参加メンバー
場所
ツインメッセ静岡・北館
ルール
1回戦->2回戦->準決勝->優勝決定戦
チャンピオンズのみが参加。
参加者は60名程度。
なお、優勝決定戦においても「電池」、モーターの支給はなし。
コース
チャンピオンズロード2016
コースは当日発表。
ストレートからのDB、ダブルドラゴン、アイガーEvo、モンキーターン(225度コーナー)からアイガーステップを下ってストレート3/4枚程度でバーティカルチェンジャー(VC)、さらに30度デジタルバンクto45度デジタルバンク。
いや、無理じゃないかこれ、というラスボス感ハンパないコース。
結果
名前 |
結果 |
写真 |
こむお |
準優勝 |
左からハルさんマシン、キュベレイ、ナセさんマシン |
自分でも驚きの準優勝!
でっかいボードを頂けちゃいました。
いやー嬉しいです( ̄∇ ̄)
こむおの感想
チャンピオンズの皆さん、タミヤスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
ミニ四駆チャンピオンシップ、出場してきました!!
5年ぶりです。
と言っても、5年前は年間チャンピオン戦という名前で、その年のみの優勝者を集めて、年末に3回開催されていました。
なので年間チャンピオンも3名誕生するという形でした。
チャンピオンズ制度が出来てからは、チャンピオンズのみが出場、かつ、1回開催ということで、まさにミニ四駆の日本一を決めるレースになっています。
ジャパンカップ、ワールドチャレンジと並び、ミニ四レーサーなら誰もが夢見るビッグタイトルの一つですね。
今年はようやく出場できるということで、せっかくのチャンスなので、全力で日本一を目指しました!
そして、今回はレース前からタミヤさんからのゆさぶりがありました。
その1:優勝決定戦も電池支給なし
その2:コースレイアウトは当日公開
この支給電池なしルールは衝撃でした。
アルカリ縛りじゃない公式レースは自身のミニ四駆暦(7年)において初。
ネオチャンプを6セットしか持っていない自分としては、コースしだいではきっつい状況に追い込まれるなーと思いつつも、タミヤさんがチャンピオンシップでがんがん飛ばせるコースにするはずがないから大丈夫、大丈夫と言い聞かせて、ネオチャンプの補充を控えました。
日本一を目指す割には貧乏性ですね、いや、タミヤさんの性格を読みきったということにしておこう。
で、当日、新幹線の中でTwitterでコースレイアウトを知る。
ダブルドラゴン、アイガーEvo、VCとワーチャレと似たレイアウト。
ワーチャレとほぼ同じ設定でなんとかなるのか?
でもバンク減速なしで突っ込むダブルドラゴンがきつそうだなー、とか考えながら現地入り。
なせさん、ハルさん、そして、今年のジャパンカップチャンピオンズチャンピオンと同じピットに。
本当にいつもありがとうございますm(_ _)m
ソロでピットに座ってたら、周囲の雰囲気にのまれて今回のような結果は出せなかったと思います。
で、コースレイアウトを目視で確認。
ん?
ん?
ちょっと待て。
アイガーステップのあとストレート1枚ないじゃないか(上の写真2枚目)!!!
3/4枚ほどでした。
これはきつい。
LDP満タンアルカリは無理っぽい。
■3時間の練習
まずはワーチャレと同じ設定で行きます。
LDP、超速、23mm、パワーチャンプRS。
あんまり覚えてないんですが、どっかでコースアウト。
ダブルドラゴンだったかな?
