「うわ、律、顔色悪いぞ……?」
そう言って澪が顔を覗き込んでくる。
澪は心配そうに眉を下げると、そのまま左手の指先でそっとあたしの頬に触れた。
ひやりと冷たい指先。熱を持った頬には心地良い。
「んー……生理痛……」
「あ、そうなんだ……平気?」
「……じゃない」
「……だよな。顔が真っ青だもん。ほら、律」
名前を呼ばれたかと思うと、突然澪の腕が肩に回され、そのままグイ、と抱き寄せられる。
必然的に澪の肩に頭を預けるような体勢になったあたしは驚いて顔を上げると、
「どしたの、急に」
「しんどいんだろ? もたれてていいよ」
「…………」
「薬は飲んだ? 何かして欲しいことある?」
「…………」
「なんだよ、さっきからじっと見て」
「……へへ」
ずきんずきんと鈍い痛みを抱きかかえながら、不思議そうに首を傾げる澪を見て思わず笑ってしまった。
「あのね、澪」
「なに」
「痛いのはヤだけど、澪が優しくしてくれるからたまにはいいよね」
「……ばか。こっちはしんどそうな律見てるのすっごく辛いんだからな」
さらっと超がつくほどに嬉しい言葉を言ってのけると、澪はあたしの頭を抱え込む。
おでこに感じる澪の体温。
目を閉じると、穏やかな澪の鼓動が響いて、なぜだか妙に安心してしまった。
「澪」
「うん?」
「あのさ、澪にして欲しいこと、あるんだけど」
「いいよ、言ってみな」
「 」
そう言って澪が顔を覗き込んでくる。
澪は心配そうに眉を下げると、そのまま左手の指先でそっとあたしの頬に触れた。
ひやりと冷たい指先。熱を持った頬には心地良い。
「んー……生理痛……」
「あ、そうなんだ……平気?」
「……じゃない」
「……だよな。顔が真っ青だもん。ほら、律」
名前を呼ばれたかと思うと、突然澪の腕が肩に回され、そのままグイ、と抱き寄せられる。
必然的に澪の肩に頭を預けるような体勢になったあたしは驚いて顔を上げると、
「どしたの、急に」
「しんどいんだろ? もたれてていいよ」
「…………」
「薬は飲んだ? 何かして欲しいことある?」
「…………」
「なんだよ、さっきからじっと見て」
「……へへ」
ずきんずきんと鈍い痛みを抱きかかえながら、不思議そうに首を傾げる澪を見て思わず笑ってしまった。
「あのね、澪」
「なに」
「痛いのはヤだけど、澪が優しくしてくれるからたまにはいいよね」
「……ばか。こっちはしんどそうな律見てるのすっごく辛いんだからな」
さらっと超がつくほどに嬉しい言葉を言ってのけると、澪はあたしの頭を抱え込む。
おでこに感じる澪の体温。
目を閉じると、穏やかな澪の鼓動が響いて、なぜだか妙に安心してしまった。
「澪」
「うん?」
「あのさ、澪にして欲しいこと、あるんだけど」
「いいよ、言ってみな」
「 」
パターンA
「お腹さすっててくれない?」
「暖めたほうがいいっていうもんな」
「うん、それに」
「それに?」
「澪の手、好き」
「!」
「あは、澪真っ赤っか」
「うううう、うるさい!」
「お腹さすっててくれない?」
「暖めたほうがいいっていうもんな」
「うん、それに」
「それに?」
「澪の手、好き」
「!」
「あは、澪真っ赤っか」
「うううう、うるさい!」
パターンB
「頭撫でてほしいんだ」
「あ、頭?お腹とかじゃなく?」
「うん・・澪に頭撫でられるとすっげー落ち着く」
「そ・・っか。うん、わかった」
「頭撫でてほしいんだ」
「あ、頭?お腹とかじゃなく?」
「うん・・澪に頭撫でられるとすっげー落ち着く」
「そ・・っか。うん、わかった」
パターンC
「き・・キス、してくれないか?」
「え、な・・おまっ・・急に何を」
「いや、あの、その、なんというか・・・ダメ?」
「・・・特別、だからな」
「き・・キス、してくれないか?」
「え、な・・おまっ・・急に何を」
「いや、あの、その、なんというか・・・ダメ?」
「・・・特別、だからな」
※こちらは合作になります