SS4 - けいおん！澪×律スレ @ ウィキ

―side澪―

…一体なんだと言うんだこの状況は

私のファンクラブらしき人達がいきなりクラスに｢今日は秋山さん(先輩)のFC結成1周年を記念して皆でプレゼントしようと思いまして｣とか言いながら押し寄せてきて
只今私のクラスはカオス状態…

会員その1｢秋山先輩これ受け取って下さい！｣
会員その2｢ｷｬｰ！秋山さんやっぱりカッコいい！｣
会員その3｢秋山さん今年も学園祭決まってましたね！感動しました！｣

会員その他｢ｷｬｰﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ｣

…いやまぁ皆悪い人達じゃないのはわかってるけど正直こういうのは苦手だし何より…は、恥ずかしい／／／
それにこんなところを律に見られでもしたらまた調子に乗って…

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

律｢いよーっす！暇を持て余してた神々こと律様とムギ様が愛しの澪ちゅわんのとこに遊びにき………て………｣
紬｢あらまぁりっちゃんったら愛しのだなんてそんなにラブラ………ブ………｣

ムギ！それに…律！
マズい！と…とりあえず話題を作らないと！

澪｢や、やぁお二人さん、ゆ、唯はどどどうちたのかなぁ？｣

噛み過ぎだし焦り過ぎだし口調違うし！

律｢…｣

紬｢唯ちゃんなら梓ちゃんの所に行ったけど…多分憂ちゃんと一緒に3p…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ！遊んでるんじゃないかしら♪｣

…今公衆の面前で何言おうとしやがったこの金髪沢庵野郎が

ってそれよりも律だ！
ほうら…ニヤニヤしながら私への言葉責めを準備する顔が見え………

ない。それどころか…
………怒ってる？

律｢ふーん、澪ってこんなに人気あったんだすごいでちゅね～でも澪なんて怖がりで臆病者で泣き虫のくせに男口調で人殴ってばっかの女なのにどうしてこんなに人気あんのかねぇ～ あ、縞パン(笑)のお陰かｗ｣

……………は？
なんで律にそんなに批判されなきゃならないんだ？
自分だってドラム走り過ぎで無駄に騒いでるくせに
つーかなんなんだこいつ…はっきり言って

…ウザい

澪｢…っ！うるさい！｣

FC会員方｢ひっ！｣ﾋﾞｸｯ

紬｢み、澪…ちゃん…？｣

律｢…｣

澪｢そんなに私が嫌いならもう2度と顔合せなきゃいいだろ！ていうか不愉快だからさっさと出てけよ！｣

律｢………ムギ、帰るよ｣

紬｢あ………うん｣

ふん………少し言い過ぎたか…？
いや、こうでもしないと律は反省しないし…まぁFCの人達が何人か怖がっちゃったけど…

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

和｢ちょっと澪、何怒鳴ってたのよ？｣

澪｢…ううん何でもない、ほら授業始まっちゃうよ｣

和｢…｣

私は何ごともなかったかのように教科書とノートを広げた

…ただ｢澪、今日の授業一日中ボーッとしていたよ｣と和に言われてしまった

………ふ、ふん！あんな奴なんか知らない！
あんな奴なんか…律なんか…

―side紬―

教室にて
先生｢え～…であるからして～…｣

律｢………｣

……………
こ い つ は ま ず い
私のジャスティスとも言える律×澪(逆も可)が只今崩壊の危機に！
前に真鍋さんとの三角関係(注:捏造アリ)の事件ではなんとか取り持ってくれたけど
今回は二人共意地を張ってるし…こうなったら私が一肌脱ぐしかなさそうね！
よし任せなさい！百合の伝道師の名に掛けて！

