2011年9月25日 新橋 M4スペシャル決勝


参加メンバー

  • だる
  • こむお
  • TOMMY(記)


ルール(予選リーグ)

  • 参加者60名程度
  • A~Hの各8名8リーグに分かれ、2名ずつの総当たり戦
  • じゃんけんで勝った方が、先に相手のコースを指定(負けた方も後から指定)
  • 勝ち 3P、完走 1P、コースアウト 0Pのポイント制
  • 各リーグ 上位3位までが決勝トーナメント進出(計24名)

ルール(決勝トーナメント)

  • 24名によるトーナメント戦
  • Aブロック、Bブロックに分かれて対戦
  • 各リーグ1位は、1回戦シード
  • 2回戦までは、1発勝負
  • 準々決勝、準決勝、決勝は3戦して2勝すれば勝利
  • 支給電池(1回戦は新品だが、その後使いまわしのため、徐々にパワーが減っていく)。1度だけ自分の電池を使用可能。

その他

  • 実況は桜井那琉さん、スターターはたけちゃんと、公式さながらの雰囲気!


結果

名前 結果 写真
だる Aリーグ3位で決勝トーナメント進出(13Pt)
⇒決勝トーナメント1回戦進出 ベスト24

左から、だる、TOMMY、こむおのマシン&トロフィー!
こむお Bリーグ2位で決勝トーナメント進出(13Pt)
⇒決勝トーナメント準々決勝進出 ベスト8
TOMMY Dリーグ1位で決勝トーナメント進出(15Pt)
⇒決勝戦進出 M4スペシャル準優勝!


コース

CO地点は主に三箇所
  • スロープ⇒テーブルトップの着地(特に大外)
  • スロープ下りの芝
  • DB



TOMMYの感想

やりました!!M4スペシャル準優勝!決勝は惜しくも負けてしまいました。
しかし、何より沢山走らせることが出来、楽しむことが出来ました。
いろいろとアドバイスをくれたはいれぐメンバーや、応援してくださった皆様に感謝です。

■練習
2回走らせることが出来ました。
かなりスピードが出せるコースと踏み、S2レッドにHD2を積んでチャレンジ。
そして、ここでうっかり入ってしまっていたために、リーグ序盤は苦戦してしまうことになりました。

■予選リーグ(Dリーグ)
  • 第1戦
練習ではHD2で入っていたので、いけるんじゃないかという期待を抱いてマシンを走らせる。
全体的にかなりスピード域が下がっていた中、ちょっと速すぎるというスピードでスロープを飛ぶ飛ぶ。
TOPで快走したものの、3週目のスロープ着地でCO。

  • 第2戦
電圧を下げつつ、もう一度HD2で入ることを信じて投入。
スロープ着地では大丈夫な様子を見せてくれたものの、今度はスロープ下りの芝にかかってしまったため、あえなくCO。

  • 第3戦
HD2では入らないことを悟り、電圧も下げてトルクEXに変更して投入。
今度は、スロープ上り&下り、芝も無難に切り抜けてゴール!
対戦相手は途中でCOしたため、3Ptゲット!

  • 第4、5戦
COしないことを心がけ、第3戦と同じセッティングで挑戦。
どちらも無事にTOPでゴールし、3Ptずつゲット!

この時点で1位13点、2位9点(同率)ととなり、自分が3位圏内が有力なことが判明。
次の1戦でポイントを落とさないようにすることが重要だったので、かなり慎重になりました。

  • 第6戦
一人欠場していたため、単独走行。
COしないように電池を垂らしたものの、逆に走りが不安定になったようで、危なっかしい走り(笑)
何度かCOしかけましたが、何とかゴール!合計12Pt!

この時点で決勝トーナメント進出が確定したため、トーナメントを意識した設定への変更を試みる。
練習での走りを思い出し、電圧を下げてブレーキを強めれば、入ってくれるんではないかと考え、再びHD2を積みました。

  • 第7戦
対戦相手は、Dリーグ1位の選手。イチかバチかの設定変更(電圧1.30V、ブレーキ強め)で挑戦。
スタートと同時に勢いよく走りだすマシン!相手の選手を引き離し、ぐんぐん加速してきます。
正直心臓によくない(笑)特にスロープのジャンプでストレート2枚近く飛ぶんで(汗)

しかし、セッティングがばっちりハマってTOPでゴール!
1位で決勝トーナメント進出&シード権獲得!

決勝トーナメントのセッティングも決まり、あとはどう電圧を調整して攻めるかでした。

■決勝トーナメント
  • 2回戦(1回戦はシード)
対戦相手は、1回戦でN井さんを破った選手。
リーグ第7戦と同じ走りをしてくれれば勝利の芽があると信じて、ここでは電圧を調整したネオチャンプで挑むことに。
その狙いがばっちりハマり、ぐんぐん加速するマイマシン!
大外でCOしやすいスロープも、ストレート2枚近く飛びながら入る!心臓に悪い!
ギリギリのところを攻めて無事にTOPでゴール!!
ベスト8が確定しました!

  • 準々決勝(先に2勝した方が次に進めます)
対戦相手はAリーグ1位の選手。めちゃめちゃ速い人で、正直勝てる気がしません。
マイ電池は2回戦で使用したため、以降はすべて支給電池で戦うんですが、
使用済みアルカリ電池なので、自分のマシンも遅いのでは~と思っていました。

が!スイッチを入れてみると思いの外、タイヤが勢いよく回る。これはCOした人の電池なのでは!?と思いました。
(心の中で、「少しは希望が出てきたか」と思っていました)

そして、いざスタート!えっ!?思ってるよりもずっと速い!てか、速すぎる!
スロープも飛びすぎていて、心臓に悪すぎです。
そのままTOPでゴール!まずは1勝!相手が強い人だけに正直うれしかった!
そして、第2戦も勝利し、ベスト4進出!

  • 準決勝(先に2勝した方が次に進めます)
対戦相手はFリーグ1位の選手。
正直、ここまで来れたことが奇跡と思ってました。毎回心臓に悪い走りやし(笑)
ただ、支給電池もだいぶ垂れてるので、COの確率も下がるはず。
アルカリ電池をセットし、第1戦スタート!
ぬ、また思ったよりも速い!けどちょうど良い速さでぐんぐん加速するマシン!
大外のスロープでは大ジャンプをするものの、ギリギリの着地を見せるのは相変わらずでした。
相手マシンが途中でCOしたため、その時点で勝利決定!

そして、第2戦も勝利し、まさかの決勝進出!テンションはMAXに!!
が、ここでマシンから異音が聞こえ、ギヤトラブルが発生していました。
ギヤチェックしたところ、ピンククラウンは特に問題なかったので、大丈夫だろうと思い込んでいたのが間違いでした。

  • 決勝(先に2勝した方が優勝!)
決勝前に、TPFスタッフの方に「大胆にカットしたボディですね~」と、はいれぐボディをたっぷりいじってもらいました(笑)ビバはいれぐ!

【緊張の第1戦】
いよいよ決勝戦。対戦相手はEリーグ1位の選手。
やはりリーグ1位の選手は強いです。準々決勝以降の対戦相手は全てリーグ1位の選手でした。

しかし、ここまで来たら自分のマシンを信じるだけ。大外を大ジャンプしても入っているのだから、行けるはず!
あの走りをすることが出来れば、勝てる可能性がきっとある!

そう信じて、緊張の第1戦スタート!
ん?さっきまでと違う。スピードに乗らない。というか遅い。相手マシンとの差がぐんぐん開いていく。これは明らかにおかしい。

そのまま第1戦はスピード負け!

原因はギヤトラブル。準決勝後の異音は、ピニオンギヤが抜けかかっていた所為でした。
チェック時、焦ってピニオンギヤチェックを怠っていたため、気が付くことが出来ずorz
しかし、決勝第1戦後にこむおがすぐにアドバイスしてくれたおかげで、即解決!
他におかしいところはないかを確認し、第2戦へ挑むことに。

【運命の第2戦】
ここで負ければ、決勝は終了。もう後はない状態。
けれども、先ほどのギヤトラブルも解消し、マシンは万全のはず。これで負ければ仕方なし!
という思いもありながら、今回は行けるはずという思いの方が強かったんです。

そして、支給電池をセットし、運命の第2戦スタート!
1周目、2週目、3週目は我慢のレース。ストレートの加速が少し負けていたものの、コーナーでの加速で徐々に距離を縮めていきました。そして4週目でついに追いつく!そして5週目でTOPへ!そのまま行けば、1勝1敗で3戦目に持ち込める!

