メダル オブ オナーとは?

メダル オブ オナーとは?


メダル オブ オナー(原題:Medal of Honor 略称:MOH、MoH)とは1939年から1945年にかけて繰り広げられた第二次世界大戦を主な題材とする、1999年から始まったFPSシリーズです。



プレイヤーは連合国側のアメリカ軍の兵士となり、作品によって西部戦線、北アフリカ戦線、東部戦線、太平洋戦線、イタリア戦線などで敵対する枢軸軍国側のドイツ軍、イタリア軍、日本軍を相手に激しい戦いを繰り広げていきます。
さらに2010年リリース予定のシリーズ新作では時代背景を現代に移し、これまでとは異なる近代的な戦いへと身を投じることになります。
シリーズ名の由来はアメリカ軍が1862年に制定した最高位の勲章「名誉勲章(Medal of Honor)」です。

ちなみにコール オブ デューティ(原題:Call of Duty 略称:CoD)シリーズはかつてMOH作品を開発したメンバーが独立して立ち上げたシリーズであり、後述の経緯からMOHとCoDは度々比較されることがあります。


主な特徴

  • 当時の軍隊を再現
  • 実際に起きた戦いも題材としたステージ
  • 実銃などからサンプリングしたサウンド、実力派作曲家を起用した音楽

年表

1999年

ディレクターは当時公開された映画「プライベート・ライアン」の監督スティーブン・スピルバーグ。

2000年

2002年

話題となったオマハ・ビーチにおける映画プライベート・ライアンさながらの演出はスティーブン・スピルバーグ公認のものです。
ゲーム方針で対立があったらしく、「現実離れのヒーロー性が強い主人公(一人で敵部隊を壊滅させるなど)」より「名も無き一兵士」を描きたかった、というのが主な原因と言われています。

2003年

日本軍が敵として登場し(日本人を殺す)、テレビCMが流れたり(日本でCMが流れたのはMOHRSが唯一)MOH自体も有名であったことから「ゲームとして割り切れる人」と「ゲームとして割り切れない人」との論争がゲーム関連の掲示板で度々起きていました(MOHPAでも起きることに)。ちなみに当時ゲームショップに行った際に「日本軍が登場するらしい」と言いながらパッケージを眺める男女2人組を見たことがあります。

2004年

三八式歩兵銃と四四式騎銃の刻印が九九式、九七式狙撃銃の外見が九九式狙撃銃、沈んだはずは空母赤城が復活、それを口頭で操縦方法を少し聞いただけの主人公が(再)撃沈、その後友軍空母に着艦するなど色々な意味で突っ込みどころが満載。ちなみにMOHRSとMOHPAで日本兵の日本語声優として参加したアキラ・カネダと県敏哉(あがた としや)の2人は日本人ハリウッド俳優であり、2006年の映画「硫黄島からの手紙」にも出演、さらにCall of Duty: World at Warで再び日本兵の日本語声優として参加しています。

2005年

オリジナル小説の2冊はMOHシリーズと直接関係なく、日本でのスピンオフ作品。著者は柘植久慶。

2006年


2007年

日本語版では削除されたはずのオンラインマルチプレイの動画が発売日2日前まで公式サイトに掲載されており、削除自体も発売日まで発表せず、2ちゃんねるでは「電話での問い合わせをEAJがクレーマー扱いにした」という報告もあって「クソゲーオブザイヤー」に一連の記事が掲載されました。ちなみに同じくオンラインマルチプレイが削除されたオーストラリア版ではEAが削除を謝罪し返品を受け付けたそうです。

2010年

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2(原題:Call of Duty: Modern Warfare 2)を名指しで意識しており、MMOHシリーズ復活を賭けた作品として開発が進められています。シリーズ初の現代戦が舞台。北米版発売予定日は2010年10月12日。


最終更新:2010年05月24日 02:41