―――放課後―――

ドア｢ｶﾞﾁｬ｣

紬｢あらりっちゃん｣

律｢どしたのムギ？(放課後皆が帰ったら相談したい事がある)ってメールがあったからきてみたけど｣

紬｢………りっちゃん、正直に言って欲しいの｣

律｢？｣

紬｢同性だからだとかそんなのおかしいとかいうのは無しに…｣

律｢………｣

紬｢りっちゃんって澪ちゃんの事、好k｢知らない！｣

律｢そんな話ムギには関係ないだろ！第一女同士なんておかしーし！それに澪なんか…｣

律｢澪なんか…澪なんか怖がりのくせに背高いし美人のくせにカッコいいし…って私何話してんだ…｣

紬｢…｣

やっぱりそうだ
2年になってからりっちゃんが澪ちゃんを見る目がまるで恋する乙女のようになっていた
澪ちゃんが梓ちゃんや唯ちゃんと絡んでる所を見ると決まって不機嫌な顔をする
でもりっちゃんは皆に気を配る子だから自分をいつも抑える
だから…

紬｢りっちゃん｣抱きっ

律｢わわっ、ムギ！？｣

紬｢正直に言って。
澪ちゃんの事…好きなんでしょ？｣

律｢………｣ｺｸ

紬｢その感情は確かに世間には認められないかもしれない。けどそしたら澪ちゃんへの思いは所詮その程度だったって訳なの？｣

律｢そ、そんな事ないよ！｣

あらあらムキになっちゃって、ホントに可愛い♪
食べちゃいたい…と言いたい所だけど…私の大好物はもっと別のモノだからもう少し我慢…うふふ♪

紬｢りっちゃん｣ﾊﾟｯ

紬｢私、りっちゃんと澪ちゃんならどんな障害も乗り越えられると思うの！だから…
あとは…頑張ってね！｣

律｢へ？それってどういう…｣

取り持って私はひとまず退散…っと
さぁてここで真打ちの登場で～す♪

ドア｢ｶﾞﾁｬ｣

紬｢あとは…任せますわ｣

？｢ムギ…ありがとう｣

律｢え？ムギ、ドアの側に誰かい………！？｣

―side澪―

HRが終わった後、ムギから話があると言われたが｢部活が終わったら部室のドアの近くで隠れててね、きっといい事あるから♪｣なんて言われて
半信半疑のままに隠れてみたら…うん、色々びっくりした
律……………

律｢み…澪。も、もしかして今の話

澪｢全部聞いてた｣

律｢え……嘘……｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

律…そんなに怯えて…

律｢い！今までの話はあ！あれだ演劇なんだよ！いや～なかなか迫真の演技だったろ？澪もスッカリ騙されちゃっt｣

澪｢律｣抱きっ

律｢ふぇ！？み、澪？｣

澪｢律…覚えてるかな？私が野良犬に吠えられて泣いてた時、律が追っ払ってくれて…｣

――――――――
犬｢ワン！ワン！グルル…！｣

幼澪｢ふぇ～ん、こわいよ～りっちゃんたすけて～｣

幼律｢こらー！みおちゃんをいじめるなーこのワンちゃん！｣

犬｢くぅ～ん…｣ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

幼律｢みおちゃんへいき？｣

幼澪｢ふぇ？う、うん。ありがとうりっちゃん｣

幼律｢えへへー｣ﾆｺﾆｺ

幼澪｢りっちゃん、すごくかっこよかったよ｣

幼律｢あったりまえだよ～だってみおちゃんはあたしのおよめさんだもん！｣

幼澪｢ふぇ？でもおよめさんってりっちゃんはおんなのこじゃ…｣

幼律｢こまけぇこたいいの！とにかくみおちゃんはあたしのおよめさん！｣

幼澪｢え？…う、うん………｣

――――――――

澪｢なんて事あったよね、覚えてない…か｣

律｢……………よく／／／｣

澪｢こらこら、なんで律が赤くなるんだ、全く…

ねぇ、律
律はいつも私の側にいてくれたよね
律がいてくれたから私こうして頑張れるんだよ？｣

律｢…うん｣ｽﾞｽﾞｯ

澪｢あの時から私、律がホントに私を嫁にもらってくれたら…ってずっと考えてたんだよ

だから素直に言うよ、律…私………

律の事が 好きだよ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律｢…みっ、澪ぉ～｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪｢律…ゴメンね、気付けなくてホントにゴメンね｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律｢みおぉ…ｸﾞｽｯ みおぉ～みおぉ…ﾋｯｸ みおぉ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

澪｢りつ…｣

ﾁｭｯ

律｢………！？｣

澪｢／／／りつ…大好きだよ…りつ｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律｢みおぉ…ありがとう…みおぉ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

――――――――

澪｢…落ち着いた？｣

律｢うん…ありがとう
えへへー、今日から澪と夫婦だーい♪｣

澪｢っておいそれは結婚してる人達の｣

いやまぁ私も嬉しいけど／／／

律｢だって澪は私の嫁じゃん｣

澪｢／／／痛いところを…｣

律｢ってわけなんで澪のこの巨乳は私のひとりじめ！｣

澪｢バ！バカ律！何やってんだ！｣ｶﾞｽﾝ!

