けいおん!澪×律スレ @ ウィキ

短編20

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匿名ユーザー

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私は忘れ物を取りに部室へ戻った。
部室の前まできた時に不意に声が聞こえてきたので立ち止まり、扉の隙間から中を覗いた。
「ねぇ、澪。最近梓また演奏うまくなったな」
「そうだな。梓は頑張ってるからな。律ももっと練習しろよ」
「へいへーい」
澪先輩と律先輩が私の話をしていた。
なんだか気恥ずかしくなってしまい、入るに入れなくなってしまった。
もう少ししてから何食わぬ顔で入ろうと思い、中の様子を伺っていると、窓を開けていた澪先輩の後ろに律先輩が立った。
「澪は髪の毛短くしようと思った事ないの?」
「んー、ないよ。昔律が綺麗な髪だねって言ってくれたから」
二人の会話を聞きながら幼馴染みっていいな。と思っていると律先輩が澪先輩を抱き締めた。
「そんな昔の事よく覚えてたな」
「忘れるわけないだろ」
澪先輩はお腹に回されていた律先輩の手に自分の手を重ねた。
「私も覚えてるよ。澪との事は全部覚えてる」
いつもふざけて、澪先輩をからかっている律先輩とは思えないような優しい口調だった。
私がいつも見ている二人とは違う雰囲気。
澪先輩は後ろから抱き付いていた律先輩の手を解き、向かい合わせになった。
暫く見つめ合ったままこそこそと小さな声で話している。
どうしたんだろう。
………
あっ!これは、見てはいけないところを見てしまったかもしれない。
ムギ先輩がとても喜びそうな場面。
これはもう部室には入れないし、これ以上見ているのはよくないと思いその場を後にした。
それにしても澪先輩と律先輩がそうゆう関係だったとは・・・
でも、あの二人を見ていたら何だか心が温かくなった。
ムギ先輩の気持ちがわかったとかそういう類いのものではないが、あの二人の間には優しいと言うかなんというか・・・
言葉では表しづらい良い空気が流れていた。
なんだか心がぽかぽかしている。
今日はいい夢が見れそう。


  • いい…… -- 名無しさん (2011-12-18 06:36:12)
  • 律澪律はほんと綺麗です -- 名無しさん (2012-04-21 19:27:09)
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