「ねー澪ちゃんとりっちゃんはどっちが夫?」
「「は?」」
「「は?」」
律と見事に声がハモった
唯が唐突に聞くのは今に始まったことじゃないけど。
唯が唐突に聞くのは今に始まったことじゃないけど。
「ごめん、唯。もうちょっと説明をつけてくれ」
「えっと、ドラムとベースは夫婦だから澪ちゃんとりっちゃんが夫婦でしょ?どっちが夫かなぁって」
「えっと、ドラムとベースは夫婦だから澪ちゃんとりっちゃんが夫婦でしょ?どっちが夫かなぁって」
た、確かにドラムとベースは夫婦っていうけど!だからってそのまま私たちが夫婦ってわけじゃ・・。
「そりゃー私が夫だろ」
私が抗議する前に律からとんでもない一言。
「は?」
「だってそーだろ!澪は恥ずかしがりだから私が助けてやんないとなー!」
「なっ!まぁ、恥ずかしがりっていうのは認めるけど。」
「だってそーだろ!澪は恥ずかしがりだから私が助けてやんないとなー!」
「なっ!まぁ、恥ずかしがりっていうのは認めるけど。」
いや、そういう問題じゃないだろ?・・でも、なんか納得いかない。
「律が夫っていうのもなぁ、下手すると私より乙女だし」
「なんだとー!あんな歌詞作るやつに言われたかないやい!」
「あんなとはなんだ!かわいーウサギのぬいぐるみ部屋に置いててしかもお気に入りのくせに!」
「なんだとー!あんな歌詞作るやつに言われたかないやい!」
「あんなとはなんだ!かわいーウサギのぬいぐるみ部屋に置いててしかもお気に入りのくせに!」
確かにカワイイもの好きだけど、律だって負けず劣らずじゃないか!
いっつも自分のこと棚にあげて人をからかうんだから。
いっつも自分のこと棚にあげて人をからかうんだから。
「ホラー映画みて泣きついてきたのはどこの誰だ!」
「うっ・・あ、あれは、律が無理やり見せたんだろ!」
「あの時の澪、ぽろぽろ泣いて可愛かったなぁ」
「うっ・・あ、あれは、律が無理やり見せたんだろ!」
「あの時の澪、ぽろぽろ泣いて可愛かったなぁ」
…もう、怒ったぞ。これは使いたくなかったけど。
「冬の日 どんなに寒くても僕は幸せ」
「!」
「白い吐息弾ませて駆けてく君の姿を見ていると」
「わあああ澪!やめろ!」
「!」
「白い吐息弾ませて駆けてく君の姿を見ていると」
「わあああ澪!やめろ!」
ふん。今更遅いんだからな。
「切りそろえた髪がとても似合ってる」
「や、やめろって!こ、この!」
「や、やめろって!こ、この!」
むぐぐ、口塞がれた。
しっかし律のやつ顔すごい真っ赤。
しっかし律のやつ顔すごい真っ赤。
「言わない約束だったろ!」
結構慌ててるようで、口に当てられてた手をあっさりどけることに成功。
「でも、前髪をおろした」
「こんにゃろ、まだいうかー!」
「こんにゃろ、まだいうかー!」
「結局どっちが夫なの?」
「婦妻なんじゃないかしら」
「婦妻なんじゃないかしら」
おわる。
- 婦妻wwwなるほどwww -- 名無しさん (2011-12-18 16:40:15)
- りっちゃんカワイイw -- 名無しさん (2012-01-23 23:43:05)