行ける!行けるぞ!と思っていた最後のスロープ、着地が若干ずれてしまい、まさかのタイムロス!
その間に追い上げていた相手マシンが抜き去っていき、そのままゴール・・・

残念ながらここで負けてしまいました。
もう少し、本当にあと少しだったので、ものすごく悔しかったです。

ただ、あれだけたくさんの方が注目する中で走らせることが出来て、本当に楽しかったです。
同じリーグで対戦した方や、その他の方にも声をかけて頂き、本当にうれしかったです。

応援してくださった皆さん、チームはいれぐのみんな、そしてレーススタッフの方々、本当にありがとうございました!!!


だるの感想


トミ兄の走りは本当に別次元の走りでした。
あの荒れたコースコンディションで、あの高さ・飛距離のジャンプを次々にねじ込む走りは圧巻!
一人だけ、コースがまったく荒れていないかのように気持ちよさそうに走っていました。
あそこまできたらぜひ優勝して欲しかったですが、なかなか問屋さんは厳しいなぁ。

一方、こむお&だるの走りは凡人の中ではそこそこ頑張ったほうだと思います。
凡人の走りを振替ってみようと思います。

出走マシンは前日の予選練習走行でだるブリッド号があまりにも出来の悪い走りをしたため、
予備として持ってきていた公式用大径マシン、だるVS号です。
新橋であんなトレッドの大径なんてほとんどいませんでした。w

■予選リーグ(Aリーグ)
今年新橋にはまだ2回目しか来てないせいか、知ってる方があまりいない。
と思ってたらストロングさんがいらっしゃる。
なんとか風速のカッパーさんもいらっしゃる。
これは負けられん!と思いながらスタート。

【1戦目】
モーターはHD2、電池はネオチャン1.27V、ブレーキはシリコンでストップ&ゴー作戦。
めっちゃ速い・・・、が何度も壁に乗り上げて危なっかしい!!
2回3回と壁に乗り上げて追いつかれそうになり、また戻って相手を引き離す。
そして5週目のスロープで引っかかって・・・そこで逆転!
残念ながら完走負けの1ptでしたが、完走できたのが不思議なくらいだったのでラッキー。

【2戦目】
モーターをトルクに変え、電池を1.44V、ブレーキは青スポンジで安全運転作戦へ変更。
とにかく完走して相手のCOを待つヘタレ作戦です。
よし。期待通りの走り。しかし周りの皆さんもスピードを落とし始めていて、ほとんど同じスピード!
しかし何とか勝って、ここまでで4ptゲット!!
この頃、こむおとトミ兄がまだ0ptだったためピットに気まずい雰囲気が。w

【3戦目】
さっきの走りで全完走を目指そうと、何も設定を変えずにGO!
しかし5レーンのスロープでコースギャップに当たったような動きをしてあえなくコースアウト!
全完走狙いの走りのはずが、急に厳しくなってきた!
ここまででリーグAの皆様がコースアウトをほとんどしておらず、大接戦になっている模様。

【4戦目】
少しブレーキを下げて挑むも、またしてもまったく同じところでコースアウト!5レーンの野郎!
既にパニックに陥っておりましたが、マーシャルをして下さっていたボックスさんから、
「きれいに壁に沿いすぎている」と教えて頂きました。
おかげでギャップ対策が見えました。ボックスさん、ありがとうございました!
ピットに戻るとトミ兄は6ptで余裕がある表情。
こむお&だるはそれぞれ4ptで、「残り3戦を最低でも2勝1完走が必要」という認識で一致。
しかしトミ兄とこむおはリーグに棄権者がいて、自動的に3pt上乗せされるとな?ず、ずるい!

【5戦目】
相手は既に決勝リーグ進出をほぼ手中にしている強敵!直接対決で叩くしかない!
今年の公式戦で培ってきたギャップ対策を施し、いざ出走!
無事に5レーンのスロープを越えました!よしっ!!
もう相手のマシンがどうなったのかまったく見えていませんでしたが、勝ったのはだるVS号
なんとかここで7ptとしました。こむおも7pt。
ピットに異常な緊張感があり、しょーもない話でもしようもんならぶっ殺されそうな雰囲気です。

ここまでのリーグAのポイント表を見ると、まだまだ大混戦!
そして自分の残り2レースのうち、1レースは既に12ptを獲得しているお方。orz
すごいスピードで、なおかつ全然乱れなくてコースアウトはまったく期待できない。
こむおにも「あの人のときには完走負けの1pt狙いでいけ!」と言われ、全力でうなずく。
そしてその相手とは最終第7レースで当たることを確認。

