参加メンバー
場所
ツインメッセ静岡・南館
ルール
予選->準々決勝->準決勝->優勝決定戦
優勝決定戦はパワーチャンプRS支給。
チャンピオンズと海外招待選手のみが参加。
参加者は110名程度(チャンピオンズ約70名、海外招待選手約40名)。
コース
Step Burning Circuit worlds 2016
事前発表のコースレイアウトは、アイガーEvoの下りからストレート半枚でバーティカルチェンジャー(VC)でしたが、
あまりに難易度が高いと判断されたためか、ストレートは1枚に変更されてました。
それでも十分難しかったですがorz
結果
名前 |
結果 |
写真 |
こむお |
the tie for #6 in the world |
キュベレイ |
後ろのエントリーカードの右上の★シールは勝つたびにもらえます。
小さい方が予選、大きい方が準々決勝に勝った証です。
こういうの、タミヤさん、本当にうまいです。
うれしいですね(童心に帰っちゃいます)。
こむおの感想
レーサーの皆さん、タミヤスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
いやー、出場してきました。
夢にまで見た憧れの舞台、ワールドチャレンジ!
一月前にえげつないコースレスアウトが発表され、苦悩しながら準備しているときは不安でいっぱいでしたが、現地についてみると、けっこう吹っ切れて、心地よい緊張感でした。
ソロ参戦ということで、コストを考えて、ぷらっとこだまで行きました。
静岡駅からツインメッセまでは徒歩で。
歩いて20分ぐらいですね。
天気も良く、朝の空気の中を歩くのは気持ちよかったです。
そして気分を高揚させつつ会場に到着。
すでに、チャンピオンズや海外レーサーの方が多く並ばれてました。
9時前に、タミヤスタッフの方に拍手で迎え入れられつつ、専用ピットに着席。
なせさん、はるさんといったチャンピオンズの中で数少ない知り合い方と同じテーブルに座れて、だいぶ気が楽になりました^^;
なせさん、はるさんありがとうございましたm(_ _)m
また、途中、K@Cさんからも声をかけて頂き、楽しい時間をありがとうございましたm(_ _)m
さてここから2時間の練習走行です。
■練習走行
この一月、妄想を元にセッティングを練ってきました。
新規に作成したパーツもあります。
前日は、完璧なメンテナンスを施し、また0.1mm単位でブレーキの調整を行い準備万端整えていました。
マシンはもちろん
キュベレイ(MSフレキ)。LDP、超速、タイヤ径23mm。
早速、新品アルカリをセットして練習走行へ。
バンクでセミにならないかな?
WDBでCOしないかな?
アイガーEvoで飛び越えてしまわないかな?
VC上らないんじゃないかな?
頭の中は懸念事項でいっぱいです。
が、これらの懸念を吹き飛ばし、ほぼ理想的な走りで5周完走した戻ってきたキュベレイ。
タイムも36秒台。
思わず胸が熱くなりました。
今日は、勝負できる日だ。
45度バンクの減速が少し大きかったのと、アイガーEvoが少し飛びすぎに見えたので、前後のブレーキの効きを0.1mm単位で調整。
前を厚く、後ろを薄くする。
2回目の練習では、普通のコーナーでCO。
スラスト抜きすぎたかなと、0.5度ほど強める。
3回目、アイガーEvoの上りでひっかけて、それでも35秒台。
基本的にはこの設定で行こうと決める。
他のレーサーを見てると、36秒を切っているのは数名。
海外レーサーは苦しそうでした。
台湾の瞬間王に模擬コースがあったようなので、手強いかなと思ってましたが、やはり難コース。
攻略は一筋縄ではいかなかったようです。
HDPも試してみました。
ブレーキの効きを強くして、走らせてみたところ、VC以外のセクションは何とかなりますが、やはり、VCを上らない。
VCに突っ込みすぎてしまい、VC前に体勢を崩し、減速、グリップがそがれてしまう感じでした。
自分のマシンでは、VCは、突っ込みすぎず、少し余裕を持った位置にびた着地し、VCまでに体勢を立て直すというのが必要なようでした。
着地横ぶれは数ミリ、時間にしてはコンマ数十ミリ秒といった世界だと思いますが、そこで勝負が決まるとかロマンがありますね。
このあたりで2時間の練習走行終了。
私はあまり走らせなかったですが、多い人は10回くらいはいけたんじゃないでしょうか。
110人で2時間という時間枠設定は、適切だったんじゃなかいかなと思います。
■予選
予選の組合せ抽選はタミヤさんにて実施されました。
3名ずつで40レースほど。
自分は17組。
日本代表2名、韓国代表1名の組でした。
出たくても出れなかった世界戦、ワールドチャレンジ!