速すぎるからダメだという印象だけが強く残りました。
他のチャンピオンズの走りを見ても阿鼻叫喚状態。
WDB、アイガーEvo、アイガーステップでコースアウト、デジタルバンクで大減速。
そして一番強烈だったのがVCまったく上らない問題。
本当に上らない。
練習2回目は1.28Vのネオチャンプで。
アイガーステップくだりが不安定だし(左に下りてる)、VC上らない。
この後も練習を重ね、おおむね以下を修正すべきと判断。
- アイガーステップ下りをまっすぐ下りれるようにする ⇒ 右フロントローラーの位置修正
- アイガーEvo上りの飛距離が出すぎる ⇒ デジタルバンクを意識しつつフロントブレーキを0.1m単位で調整
- VC上らない ⇒ 速度が足りないのでもうちょっと電圧あげる(1.3V)
これで、4、5コーススタートであれば42秒台が出せるようになりました。
今回のコースは電池が元気なうちにVCをむかえた方がちょっぴり有利です。
2と4コーススタートでは自分のマシンでは4コーススタートの方が0.3秒くらい速かったです。
トルクアルカリも試したところ、安定して完走するも、44秒台と、これでは上を目指せないと、少しCOの怖さもありましたが、LDP、ネオチャンプで勝負することを決めました。
4回連続完走し、この設定で行こうと決めたときには、練習時間の終わり10分前くらいでした。
まさにギリギリ。
3時間も練習いらねーよ、ワーチャレの2時間でも十分だったんだからさ、とか思っててごめんなさい。
タミヤさんのどSっぷりの前には3時間でも足りないくらいでした。
■抽選
組合せ抽選が行われました。
基本はタイマン勝負です。
抽選はこの一度のみです。
2回戦以降は勝ち残った人から前詰めでタイマン勝負となります。
自分は第16レースの4コーススタートに決まりました。
■1回戦
レースのルールはチャンピオンシップ特別ルールです。
- 両者コースアウトのときは電池交換が認められる再レース
- 再レースも両者コースアウトの場合は勝者なし
13時過ぎになり、いよいよレース開始です!
およそ60人が30組弱に分かれて日本一を目指します!
で、レース展開はというと、再レースや、さらには再レースでの両者コースアウトが続出します。
結果を先に言ってしまうと、2回戦に進めたのは16人ほどだったと思います。
つまり16組は勝者を出しましたが、残りのおよそ14組、30人弱は2回チャレンジしても両者とも完走することができませんでした。
3時間練習したチャンピオンズをもってしても、完走することさえままならないコース。
その難易度、恐るべし。タミヤさんのドSっぷり、恐るべし。
進行の桜井さんがレースの待機列を見て「チャンピオンズの方達の顔が険しいですね、雰囲気が重いかんじですね。(苦笑)」的なコメントで場を和ませようとされていましたが、、、それは無理というものです!!
この惨状を見せ付けられて心穏やかになれる人なんてそうはいないと思います!笑
自分も全力で悲壮感を漂わせていました( ̄∇ ̄;)
で、ついに自分の出番がまわってきました。
緊張はこの時点がピーク。
練習通り走ってくれ。
頼むキュベレイ。
勝利のお守りを握り締めて、、、レーススタート!!
1回戦
↓めがね型カメラで撮影しています
うおーやった!!
チャンピオンシップで、一つ、、、勝てた!!
しかも練習とまった同じ走り。
マシンもコースもコンディションは変わってない。
これは勝負できる日だ。上まで絶対に行くんだ。
■2回戦
ネオチャンプの電圧は1.3V。
ただ個体差がある。
個体差が小さいことを祈るばかり。
今度は2コーススタート。
頼む、神様、キュベレイ。
か、勝った!!
これでベスト8になりました。
タイマン勝負だから優勝決定戦までが遠い。
■準決勝
まったく同じルーティーンで準備します。
電池を換える。
ブレーキのゴミを取る。
タイヤのゴミを取る。
ローラーの回転を確認。
スラダンの戻り具合を確認。
ここに勝てば、優勝決定戦、表彰台、そして頂点が見えてくる。
行けるはず。
ここまで練習と合わせて6走、コースアウトしていない。
自分の走りをすれば大丈夫なはず。
4コースからスタート!
よっしゃー!!
来た!来たぞ!
チャンピオンシップの優勝決定戦まで来た!!!
■優勝決定戦
夢にまで見た、そして遠すぎると諦めていた時期もあった、チャンピオンシップの優勝決定戦。
優勝決定戦に勝ちあがったのは3名。
準決勝は4組ありましたが、1組は2度の両者コースアウトで勝者なしとなりました。
本当に難しいコースでした。
つまり、この時点で表彰台が決定しました。
でも、ここまできたら、もちろん頂点目指します。
電池はオータムで頑張りすぎて飛んだ勝負電池。
ただ、この電池、練習で使いすぎて、1.29Vになっちゃってました(笑
笑ってる場合じゃないんだけど、もう他の電池ないし、仕方ない。
練習の最後では42秒台で走れてたし、時間もおいて休めたし、粘ってくれるはず。
そしていよいよ、チャンピオンシップ優勝決定戦。
2コースから、、、スタート!!!
