたのおしどりっちゃんより」
なんだよおしどりっちゃんっていわんとすることはわかるけど。
でも…えへへ、これで私は午後もすっごく頑張れんぐっ!!
なっなんでたまごやきが一個だけこんなに辛いんだ!!
またやられた…てか、外見上全くわからないってこれ凄すぎるだろ…
ふふっ…でも楽しい。くくくっと笑う律の顔を思い浮かべながら私は午後の
仕事への戻るのだった。
おしまい
- ひもりっちゃん可愛い過ぎや -- 名無しさん (2012-11-24 00:53:43)