【6戦目】
さっきはなんとかギャップに耐えたのでセッティングは変えず。でもまだまだ不安いっぱい。
呼び出されてスタート地点に行ってみると、相手は例のリーグA最強12ptのお方!
まさかの対戦する順番を読み間違え!!orz
全力で電池を垂らし始めて完走狙いに徹するチキン野郎がそこにいました。
スタートと同時に相手のマシンに離され、スピードでは勝負にならないことが分かったので
ひたすら自分のマシンの完走だけを願う!よし!魔の5レーンも入った!よし!完走!
と思ったら、コースアウトしないはずの相手がコースアウトしてる!
強運も見方に付けて、ここまでで10ptゲット!

ここではいれぐメンバーは、トミ兄は12ptで既に決勝T確定!こむお10pt!
俄然ピットも盛り上がってきましたが、対戦表を見にいくと、
こむおも自分も最終戦で勝たなければ安全圏ではないというまだまだ厳しい状況。

【7戦目】
いよいよこれで最後!
朝から最終戦までずーっと緊張が続いてもう吐きそうです!お、お、お母さーん!
愛媛の母に祈りながら出走、スピードは勝ってる!このまま行け!行け!・・・行ったぁ!
やりました!13ptでリーグ3位にて決勝T出場決定!ありがとうお母さん!親孝行します!

■決勝トーナメント
トーナメント表を見ると、なぬ!?いきなりこむおと直接対決とな!?
ミニ四駆に復帰して2年半で、初めてのガチ対決となりました。
どっちが勝っても恨みっこなしでやることを確認して握手!そしてここからは敵!!!

トーナメント形式なので、ここからは完走重視の安全運転ではなく、
モーターをHD2に変更し、ブレーキを黒ゴムに!
練習走行、ばっちり入ってる!新品アルカリ(パワーチャンプFD)も試して問題なし!

そして運命の対決、じゃーんけーん・・・ポン!
じゃんけんはこむおの勝ち、遠慮なく4レーンを指定してきます。
(4レーンスタートは1周目で魔の5レーンスロープに入ります)
こちらも遠慮なく3レーンを指定します。
(スピードの乗った2周目で魔の5レーンスロープに入ります)

いざレーススタート!スピードは同じくらいか!?
1周目!魔の5レーンスロープ!
練習もばっちりだったし、1周目でスピード乗ってないから大丈b・・・ってスポーン!!
散りました。じゃんけん恐るべし。


■総括
M4スペシャルは緊張が長く続いてしんどすぎましたが、2日間通して最高に楽しめました。
個人的には、普段走らせていない新橋で公式用の大径マシンで決勝Tまで残れた点、
荒れたコースの対策をしてそこから3連勝と立て直せた点、
相手とポイント状況、リーグとトーナメントによって戦略を変えながら設定を出せた点は、
今持てる力を出しきれたと思います。トミ兄のような走りはできる気がしません。

最後に、わざわざ駆けつけてくれたかちょーさん、ひろゆきくん、ぐっさん、ありがとうございました。
トミ兄、しびれるような走りを見せてくれてありがとう。
こむお、記念に残るレースをありがとう。
店長さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
店長さん、名古屋にも5レーンコース常設してください。m(--)m
大会に参加された皆さん、マーシャルして下さった皆さん、ありがとうございました。


こむおの感想

まずはTOMMYおめでとう!
ついに花開いたね!
自分のことのように本当に嬉しい。
みんなの記憶に残るレースだったんじゃないかと思う。
TOMMYのこれまでの積み重ねと、そして思いをのせたマシンの熱い走り、、、
思い返すと胸が打たれます。

さてさて、一応こむおもベスト8なので、それなりに気分良く振り返りたいと思います。

今回は秘密兵器を持ち込みました。

秘密兵器、、、

それは、前日に敗退したカツサマから借り受けたLDP。
今日はこいつをのせて、カツサマの魂をのせて走りたいと胸に秘めて臨みました。

■コースを見て
うほ!キュベ向き!!!

