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*第壱話
シンジ「父さんなぜ呼んだの」
ゲンドウ「お前の考えている通りだ」
シンジ「じゃあ、僕がこれにのってさっきのと戦えっていうの?」
ゲンドウ「そうだ」
シンジ「いやだよ、そんなの! なにをいまさらなんだよ!
父さんは僕がいらなかったんじゃなかったの!」
ゲンドウ「必要だから呼んだまでだ」
シンジ「なぜぼくを‥‥」(電話声)
ゲンドウ「他の人間には無理だからな」
シンジ「無理だよそんなの‥‥見たこともきいたこともないのに
できるわけないよ!」
ゲンドウ「説明をうけろ」
シンジ「‥‥そんな‥‥できっこないよ! こんなの乗れるわけないよ!」
ゲンドウ「乗るなら早くしろ、でなければ帰れ!」
*カヲル登場
カヲル「歌はいいねぇ。」
シンジ「えっ‥‥」
カヲル「歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。
そう感じないか、碇シンジ君。」
シンジ「僕の名を‥‥」
カヲル「知らない者はないさ。
失礼だが、君は自分の立場をもう少しは知った方がいいと思うよ。」
シンジ「そうかな‥‥あの君は‥‥」
カヲル「僕はカヲル、渚カヲル。
君と同じ仕組まれた子供、フィフス・チルドレンさ。」
シンジ「フィフスチルドレン? 君が、あの、渚‥‥君。」
カヲル「カヲルでいいよ、碇君。」
シンジ「僕も‥‥シンジでいいよ。」
*カヲル×シンジ
カヲル「やあ、僕を待っててくれたのかい」
シンジ「いや、別にあの、そんなつもりじゃ」
カヲル「今日は?」
シンジ「あの、定時試験も終わったし、後はシャワーを浴びて帰るだけだけど…。
でもホントはあまり帰りたくないんだ、この頃…」
カヲル「帰る家、ホームがあるという事実は幸せに繋がる。よい事だよ」
シンジ「そうかな?」
カヲル「僕は君ともっと話がしたいな。一緒に行っていいかい?」
シンジ「え?」
カヲル「シャワーだよ。これからなんだろ?」
シンジ「う、うん」
カヲル「だめなのかい?」
シンジ「あ、いや別にそういうわけじゃないけど…」
*カヲル×シンジ
カヲル「一時的接触を極端に避けるね、君は。怖いのかい?
ヒトと触れ合うのが。他人を知らなければ裏切られる事も、
互いに傷つく事も無い。でも、寂しさを忘れる事もないよ。
人間は寂しさを永久になくす事はできない。ヒトは一人だからね。
ただ忘れる事が出来るから、ヒトは生きていけるのさ。」
シンジ「あっ!!」
シンジ「時間だ…」
カヲル「もう、終わりなのかい?」
シンジ「うん、もう寝なきゃ」
カヲル「君と?」
シンジ「えっ、いやっ、カヲル君には、部屋が用意されてると思うよ、別の」
カヲル「そう、常に人間は心に痛みを感じている。心が痛がりだから生きるのも
辛いと感じる。ガラスのように繊細だね? 特に君の心は」
シンジ「僕が?」
カヲル「好意に値するよ」
シンジ「好意?」
カヲル「好きって事さ」
*第弐拾六話
「僕は…ダメだ。ダメなんですよ…。ヒトを傷つけてまで、
殺してまでエヴァに乗るなんて、そんな資格ないんだ。
僕はエヴァにのるしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。
何もわかってない僕にはエヴァに乗る価値もない。
僕にはヒトの為にできる事なんて、なにもないんだ。
アスカにひどいことしたんだ。カヲル君も殺してしまったんだ。
やさしさなんかかけらもない、ずるくて臆病なだけだ。
僕にはヒトを傷つけることしかできないんだ。
だったら何もしない方がいい!」
「同情なんかしないわよ」
*第壱話
シンジ「父さんなぜ呼んだの」
ゲンドウ「お前の考えている通りだ」
シンジ「じゃあ、僕がこれにのってさっきのと戦えっていうの?」
ゲンドウ「そうだ」
シンジ「いやだよ、そんなの! なにをいまさらなんだよ!
