ローラーには「噛む」ローラーと「噛まない」ローラーがあります。
噛むローラーとは、エッジが立っていて壁に食い込むものです。
噛むローラー
- 9mmベアリングローラー
- 旧ダブルアルミローラー
- 19mmゴムリング付きプラローラー
上記のローラーは壁に噛むため、抵抗が大きくなってしまいます。
したがってこれらはリアローラーには向きません。
じゃあ噛むローラーは使いどころがないのかというと、そうではありません。
レーンチェンジでコースアウトしてしまうような場合には、
右前ローラーを噛むローラーにすると安定します。
(レーンチェンジは常に右前ローラーが先に壁に当たる。)
カーブ直後にジャンプセクションがある場面でも、
あえて減速させたいなどの理由で使います。
旧ダブルアルミローラーは入手困難なため、
9mmローラーを使用することが多いと思います。
その場合には中に520ベアリングを入れてやるとよく回ります。
19mmゴムリング付きプラローラーは、耐久力の問題でフロントには使えません。
噛まないローラー
- 新ダブルアルミローラー
- 830ベアリングローラー
- 19プラリング付アルミベアリングローラー
- 13mmベアリングローラー
今の主流は上記4つ。
新ダブルアルミローラーは、中に520ベアリングが入っていてよく回りますし、
売りである安定感は抜群です。主にフロントに使われます。
830は良く回るため抵抗も少なくリアには理想的ですが、
フロントに830を付けると径が小さいためコースのつなぎ目にひっかかる可能性があります。
19mmプラリンは、径が大きく軽いのでリアには非常によく使われています。
チームはいれぐのメンバー内でも、よく使われているローラーです。
フロントに使うには耐久性不足が心配です。
13mmはだるが愛用するように中に520を入れて二重にしないと回りません。
ちょっと重いのが難点ですが、JCJCの実績からすると抵抗の少なさでは十分戦えます。
(2010/10/23)
最終更新:2010年10月23日 13:40