登場人物

登場人物

クラリーノ

本作の主人公。
現在の戦闘の主力である人型兵器『戦器』の第一号で、『最初にして最強』と呼ばれる空のエースオブエース。
だが敵に絶対に止めを刺さない性格が問題視され、現在は軟禁同然の状態で新兵器のテスターをしていた。
彼女が差出人不明の「世界を救ってほしい」というメールを受け取り、地上を目指すところから物語は始まる。
常に冷静で物腰も丁寧だが性格はスパルタかつ容赦無いS。が、根っこの部分は心優しい熱血漢である。
※ネタバレ反転
敵の破壊・殺害を極端に忌避する思考プログラムを組まれたためかウォーズウォーの感染に極めて強い抵抗力を持ち、ウォーズウォーの暴走を止められる唯一の存在。
レミニス投下時に時間を稼ぐ為に単身出撃し、破壊されるがその際にトランスウィルスを使用してデータ内部へ侵入、ウォーズウォーの撃破に成功。
最後は自爆命令を受け入れようとしていたレミニスを空の上位命令システムを破壊する事で救い、笑顔のまま消えていった。
一人でも多くを守るため、救う為に戦った彼女の意思は三人の妹達に受け継がれ、後に世界を守る事となる。
妹に自分の武器を託したり、イジけた妹を叩いて喝を入れたり、一度消えたのに気合で復活したりとすごい兄貴属性の人。

クラリーノ・セカンド

マスターが地上に亡命した後に作ったクラリーノの同型機。初代クラリーノと区別する為にセカンドと呼ばれ、クラリーノの事をお姉様と呼ぶ。
性能自体はクラリーノの同じなのだが、記録的な敗北回数を抱え「時代の落し物」「最新式最古モデル」「二匹目のミジンコ」等の散々な異名を持つダメ戦器。
そのあまりの弱さに業を煮やしたクラリーノによりビシビシ扱かれることになる。
ちなみに童顔だが身長はクラリーノと同じ167cmと結構大きい。
あとリィンって言うな、モッコスって言うな。
※ネタバレ反転
後半の主人公。
レミニスとの戦いで帰らぬ人となったクラリーノの力と意志を受け継ぎ、戦いに赴く。
実は実力はそれなりにあるのだが、クラリーノ以上に力を振るう事を嫌い、そのためにわざと格下に負けるほど。
だからこそアップリカにその力を委ねられ、死闘の末にレミニスの撃破に成功する。
なお、前作リーサルアプリケーションに登場するクラリーノは彼女である。
限界を超えてA-アップリカを使ったためにメモリーが一部破損し、レミニスの顔やアップリカとの共闘を忘れていたとのこと。

イーピス

空の一師団の師団長を務める防衛型戦器。
クラリーノとは戦友で、2機で戦況をひっくり返した事もあって仲は良い。
真面目で職務に忠実だが堅物という訳ではなく、クラリーノが脱走した際にも怒りはせず色々と気を使っていた。
独立浮遊戦闘機構『レクトⅨ』による遠距離戦と双光赤粒子刀『クリムゾン』による格闘戦を仕掛けてくる。
最初のボス戦ということもあって新装備の実験台などにされる事多し。

ヴェルデ

空の突撃部隊の司令官を務める潜入型戦器。
砲剣両用光学兵器『パニッシャー』を用いた大火力戦闘を得意とし、時に味方ごと吹き飛ばすことから「皆殺しのヴェルデ」の異名で呼ばれる。一体どのあたりが潜入型なのか。
ただ本人は別に好戦的という訳ではなく、大雑把ながらも機転や融通がきく器用なタイプ。
クラリーノも「話の判る相手」と認識しており、遭遇時も無理に戦おうとはしなかった。
ミラーリボン破壊による稼ぎの効率が群を抜いてよい為、恐らく最もプレイヤーにボコられるボス。

マスター

クラリーノの製作者。本名トレイマー・ゼルトラス。
空の天才的な技術者だったが、対地殲滅兵器開発中に地に亡命、行方知れずとなっていた。
兵器開発者でありながら自分の作った兵器を人として扱い、常にその身を案ずる深い愛情を持つ人物。
が、ディスカからはこき下ろされるわ、クラリーノにはボコられるわ、リーアプではアップリカに変態呼ばわりされるわと娘からの扱いは散々である。
まぁ新型兵器を毎回萌えデザインにし、しかもどんどんロリ化してゆき、挙句おとーさんなどと呼ばせるあたり変態である事は間違いないのだが。
※ネタバレ反転
レミニスとの最終決戦時では空からノーマークになるためにあえて死亡したように見せかけていた。
戦後のウォーズウォー対策とレミニスを回収して面倒をみるためである。
彼の影響でレミニスがどう育ったかはリーサルアプリケーションを参照のこと。