父さんは僕がいらなかったんじゃなかったの!」
ゲンドウ「必要だから呼んだまでだ」
シンジ「なぜぼくを‥‥」(電話声)
ゲンドウ「他の人間には無理だからな」
シンジ「無理だよそんなの‥‥見たこともきいたこともないのに
できるわけないよ!」
ゲンドウ「説明をうけろ」
シンジ「‥‥そんな‥‥できっこないよ! こんなの乗れるわけないよ!」
ゲンドウ「乗るなら早くしろ、でなければ帰れ!」
*カヲル登場
カヲル「歌はいいねぇ。」
シンジ「えっ‥‥」
カヲル「歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ。
そう感じないか、碇シンジ君。」
シンジ「僕の名を‥‥」
カヲル「知らない者はないさ。
失礼だが、君は自分の立場をもう少しは知った方がいいと思うよ。」
シンジ「そうかな‥‥あの君は‥‥」
カヲル「僕はカヲル、渚カヲル。
君と同じ仕組まれた子供、フィフス・チルドレンさ。」
シンジ「フィフスチルドレン? 君が、あの、渚‥‥君。」
カヲル「カヲルでいいよ、碇君。」
シンジ「僕も‥‥シンジでいいよ。」
*シンジ&カヲル
カヲル「やあ、僕を待っててくれたのかい」
シンジ「いや、別にあの、そんなつもりじゃ」
カヲル「今日は?」
シンジ「あの、定時試験も終わったし、後はシャワーを浴びて帰るだけだけど…。
でもホントはあまり帰りたくないんだ、この頃…」
カヲル「帰る家、ホームがあるという事実は幸せに繋がる。よい事だよ」
シンジ「そうかな?」
カヲル「僕は君ともっと話がしたいな。一緒に行っていいかい?」
シンジ「え?」
カヲル「シャワーだよ。これからなんだろ?」
シンジ「う、うん」
カヲル「だめなのかい?」
シンジ「あ、いや別にそういうわけじゃないけど…」
*シンジ&カヲル
カヲル「一時的接触を極端に避けるね、君は。怖いのかい?
ヒトと触れ合うのが。他人を知らなければ裏切られる事も、
互いに傷つく事も無い。でも、寂しさを忘れる事もないよ。
人間は寂しさを永久になくす事はできない。ヒトは一人だからね。
ただ忘れる事が出来るから、ヒトは生きていけるのさ。」
シンジ「あっ!!」
シンジ「時間だ…」
カヲル「もう、終わりなのかい?」
シンジ「うん、もう寝なきゃ」
カヲル「君と?」
シンジ「えっ、いやっ、カヲル君には、部屋が用意されてると思うよ、別の」
カヲル「そう、常に人間は心に痛みを感じている。心が痛がりだから生きるのも
辛いと感じる。ガラスのように繊細だね? 特に君の心は」
シンジ「僕が?」
カヲル「好意に値するよ」
シンジ「好意?」
カヲル「好きって事さ」
*第弐拾六話
「僕は…ダメだ。ダメなんですよ…。ヒトを傷つけてまで、
殺してまでエヴァに乗るなんて、そんな資格ないんだ。
僕はエヴァにのるしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。
何もわかってない僕にはエヴァに乗る価値もない。
僕にはヒトの為にできる事なんて、なにもないんだ。
アスカにひどいことしたんだ。カヲル君も殺してしまったんだ。
やさしさなんかかけらもない、ずるくて臆病なだけだ。
僕にはヒトを傷つけることしかできないんだ。
だったら何もしない方がいい!」
「同情なんかしないわよ」