コースコンディションをちら見。
うほ!荒れてない!!
さっそくカツサマのLDPを引っぺがし(アレ?魂は?)HDPに換装。


■練習走行
<1回目>
HDP、EX、シリコンブレーキ高め、電圧1.38でGO。
鬼人の走り。
提灯落としにかするも、5周完走。
着地地点がコーナーぎりぎりでちびる。

<2回目>
カツサマLDP、超速、シリコンブレーキ高め、電圧1.45でGO
鬼人の走り2回目。
5周完走。
着地地点がコーナーぎりぎりでちびる。

がっつり落とさねばとあせっているところに、
ここで最大瞬間風速N井さんの悪魔のささやき「いいかんじですねぇ」ニコニコ。
#振り返ってみたら本心かどうか疑わしい!!w

悪魔のささやきにより、がっつり落とす→ちょっと落とすに。
落とし穴の始まりです。


■予選リーグ(Bリーグ)
【1戦目】
電圧だけ1.38に落とす。
レーススタート!

1周目の大外スロープでCO!!!
なぬーΣ(・ω・`)

うーん。うーん。いやな予感。
でも、さっきまで10周入ったし大丈夫じゃないかな。

【2戦目】
電圧を1.35に落とす。
第2戦の相手は最大瞬間風速のATUSI〆さん。

さあスタート!
そしてすぐにCO!!!

こ、これは何かが起こり始めている!!!

【3戦目】
ギアをEXにかえる。電圧は確か1.35。
この当たりから記憶が定かではない。

スタートするとスピード的にはだいぶ抑え目になっている。
いい感じに(こむおにはそう見えた)走りきり、3Ptゲット!

やった!

【4戦目】
たぶんそのままの設定で行った気がする。
記憶があやふや。

狙い通りの速度と安定感。
問題ないかなと思ってみていたら、5周目大外スロープで体制を崩し乗り上げる。

戻れ!すぐ戻らんかい!と叱咤するものの、すぐには戻らず鼻のさでさされる。

げふっ。1Pt。

さっき磐石と思った走りは磐石ではなかったのね。

そしてここで、だるから「大外コースギャップあるぞ」と教えてもらう。

ようやく(N井さんが広げてくれた?)落とし穴の大きさに気付きました。

【5戦目】
振り返ってみるとここが分かれ目でした。

ここにきてなぜか冷静な自分がいました。
5,6,7戦目を相手を含めて考えていました。

6戦目は相手がいないレース。つまり完走が必須なレース。
ただ、コースの荒れ具合を考えると、
スピードを落としたからといって入ることが保証されるわけではない。
ノーマルでいってバーニング登らない、もありえるかもしれない。

5戦目の相手はここまで慎重な走りをされている方。
トルクなら勝てるだろう。

この2戦を考えると、5戦目をトルクで勝てれば、6戦目もトルクで行って問題ないだろう。
つまり5戦目をトルクでコースに入りさえすれば、プラス6Pt。

7戦目は状況を見て考えよう。

ということで、トルク、EX、電圧1.35で。

結果は、磐石の勝利!!!
ゲロを吐きそうなくらい緊張しました。

【6戦目】
電池を変えずにそもままGO。
予定通り完走!

この時点でお昼をだいぶ回ってましたが、まったくお腹が減らない。
吐き気は増す一方。

6戦目を終えて10Pt。

次完走で3位以内に入れないかな~と期待をこめてリーグ表へ。

期待と違う状況に何度も見直す。
一回席に座ってはもう一回見に行って見直す。

当然、何度見てもリーグ表の状況は変わらない。

そうです。
完走負けだと、他の結果しだいでは4位になる可能性が残っていました。
勝てば文句なし決勝トーナメント進出です。

悩みました。

結論が出ました。
人のレースに運命をゆだね、もし決勝に進めなかったら後悔してもしきれない、
つまり、勝負して勝ちにいくしかない!

【7戦目】
トルクEXだと少し遅い。
トルク超速、LDPEXのどちらを選ぶかで迷いました。

ここでふと思い出しました(ふとでいいのか?)。
カツサマLDPの存在を!!!

つむっきゃないショォ!

スピードがですぎる分は、電圧とブレーキで調整して、
魂こめて走るしかない!!!

電圧を1.33に、ブレーキを薄ワッシャー1枚下げてレースへ。

さあこむおの魂とカツサマの魂も乗せて、、、スタート!!

いいスピード。
スピードでは勝っている。
COさえしなければ勝てる。

永遠と思われる時間がすぎていく。

4周目まで問題なくクリア。
ラスト1周が大外スロープ。
入れ、入れ、入れ、、、、、

入ったぁ!!!!!!!

