概略


199X年
世界各国に異界との接触点が突如複数現れたことにより、地球の生態系では存在し得ないような生物が現れた。日本国政府は正式な呼称を定めなかったが、マスコミが魔物と日夜報道するようになり、異界から現れた異形の生物の呼称は「魔物」と呼称されることになる。

魔物は地球の生態系とは全く異なる生態系の生物であると政府は公式発表し、中には無害なものもいるが多くは攻撃的であり、人間やその他動物に対しては襲い掛かってくるものが多い(なぜか地球の生態系とは異なる生物であるが人間や動物を捕食する)。

魔物と呼称されるが、あくまで生物のため通常兵器でも殺すことは可能。ただし、中には通常兵器では対抗できないものもいる。それに対して政府がどう対応したかは以下を読むべし。

異界との接触点(政府の公式名称では門と称される)ができたことによる影響によるものなのか、原因は不明だが門の近くの地域に住んでいた住人の中に超能力としか言い様の無い能力を持つ人々が現れ始めた。(政府公式名称ではESP能力者、ESPと呼ばれることもある)

そういったESPの中には攻撃的な能力を持つものもおり、そういったESPは通常兵器では倒せない魔物を倒すことも出来ることが発覚してから政府はESPを優遇し、魔物との戦いに投入することを決定した。また同時にESPの能力を危惧し、彼らのための特別な法であるESP法を定める。このESP法により、日本中のESPは政府の監視下に置かれることとなった。


200X年以降
門は既に閉じているが、時折各所で依然突発的に発生することがありその度に魔物が現れる状況が続いている。警察が即時対処に当たるようにはなっているのだが、理由は不明であるが魔物も強力化しており警察の装備では即時対応できない現状が続いていた。

そこで政府はESPを対魔物のスペシャリストとして使うことを思いついた。警察は魔物から住民を守るだけが仕事ではなく、かといって自衛隊は出動させるのに難点があるという事情から考案されたことによる。

ESPは申請し、面接を受けることによりハンターという資格が与えられる。ハンター資格を得るための最低条件はESP能力を有することと、義務教育を終えている(要は中学校を卒業)ことの二つである。このハンターという資格は魔物が出現した時、政府からの要請により魔物を駆除するための資格である。もちろんハンターには魔物を駆除すれば報奨金という形で政府から金銭が与えられる。

またハンター資格を有するESPは、強力な魔物と戦闘を行うという理由により刃物及び銃器の所持及び使用の許可が認められている。ただし、それを魔物以外に使用した場合には通常よりも重い刑罰が科せられることになる。また、ハンター資格を有するものは各種保険に入ることが出来ない。









最終更新:2009年08月10日 16:34