投稿日:2010/09/13(月) 17:31:37
「律、お昼にするか」
「そだなー。体育疲れたー」
「そだなー。体育疲れたー」
いつものように教室の後方窓際で机をくっつけ、5人でお昼
各々がまったくタイプの違った昼食を用意する中、
こいつと私だけはまったく同じお弁当
各々がまったくタイプの違った昼食を用意する中、
こいつと私だけはまったく同じお弁当
「毎日悪いなみおー。」
「ったく、朝が忙しいったらない」
「ったく、朝が忙しいったらない」
律の母親が友人との旅行で海外に行き、その間はお弁当が用意できない
そこで朝に弱い律は、私にお弁当を作ってきてくとれ頼んできたのであった。
そんなの普通なら断ってついでに拳骨の一発も入れてやりたいところだが、
最近料理の練習として自分でお弁当を用意していた私にしたらある意味好都合な依頼だったわけで
快く引き受け、しばらくの間私が律のお弁当を用意することになったんだ。
そこで朝に弱い律は、私にお弁当を作ってきてくとれ頼んできたのであった。
そんなの普通なら断ってついでに拳骨の一発も入れてやりたいところだが、
最近料理の練習として自分でお弁当を用意していた私にしたらある意味好都合な依頼だったわけで
快く引き受け、しばらくの間私が律のお弁当を用意することになったんだ。
「おおー、今日も入れてるなー!」
「律・・・いつも喜んでくれるから」
「律・・・いつも喜んでくれるから」
そんな律に一番反応の良かったメニューが、真っ赤なタコさんウィンナーである。
初日だったか、おかずの準備が十分にできず、仕方なく出来合いのそれを使ってしまったのだが
これが思いのほか律には受けたみたいで・・・自分で作ったわけじゃないから複雑といえば複雑
初日だったか、おかずの準備が十分にできず、仕方なく出来合いのそれを使ってしまったのだが
これが思いのほか律には受けたみたいで・・・自分で作ったわけじゃないから複雑といえば複雑
なんだけど、律が喜んでくれるという事実がある以上・・・私はそれを使わざるを得ないわけで、
料理の練習というより、律の笑顔が目的のお弁当作りになってしまったような気がする。
料理の練習というより、律の笑顔が目的のお弁当作りになってしまったような気がする。
「どう?おいしい?」
「うん、おいしい!うおー、澪のおべんと大好きだー!」
「うん、おいしい!うおー、澪のおべんと大好きだー!」
それでもいいんだ、私は
だって・・・律が喜んでくれるから
だって・・・律が喜んでくれるから
「最近毎日二人の世界に入っちゃうよね、りっちゃんと澪ちゃん」
「ふふふ、初々しくていいじゃない。私にとっても最高のおかz・・・ううん、なんでもないわ」
「でもなんで毎日タコさんウィンナーなのかしら・・・」
「ふふふ、初々しくていいじゃない。私にとっても最高のおかz・・・ううん、なんでもないわ」
「でもなんで毎日タコさんウィンナーなのかしら・・・」
「よし、今日も完食だな!感想はあるか律?」
「えーと・・・三ツ星!今日も三ツ星!!」(ここまできてタコさんウインナー飽きたなんて言えないなあ・・・)
「えーと・・・三ツ星!今日も三ツ星!!」(ここまできてタコさんウインナー飽きたなんて言えないなあ・・・)