カツサマLDPに守られている気がしました。

3Ptゲットで13Ptに。
決勝トーナメント2位通過が決まりました。

レース後対戦相手から「マーシャルはやりますよ。勝った人はいいです。」的なことを
笑顔で言っていただき、「レースありがとうございました」と握手。

頑張らねばと気合がみなぎる。

気合とは裏腹に思考自体は限界を迎えておりほぼ停止状態。


■練習走行(昼)
決勝の支給電池に備えてFDで練習。
シリコンブレーキのままではパンチがなさすぎたので、
ブレーキを弱める。

でも飛距離はのびてやっぱり大外スロープがあぶなっかしい。
色々考えてフロントタイヤをノーマルからハード(青)に変更。

キュベレイに青はないよな~と思いつつも勝負優先だから仕方なし。

練習走行の1回がたまたまきれいに入ってしまう。
よし、色合いはあきらめてハード(青)を採用しよう。

結果から先に言うとこれがハマーン様の逆鱗に触れることになりました。


■決勝トーナメント
【決勝トーナメント1回戦】
なんとチームメイトのだると。
ガチンコ勝負です。

お互い大外が危険とわかっています。
ある意味じゃんけんが勝敗を左右します。
ジョジョのじゃんけん小僧張りに気合が入ります。

両者とも支給電池を選択。

ここからだる記載の通り。

じゃんけん「ぱー!」あいこで「ちょき!」
こむおの勝ち!
一周目で大外スロープに入る4レーンを指定。
だるも負けじと二周目で大外に入る3レーンを指定してきました。

そしてレーススタート。

両者五分のスピードで同時にスロープへ突入!
そして、、、
だるがCO!

こむおのベスト16進出が決まりました。
一瞬で終わってしまいましたが、それなりの駆け引きのあった価値のある勝負だったと
個人的には思っています。
真剣勝負をありがとう。
また次も同じような舞台でやろう!

【決勝トーナメント2回戦】
マイ電池(新品FD)を選択。

ここまできたら思考はほぼ停止状態。
なるようになれって感じです。
そしてレーススタート!

かなりスピードが出てる。
スピードでは十分勝てる。
後は入るかだ。

危なっかしい走りをしつつも奇跡的に入り続けるキュベレイ。

そして、、、4周目に入ったところで後ろを走っていた相手がCO!
ついにベスト8まできてしまいました。

カツサマLDPが執念の走りを見せてくれました。

【準々決勝】
キリッとされている方との勝負。

<1本目>
ここまでくると思考ストップで、いじろうという気になりません。
そのままでレースへ。

レーススタート!
スピードでは勝っている!

順調に周回を重ねる。
4周目の大外スロープを越えれば勝てる。
そして、、、

ぶりーん!!!!!
横のレーンに垂直にフライングボディープレスをかますキュベレイ。

あーーーーー
そういう感じになっちゃうの。

でも練習でも入ったし、さっきのレースでも入った。
んじゃ次入るかも。
と、安易な思考で何も変えずに行ってしまう。
ハマーン様がお怒りであることに気付かずに。。。

<2本目>
気付けば1周目で大外スロープじゃないか。
完全に自分のせいです。

そして、、1周目でデジャブのフライングボディプレス。。。

こむおのM4SPはベスト8で終了しました。

あとで動画みたら、ノーマルタイヤのほうが断然よかったですね。

ハマーン様ごめんなさい。
キュベレイに青をはかせてすみません。

これ以降はTOMMYや上位者の熱い走りにしびれていました。

■総括
チームはいれぐとして最高の大会だったと思います。
毎夜のメッセミーティング、ノウハウの共有、そして個性、個人の努力、
これらがうまく融合した結果だと思います。

これからもこの雰囲気を大切に、
「チームの誰かが上位にいる」強豪チームを目指して頑張りたいと思います。

今回決勝に残れなかったメンバーも絶対に次があります。
心折れても何度でも何度でも立ち上がって、上を目指していこう!

そして繰返しですが、TOMMY、本当におめでとう。
準優勝、大いに誇っちゃってください。
こむおはTOMMYの準優勝を誇りに思います。

最後に、はいれぐに熱い声援を送ってくださった方々、
ずっとマーシャルしてくださった方々(おかげさまでレースに専念できました)、
あの雰囲気を作り上げた同レーサーの皆様、
大会を運営してくださったTPFの方々、竹ちゃん、那琉さん、
本当にありがとうございました。

また来年、みんなで同じ雰囲気を共有できればいいなと思います。





最終更新:2011年09月27日 00:09
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