律｢いでぇ！やったなぁ！仕返しだぁ！｣

澪｢あ！このぉ！｣

律｢！！！澪危ない！｣

澪｢え？…！！きゃあ！｣
ﾄﾞｽﾝｯ!!!

澪｢いてて…大丈夫律？｣

律｢………／／／／／／｣

あ、弾みでカチューシャ取れちゃった…
うわぁ…可愛いなぁ律
こっちのほうが普通に良いじゃん…もったいないなあ…全く

ん？
そういえばなんで律の顔は赤くなって…
ﾑﾆｭｯ
あれ？左手に心地よい感触が…

……(　ﾟдﾟ)……
……( ﾟдﾟ )……

アーッ！

澪｢いやこれはその事故で別にしたくてしたわけじゃいやしたいけどもいや何言ってんだ私ていうか律ごめn｣

律｢…いいよ／／／｣

………え？

律｢私…澪になら

何されても 大丈夫だよ／／／｣

…(´・ω・｀)はい？

律｢だ、だからその代わり…ずっと一緒にいて…離れないで…澪｣ｳﾙｳﾙ

澪｢｣

澪の理性｢ばぁくはつ！！｣ﾄﾞｶｰﾝ!

澪｢！｣ｶﾞﾊﾞｯ

律｢み、澪！？｣

澪｢り、律が全部悪いんだからな！覚悟しろよ！｣

律｢ぁん！澪ぉ、もっと優しくし―――

―時報―
｢本日もニコニ…澪×律スレを御利用頂き、誠に…｣

―side伝道師―

うふふふふふふふふふふふ
あら、おはようございます皆さん
え？私は紬ですよ、つ・む・ぎ
伝道師？さぁ…なんのことやら…
それより昨日はいいものが見れて良かったわぁ～
そう！昨日はりっちゃんと澪ちゃんがめでたく結ばれた日！
さらに澪ちゃんとりっちゃんが初めて×××や☆☆☆をした日でもあるの！
え？時報で見れなかった？それなら今度鑑賞会をやるので是非♪
あ、ちなみに男子禁制ね、ニコッよ♪

――学校――

―朝HR前―
1組
今日は唯ちゃんと梓ちゃんと一緒に澪ちゃんのところに用事があって行ってみたけど…
あらあら大変
またもや澪ちゃんがFCの人達たかられてるわね
あれ…邪魔だから潰しちゃぉうかしら♪

ｶﾞﾗｶﾞﾗ
？｢あ、おはよう皆｣

あら？誰かしらこの子？
…まさか

唯｢？えっと…どちら様ですか？｣
？｢…唯、私の顔を本気で忘れたのか？｣
唯｢えぇ！？じゃあまさか！？｣
梓｢り、律先輩ですか！？｣
なんと！りっちゃんがカチューシャを外して来た！