ディスカ・ゼルトラス

空の優秀な技術者で、マスターの実の娘。前作リーサルアプリケーションに登場したディスカと同一人物。
この頃は天才ツンデレロリツインテールとすごいスペックの持ち主だった。
態度はでかく口も悪いが、物分りの良さと心根の優しさはやはりマスターの娘といったところか。
現在のクラリーノの所有者だが、基本的に放任主義だったり呼び捨てにさせたりとどちらかと言えば友人感覚だったようだ。
戦闘時は指揮官機ロッツディスカを駆りトゲやらミサイルやらバズソーやらを大量にバラ撒いてくる。
※ネタバレ反転
最終決戦後にセカンドを回収し、魔改造したのは彼女である。
なおリーアプでクラリーノからの呼び方が様付けになってる理由だが、セカンドの性格的に呼び捨ては無理があり、ディスカ的にもセカンドからなら様付けされるのはアリだったからだそうな。

レミニス

マスターがかつて空で作り上げた対地殲滅兵器。
外見は小さな女の子のようだが、街一つを一瞬で消し飛ばすほどの破壊力と破壊したものからエネルギーを吸収・進化する能力を持ち、
単騎で半永久的に大規模破壊を行える恐るべき兵器である。
ゲーム中でもその強さは規格外で、特に彼女からひたすら逃げる12面などはその難易度も相まってプレイヤーに強烈なトラウマを残す。
※ネタバレ反転
地上に投下された際に突如制御を失い、迎撃に出たクラリーノを破壊した後世界の9割の都市をたった一騎で破壊するも、セカンドの手によって相打ち同然に倒される。
その裏の真実は地上投下の直後にウォーズ・ウォーに感染してからで、本人はそのことを半ば諦観していた。
だがトランスウィルスで侵入してきたクラリーノに根性を叩き直され、自爆命令を受け入れようとした時も気合で復活した姉に実力行使で止められその意思を受け継ぐ事となる。
戦争後はマスターに回収され、彼の元で健やかに育った結果外見相応の性格に落ち着いたらしい。
なおリークラの時代には飛行能力や戦争時に得たエネルギーは大半が封印されている。ホバリング能力くらいは残しといてあげようよマスター。

アップリカ

マスターが秘密裏に開発している自律機構強襲小型戦器。
破壊対象からのエネルギー吸収・自己進化というレミニスによく似た能力を持つが、まだ躯体の完成には至っていない。
※ネタバレ反転
前作リーサルアプリケーションの主人公。
性格は適当かつ飄々としているが、マスターの娘らしく戦争嫌い。
自らが軍事利用される危険性を重々承知しており、例え世界が滅んでも戦う気はなかったが、セカンドの「格下相手に撃墜されてでも戦いを拒否する」という
筋金入りの戦争嫌いっぷりを信頼し、自らをアプリケーション化して共にレミニスとの決戦に臨み勝利するも彼女もメモリーに大きなダメージを負った。
今回は未完成のボディで戦ってた前作と違い思考核として登場するため、本来の超高機動戦闘を仕掛けてくる。
戦争後、セカンドに発見され彼女の手で管理されていた。服装が変わっているのはセカンドなりに弄った結果らしい。

※ネタバレ反転

ウォーズ・ウォー

地が作り上げた対空殲滅兵器。
その実態は極めて強力な感染力を持ち、あらゆる兵器を暴走させる最強最悪のコンピューターウイルスである。
本来は抑止力として使われるはずだったのだが、自らの存在意義を「最悪の兵器たれ」と定義し、戦争のための戦争を起こそうと暴走。
開発者達が殺される直前に送ったメールこそがクラリーノが冒頭で受け取ったメールである。
マダム風の外見とは裏腹のチンピラ丸出しの言葉遣いが強烈な印象を残す。
最強の兵器でありながら不殺を貫くクラリーノとは決して相容れない存在だが、それはクラリーノが成し遂げた事を本人よりも深く理解しているという事なのかもしれない。

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最終更新:2012年01月07日 01:07
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