ついにその夢舞台でのレースです。
パワーチャンプRSをセットし、コースに向かいます。
闘志がわいてきます!
アドレナリンでまくり!
↑めがね型カメラで撮影しています
ついに、ワールドチャレンジでの1勝を手にしました。
いやー本当にうれしかったですね。
★シールをもらい、準々決勝の抽選を引きます。18組。
■準々決勝
予選のときに、アイガーEvoの上りで左に一瞬ひっかけたので、何か対策をしようと考えました。
ブレーキを強める案は、表彰台を狙うならタイム的になし、ということで、もう少し右に飛ばそうと考え、フロントスラダンを少し調整することにしました。
これにはかなり悩みました。
この調整のせいで、アイガーEvo下りのバランスが崩れて、VCへの入りがロスる可能性もあるからです。
でも今のマシンで表彰台狙うなら、そういった勝負が必要と、スラダン調整の決断を下しました。
いよいよレース。
シンガポールの選手と1対1でした。
もちろん電池はRS。
1回目
シンガポールの選手が先にコースアウト。
完走すれば勝ち上がりですが、、、、なんと、VC上らず!!!
え?完璧に悪い方の想定が的中?orz
2回目
ワールドチャレンジはできるだけ準決勝に人を出そうというポリシーなようで、1回目両者コースアウトの場合はそのまま2回目があります。
その2回目は先にコースアウトした人の負けで、その時点で残っている人の準決勝進出が決まります。
シンガポールの選手が1回目同様先にCO。
自分は電池が減ったこともあり、無事完走。
うおー!これでベスト15だ!
二つ目の★シールをもらう。
■準決勝
準々決勝から準決勝は電池交換だけが認められます。
RSを交換しつつも、今の設定では電池満タンはきついと判断し、20秒ほどまわしました。
準決勝の15名はほとんどが日本代表だったと思います。
その中に自分がいると思うと嬉しくちょっぴり誇らしかったです。
自分は準決勝最後の組。
いよいよレースが始まります。
最高の走りをして欲しいと、気持ちをこめてマシンを送り出す!!
お聞き苦しいおっさんの悲鳴、失礼しましたm(_ _)m
レース終盤まで完璧な走りを見せるも、、、VC上らず。。
持てる力を全て出し切っての結果だったので、もちろん悔しさはありますが、出し切った満足感の方が大きかったです。
また、レース終盤まで並走する熱いレースを展開していただいた相手のレーサーにも感謝。
あの速度と安定感の両立は、完全に相手が一枚上でした。
その後、準優勝されてましたね。
■まとめ
思えばこの半年間。
負け散らかしたジャパンカップ。
ジャパンカップ中盤、フォースラボでの何度目かの練習でも、攻略できず。
自分を奮い立たせるためにも、だるに言ったのを覚えています。
「おれ、今こんなんやけど、絶対攻略するからな!」
にもかかわらず、ジャパンカップ最終戦ですら、ブレーキ設定を合わせきれず、アルプスを飛び越えてしまいました。
自分のふがいなさに落ち込みました。
一月前に世界戦のコースが発表されたとき、見た瞬間、「また、アイガーEvoとVCか。しかもさらに難しくなってる。」と、心が折れかけましたが、すぐに、「これはジャパンカップで苦杯をなめたリベンジのチャンスじゃないか。」と気持ちを切り替えました。
仕事の面でも重圧のかかった11月でしたが、平日の夜の大好きなお酒を控え、こつこつマシンの完成に向けて取り組みました。
結果は、世界ベスト15(6位タイ)ということで、優勝決定戦までは一歩届きませんでしたが、世界のトップの中、十分勝負できたことに、満足しています。
また、この結果は、嫁、子供たちの理解のおかげでもあると思ってます。
何の文句も言わず、ミニ四駆に時間を割くことを許してくれました。
ありがとう。
前日、小学1年生の息子は、自分がソロで行くことを知ると、「朝4時起きでも、僕、応援に一緒に行くよ!」と言ってくれました。
ぷらっとこだまだから、無理なんだけどね。
気持ちだけありがとう。
さて、夢舞台も終わり、今年の公式戦もあと2戦。
オータム、そして最後のビッグタイトル、チャンピオンシップと続きます。
果敢に挑んで行きたいと思います!!
最終更新:2016年11月23日 11:26