か、可愛いわね…うん

澪｢あ、律！ちょいとすみません｣

澪ちゃんは苦しそうにFCの人達の波を掻い潜る

澪｢ふぅ…律、昨日の約束守ってくれたんだな｣

律｢す…すごく恥ずかしかったんだからな／／／｣

澪｢ふふっ、でも可愛いよ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

律｢えへへー｣ﾆｺﾆｺ

ウホッ！いい百合！

ﾊｧﾊｧ…早速ビデオカメラの準備を………

果物(笑)その1｢えー！レズとか超キモいんですけど！｣

律澪紬｢！？｣

果物(笑)その2｢だよね～マジレズとか有り得ないよね～｣

律｢………みおぉ｣ｳﾙｳﾙ

澪｢…大丈夫、大丈夫だよ律、いざとなったら私が…｣抱きっ

果物(笑)その3｢ねぇねぇ知ってる？レズの事百合っていうらしいよ？｣

果物(笑)その1｢ﾊｧ？何それ？百合の花が可哀相なんですけど｣

果物(笑)その2｢つーかうちら女子高だからそういう人いるんじゃない？｣

果物(笑)その1｢え～そんな奴いたらイジメの対象じゃんマジ｣

果物(笑)その3｢マジキモいねぇ～あ！この雑誌見て！亀梨ヤバくない！マジカッコい｢土足で…｣

果物(笑)達｢…？｣

紬｢土足で…人の中に入るなぁ！｣ﾄﾞｶｰﾝ!

果物(笑)達｢ギャアアアアアアアアアアア！！｣

紬｢ふぅ、邪魔者は片付いたわね♪｣

唯梓澪律FC一同(い、いや今何やったんすかあんた…)

さて、ゴミ掃除は終わったし…ん？

………
………

ﾋﾟｺｰﾝ!

紬｢澪ちゃん！｣

澪｢ひゃあ！な、何？｣

紬｢澪ちゃんって結局りっちゃんが好きなの？FCの人達が好きなの？どっちなの？｣ﾆﾔﾆﾔ

一同｢！？｣

うふふ♪悪戯な質問しちゃった～♪
さぁてどうなるかしら…

澪｢え…いや…その…／／／｣
律｢み、澪ぉ…｣ｳﾙｳﾙ
FC一同｢………｣ｼﾞｰｯ

澪｢………っ！あぁもう！／／／｣抱きっ

律｢！｣

澪｢律が一番に決まってんだろ！もう！｣

ﾊｧ…ﾊｧ…マズい失神しそうね…
いやまだだ、まだ終わらんよ！

律｢うわーい！やったぁ！澪大好き！｣ﾁｭｯ

澪｢！？｣
FC｢｣

紬｢｣

あぁ…
帰ってきて良かった…
律×澪に…会えt

紬｢イッ…カァーーーン！｣

唯｢ひっ！｣

梓(さっきからこの人はなんなんだ…)

ﾊｧﾊｧ…危なかった…
続きは天国とやらでやるところだったわね…

澪｢り、律！人前で…／／／｣

律｢いいじゃんいいじゃん、私達夫婦でーす！なんてな！えへへ｣

澪｢………／／／バカ律｣

それにしてもなんという私メシウマ展開なんでしょう♪

私ホントに軽音楽部に入れて良かったわ♪
これからもよろしくね、りっちゃん、澪ちゃん♪

おしまい

―おまけ―
FC会員その1｢ヤバい…秋山さん×田井中さんに目覚めそう…｣
FC会員その2｢律×澪…悪くないわね…｣
FC会員その3｢バカねぇ、澪×律に決まってんでしょ｣

………あら、私の後継者ができそうな予感…

唯(りっちゃんと澪ちゃん…すごい)

！！百合の香りが！！

梓｢律先輩…澪先輩…すごい…｣

ﾁﾗｯ

唯(私も…あずにゃんと一緒に…あんな事…)

ま、まさかの唯梓フラグ…だと…

私…私…

超リア充！

お わ り

• 超リア充てｗｗｗｗｗｗｗ -- 名無しさん (2011-07-31 03:51:11)
• 律澪にはハマーン様がついている・・・心強すぎるｗｗｗ -- 名無しさん (2011-08-03 21:50:50)
• いい澪律だ！そして面白かったｗｗ -- 名無しさん (2011-11-05 11:49:22)
• むぎちゃんだいじょぶかｗｗｗ -- 名無しさん (2011-11-18 20:25:58)
• このムギだったら本当にファンクラブを潰しかねない。しかし後継者が出来たおかげでファンクラブ命拾いしたな。 -- 名無しさん (2011-11-19 03:51:03)
• ばぁくはつ！・・・師匠っ！？ -- 名無しさん (2011-11-27 13:08:17)
• だぁぁぁ!! またか.......またしてもお前(時報)が邪魔するのか.....!! -- 名無しさん (2012-01-17 00:23:16)
• 素晴らしいな -- 名無しさん (2012-01-17 01:46:34)