1.トムとジェリー

1964年5月13日から1966年2月23日の期間、水曜日の19:30~20:00にTBS系列で放映していた。
本放送時の提供はサンスターシオノギ(当時、サンスター社は歯磨き粉に関して塩野義製薬と業務提携していた)。
放送終了後も、1990年頃までは何度も再放送が繰り返されていた。
特に中部地方においては、名古屋テレビ内にトムとジェリーファンのお偉いさんがいた為に、頻繁に再放送されていた(森卓也氏の著書より)。
現在では権利上の問題で再放送やソフト化は困難と思われる。

この時点では、チャック・ジョーンズ期の作品は二作品だけ放映された。
(1964年5月には "まだ製作されていなかったから" )

主題歌・「トムとジェリー」
作詞・作曲:三木鶏郎
歌:梅木マリ(後の松平マリ子)とフォーコインズ
この曲は、現在発売中のビデオおよびDVDにも収録されている。
なお、この曲は当時レコードでは発売されず、ソノシートのみの発売だった。
(現在はもちろんCDがある)

声の出演
トム:八代駿
ジェリー:藤田淑子
ナレーション:谷幹一
アヒルなど:荘司美代子
ドルーピー:玉川良一 (一部の作品は異なるが、声優不明)
オオカミ:小林清志 (一部の作品は異なるが、声優不明)
バーニー・ベア:三遊亭金馬 (一部の作品は異なるが、声優不明)

2.新・トムとジェリー

1970年代、日曜日の19:30 - 20:00に日本教育テレビ(テレビ朝日)系で放映。
「The New Tom and Jerry Show」を日本で放映したもの。
主題歌はアメリカ版のものを使用している。
トムとジェリーの仲が良く、台詞がない。
その為、TBS版「トムとジェリー」の印象が強かった視聴者には違和感が大きい。

なお、本作は日本ではビデオ化されていない。
1992年にビデオ販売された「新トムとジェリー」は「トムとジェリーキッズ」のビデオ化であり、本作とは別物。

3.日本テレビでの放送

1980年から1981年に日本テレビ系・木曜スペシャル枠において、
  • 「おかしなおかしなトムとジェリー大行進」(第三期作品・放映時)  
  • 「トムとジェリー大行進」(フィルメーション製作作品・放映時)
その後1981年から1982年まで日本テレビ系でレギュラー番組として、
  • 「トムとジェリー」(第三期作品・放映時)  
  • 「トムとジェリーとドルーピー」(フィルメーション製作作品・放映時)
を放映した。

この番組で、放映された作品リストは以下を参照のこと。

声の出演
トム:高橋和枝
ジェリー:太田淑子
ナレーション:植木等
ドルーピー:緒方賢一、滝口順平

4.トムとジェリーとゆかいな仲間

2000年10月1日から2001年6月24日まで、日曜日の7:00 - 7:30にテレビ東京系で放映。
内容はトムとジェリーの初期作品だが、声優陣は一新されている。
主題歌はTBS版で使われた「トムとジェリー」をそのまま使用している。

声の出演(DVD版・カートゥーンネットワーク版では作品により声優が異なる)
トム:肝付兼太、ダン小路
ジェリー:堀絢子、チマ
ニブルス/タフィー:小桜エツ子
ドルーピー:加藤精三?




最終更新:2007年12月26日 12:30