結果は力を出し切っての準優勝!
少佐さん、本当に見事な走りでした。おめでとうございます。
4周目でトップに立ち、VCの上りしだいでは行ける!と思いましたが、やはり4周目のVCは厳しかった。
あと、電池にそこまでのパワーが残ってなかった。
勝負電池、期待しすぎてスマン!!(笑
VCは、その上り方が、普通なら落ちてくるところを、マシンの限界を超えて、最後の力を振り絞って上ってくれたように見えました。
応援してくださった方の思いも伝わって上りきれたようにも感じています。
COしての準優勝と、最後まで勝負しきっての準優勝では自分自身の納得感が全然違ったと思いますし、本当に皆さんの後押しとキュベレイには感謝したいです。
■表彰式
名前を呼ばれて、表彰台へ。
ふと目線を右に送ると、ガッツさんが。
思わずガッツさんに握手しに行ってしまいました。
「5年経ちましたけど、またこの場所に戻ってきました。」
言葉としては出なかったですが、そんな思いでした。
暖かい笑顔で握手してくれたガッツさん、ガッツさんの笑顔本当に素敵です!
今度飲みに行ってください!!笑
■まとめ
9年前。
日本一なるぞ!と言って始めたミニ四駆。
当時、チームメンバーが自分の発言をどれだけ本気で捉えたかわかりませんが、自分はかわらず、本気で目指し続けています。
今回、今までで一番近づきつつも、まだ届かなかったその頂点。
来年はチャンピオンズ残留もかけつつ、その頂点を目指した過酷なレースが待ってます。
負けて負けて負け続けて折れても、また勝負する場に立たない限り、絶対に届かないもの、日本チャンピオン。
だからこそ、価値があるし、みんなが目指すものだと思います。
自分を奮い立たせて、果敢に挑み続けたいと思います。
最後に感謝の言葉を。
まず家族
嫁、子供たち。
いつも快くミニ四駆に時間を割くことを許してくれてありがとう。
おかげで準優勝というすばらしい結果を手繰り寄せることができました。
これからもわがままなパパさんですが、暖かく見守ってください。
はいれぐメンバー
最近はあまりミニ四駆できてないけど、自分のミニ四駆の礎はまちがいなくはいれぐメンバーと切磋琢磨してた時期にあると思う。
それに、LINEでのリモート応援ありがとう。
トミーさんも最近はギャルの画像とか送ってこなくなったし、集中力途切れることなく頑張れたよ!!
チャンピオンズレーサーの皆様
新米チャンピオンズにいつも胸を貸していただきありがとうございますm(_ _)m
皆さんは本当に高い壁ですが、なんとか喰らいついていきたいと思っています。
また来年一年どうぞよろしくお願いします!
応援、おめでとうコメントを送って頂いた皆様
ほんっとうにありがとうございます!!
嬉しかったです!
一匹狼的な話しづらい印象を与えてしまっているかもしれませんが、レース中はどうしても集中しすぎるきらいがございまして。。
お酒を飲んでいるときは別人のように楽しいおっちゃんのはずなので、飲んでるところを見かけたら声をかけてください!!
タミヤスタッフの皆様
たくさんの挫折、しびれる緊張感、満足感、そして、感動、サラリーマンが普通に生きてたら味わえない感情です。
40前のおっさんが魂すり減らして夢中になれる、それがミニ四駆です。
ミニ四駆、そしてレースする場を提供、運営いただいて本当にありがとうございます。
また、来年も楽しみにしております!
さてさて年内の公式も全て終わりました。
来年は残留をかけた一年となります。
また優勝を毎回ガチで目指さなきゃ。。
しんどいんだろうなぁ。。
あぁ気がめいる(笑
ま、ちょっとミニ四駆を忘れて、年明けてからまた気を入れなおして頑張ろうっと!
最終更新:2016年12月11日 20:25