けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編147

最終更新:

mioritsu

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だれでも歓迎! 編集
投稿日:2010/10/06(水) 22:33:39

「・・・なんだよそのかっこ」

律に貸した教科書を返してもらおうと2組の教室に行くと
そこにはおかえりなさいませご主人様とでも
今にも言い出しそうな格好をしたそいつがいた

「言ったじゃん!2組の出し物は仮装喫茶なんだよー」

それは聞いてたけど、なにもメイド服着なくたっていいだろ。
というか律はそういう出し物では大抵裏方に徹するもんだと思ってた・・・

「いや、みんなが着ろ着ろってうるさいからねー」

確かに律って押しに弱いところあるもんな。ノリがいいから相手が多数なら尚更
しかし、なかなかどうして・・・みんなが着ろっていうのもわからないでもない
正直な話、ちょっと・・・いや、かなり似合ってると思うぞこれは。
若干落ち着かない気分になるのはなんでだろう

「しかも髪も下ろそうなんて」
「だ、だめっ!!」

おっと、これは恥ずかしい。つい大きい声を出してしまった
でもさ、だって・・・メイド服着てさらに髪おろすなんて・・・
律のそんな姿が他のクラスメイト、ここに来るお客、というか私以外の目に触れるなんて・・・
うわっ、考えるだけでもうなんか・・・

「なんだよでかい声だして・・・っておい、大丈夫か?!」
「んっ」

あーあー、ついつい涙をこぼしてしまう・・・
ただでさえクラスが違って一緒に過ごす時間も減ってるっていうのに、
それに加え私以外に律の新たな一面を知られるだなんてそんなの許せるわけないんだからな。
こうなると歯止めがきかないのが私のよくないところ・・・自分で言うのもなんだけど
とりあえず律の胸に顔を埋め、ちょっと甘えてみる。
2組が使う衣装なんだけど、いいや。知ったことか!

「はは、どしたんだよーみーお。」
「だってぇ・・・」

ホントはすごく可愛くて、ホントはすごくかっこいい
そんな律は私しか知っちゃいけないんだ!
どうしてもっていうなら、前日に律と夜逃げしちゃうから



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