けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編28

最終更新:

mioritsu

- view
だれでも歓迎! 編集

毎日一緒に学校に行って、部活も一緒で、帰りも一緒。
それなのにもっとずっと一緒に居たいと思う。
一秒でも離れていたくない。
それぐらい君に夢中なんだ。

「私達って親友・・・だよな?」
「そうだけど、どうした?」
「うん・・・あのさ、それ以上の関係にはなれないのかな?」
募る想いが抑えきれなくなって溢れ出した。
澪はきょとんとした顔でこっちを見ている。
「・・・それ以上って?」
「そのままの意味だよ」
「恋人って事?」
「・・・うん」
言葉にされると何だか恥ずかしい。
でも、このままじゃ苦しくて仕方ないんだ。
澪がこんなに近くにいるのに遠く感じる。
もっと近くに行きたいんだ。
「律は私の事好き・・・なのか?」
「うん。ずっと澪の事考えてるし、もっと一緒に居たいって思ってる」
「そっか・・・」
黙ってしまった澪を見てられなくなり、俯いていると右手に温もりを感じた。
「なれるよ」
「え?」
「私も律が・・・その、好きだから、今以上になれたらなって思ってた」
「ほんと?」
「うん。好きだよ・・・律」
「澪、ありがとう」
すごく嬉しくてこんな言葉しかでなかった。
だから、握られていた右手を握り直し、力を込めた。
これからはもっと近くで澪の事見て行けるんだよね。
握った手に言葉にならなかった想いを込めた。
ずっと一緒に居よう。


名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー