朱雀

画像 レベル 攻撃力 HP 速度 能力
8 5 5 先攻 ■使用効果(消費魔力1):全てのクリーチャーを破壊する
一瞬で全てのクリーチャーを葬り去る赤の神鳥。

クエストカードである四聖獣の一体。
四聖獣は互いのプレイヤーに影響を及ぼす効果を持っており、赤はお互いの全クリーチャーを破壊する。
赤が得意とするクリーチャー破壊効果の最高峰であり、非常に強力なリセットカードとして機能する。
自身のステータスも5/5と先攻アタッカーとしては類を見ないサイズであり、独特な強さを持っている。
登場当時は6/5先攻で森神の消費魔力がなかったこともあり、朱雀に無効を付与する戦法が環境を席巻していた。
今から考えると壊れ環境だったというほかない。

戦場、待機所のアドバンテージを一瞬で帳消しにし、残るのは朱雀と相手が同時に使用したカードのみになる。
イニがあったとしても素のステータスで朱雀を倒せるアタッカーは数少ない。→無効朱雀に勝てるカード一覧
アタッカーに加え、厄介な待機効果持ちをまとめて粉砕する点も圧巻。
弩兵スカンクといった待機効果で相手を圧殺するタイプのデッキも切り崩すことができる。
相手がファッティを出して魔力を使い切った直後に出せば、相手の資源をまとめて吹っ飛ばせることになる。
そうなれば次の対処を打つ用意が整う前に押し切れるだろう。
戦場で押されている時にそれをひっくり返す切り札となる、リセットカードならではの強さを見せてくれる。

大量の魔力を確保し高コストカードで戦場を支配する、という考え方もある。
魔力が潤沢に用意できるデッキであれば、朱雀の圧倒的なカードパワーをもって戦場を蹂躙することができる。
朱雀に無効を付与して無双する無効朱雀、玄武で魔力を稼いで朱雀に繋ぐ四聖獣コンボはその代表的な例。
アタッカーに森神妖精で破壊耐性を付与しておけば、朱雀を使ったターンに勝利することさえ可能である。
ライフに余裕があるなら、あえて朱雀を戦場に送らずにコロポックルで複製し、補助、2枚目の朱雀と揺さぶりをかける手も。
ほぼ赤緑専用のプレイングにはなるが、戦術としてはかなり完成されており上手く回ればかなり強い。
最高クラスのファッティを下手に詰め込むと事故と隣り合わせになるため、むしろ序盤のしのぎ方を考える方が重要と言える。
この手の構築にはネズミ司祭というアンチカードも存在するため、それ考慮できればなおベター。

使用においては、8+1という非常に大きなコストが課題となる。
魔力の用意に加え、不意を突きにくく読まれやすいのが最大のネック。
読まれるとサメの餌食になったりクジラに押し戻されたり人面樹に飲み込まれたりトラバサミに挟まれたりする結果になる。
その性質上不利な局面を打開する場面で使うことが多いため、対策カードを合わされると敗北は必至。
ライフ1でイニありの場合、ゴブパラネクロマンサーを合わせられると何もさせてもらえずに終わってしまう。

コンボなしでは使ったターンで勝ちを取れるカードではなく、朱雀を確実に勝たせる必要があるのも難点。
戦場に素出しするとバーンバウンスの格好の標的になるし、食らった時の被害も大きい。
森神による無効付与は確かに強力だが、無効朱雀の起動には増加量3の場合で魔力12が必要で、下準備も要りターンもかかる。
仮に付与できたとしてもver0.42現在はカードプールも広がっており、何の対策も打てないということは少なくなっている。
中でもカウンターゴーレムバーンバウンスでは対処しづらく非常にめんどくさい。
朱雀は待機所をリセットするため他よりはマシだが、それでも同時に弩兵を出されるとうかつに無効付与もできなくなる。
戦場に出さずに様子を見るというのも有効な手段だが、それを読まれてコボルトビホルダーというのもまた悲惨である。
できるなら相手のデッキ傾向から何が出てきそうかを予想して、それに引っかからないような手を考えたい。

単純な戦場・待機所リセットと見てほぼ問題ないのだが、一部例外と言えるカードもある。
例えば炎馬。破壊がトリガーとなるため、相手の炎馬も待機所に出てくる。ステータスでは勝てるが海賊親分が怖い。
炎馬がいるデッキはおよそパターンがあるので、そのようなデッキが相手の時は出てくることも計算に入れて動きたい。
待機所を破壊した結果、墓地の幽霊が戻ってきて魔力計算が狂うというケースも。
相手がドラゴンゾンビを墓地においているときにドラゴンゾンビを朱雀で破壊するのは禁忌である。
基本ではあるが、黒デッキが相手の時は墓地の確認を怠らないように。

火の鳥の敗北効果で手札に入ってくる。
魔力がたまりにくい赤中心デッキでは朱雀は手札で腐る結果になりやすいが、効果による追加だと少なくとも邪魔にはならない。
展開によっては打開策となってくれることもあるだろう。詳しくは火の鳥のページを参照。

火竜シーサーペントリッチといった他のリセットカードと比べると、コストで劣る一方で最高のリセット能力が魅力。
自身のステータスも最高クラスであり、コストに恥じぬカードパワーを秘めている。
大量の魔力をもって四聖獣をぶん回すデッキが回り始めれば、相手を完全に沈黙させることも難しくない。
分かりやすい強さでかつコンボが比較的単純なので扱いやすい一方、ややもするとデッキが朱雀頼みの構築になりがち。
何でもかんでも朱雀任せでは手札に来なかった時に何もできなくなってしまうし、読まれる危険性も高くなる。
真にカードパワーを活かすためには、相手に朱雀を意識させないような動き方が重要になるだろう。

破壊されたクリーチャーが墓地へ行く順番は、アタッカー→サブの下から順。一番上のサブが最後。
ネクロマンサーで復活を狙う場合は覚えておきたい。



このカードがIありタイマン状況において負けるカード一覧(ver0.42)
(Iあり朱雀と同時に出し、かつ朱雀→森神に殴り勝てるカード)
無効朱雀に勝てるカード一覧
《名前》 Lv AT HP 備考
カウンターゴーレム 4 0 6 効果
クラーケン 4 5 6 後攻
ヤマタノオロチ 5 5 6
海賊船 5 5 6
スカイドラゴン 5 6 6
青龍 8 6 7 四聖獣
黒ドラゴン 5 7 7
ドラゴンゾンビ 5 7 6 後攻
白虎 8 7 6 四聖獣
緑ゴーレム 5 6 9
緑ドラゴン 5 5 7
ワーム 5 6 8 後攻
世界樹 6 6 8 後攻
玄武 8 7 9 後攻四聖獣
以下は備考欄参照
《名前》 備考
Lv AT HP
赤ゴーレム ステータスでは勝てるが能力上朱雀を攻撃出来ない。
したがってケンタウロスの補助が必要。無効が無ければクラーケンで一方的に殴れる。
4 9 6
墓守 墓地が6枚以上必要。
朱雀の効果も相まってそんなに難しくはないが不安定は不安定。ラッパ妖精にも弱い。
3 4 3
カオスドラゴン さらに使用効果が曲者過ぎる。
これを対朱雀要員とするのは苦しいだろう。
6 8 7
魔界樹 後攻 HP的にも、戦場効果的にも勝てるが、勝利効果が痛い。
最後の1ライフならいいが、ライフ劣勢時だと朱雀を処理できても対戦は終了かもしれない。
なんらかの対処法を考えておきたい。
6 7 7
ステゴサウルス 能力値的には殴り合いで勝てるものの、使用効果の関係上I無しで出すのは不可能。
I有りなら(植物さえ破壊できれば)問題なく出せた上で勝利できる。
が、相手が無効朱雀狙いなら前述の通りまずI有りでの朱雀使用となる。
相手デッキが赤緑以外なら望みがあるかも知れないが。
3 5 7


関連項目
-四聖獣
  • 青龍(お互いのクリーチャーを入れ替える)
  • 白虎(お互いの魔力を0にし、手札を全て破壊する)
  • 玄武(お互いの魔力を10にする)


意見所
名前:
コメント:
  • 「無効以外を使ってくるだろうから、そっから先は読み合いだしお前の実力次第だけどな」 これを盛り込めればよさそうですね -- 名無しさん (2014-06-01 21:04:41)
  • コメントありがとうございます、どうするか考えてみますー 朱雀を取り巻く環境は書かれた当時からずいぶん変わったということなのでしょうね ステゴは出せるならいいとして朱雀読みで赤ゴやカオドラはそもそもどうなのとも思いますが。。 -- 名無しさん (2014-06-01 21:02:26)
  • 続き。そういう意味では、この表は本来「ステータス基準目的」に作られたんじゃないってこと。だから赤ゴとかの注釈もそういう意味で付けられてるし、まとめページへのリンクを主眼にしてここの表を消すとしても、残すべきなのはどちらかというと赤ゴの方だと思う。「こいつらは朱雀と同時に出せても無効朱雀を止められないから対策にはならないから除外な」っていう注意喚起、だと思うから。以上です。長々とスイマセンでした -- 名無しさん (2014-06-01 19:55:53)
  • 誤送信スマン -- 名無しさん (2014-06-01 19:50:26)
  • つまり「こいつらを出せば朱雀側は無効出せないし、無効朱雀潰せるよ。でも、無効以外を使ってくるだろうから、そっから先は読み合いだしお前の実力次第だけどな」的な意味の表なので -- 名無しさん (2014-06-01 19:50:12)
  • で、個人的には作成経緯からこのページの表削除は別に構わないのだけど、元々この表の意味は何かというと「無効朱雀という確実にライフ1奪われるコンボ(作成当初基準)」に対する対抗策として作られてる、と思う。今はページ構成が変わってしまったが、以前の構成からもクジラやらの直後に来ているのは対抗策の一環だから。問答無用でライフ1、下手を打つと2以上奪われるため、対策としてこのステータスが重視されてる。同様の趣旨のまとめはカオスドラゴンなんかでも見られる(続く) -- 名無しさん (2014-06-01 19:44:15)
  • まとめページの表作成者として言わせてもらうと「そもそもまとめページの表はこのページの一覧を削除するのが最終目標だった」。なぜなら編集の観点から言ってこのページにこの一覧表を作るのは都合が悪過ぎる。更新のたびにこの表は変更されるわけだが、朱雀と直接関係の無い能力のカードが更新された場合に朱雀のページがチェックされるのはかなり後回しになってしまうから。まとめ一覧はとりあえず一通り目を通すことが多いから、あちらに置いておく方が編集的には良い。とはいえ、あちらはあちらで「基準見直し」の意見が出てるけど…(続く) -- 名無しさん (2014-06-01 19:35:32)
  • (続き)別ページに表がありますし、そこにリンクはればこのページの表は全部不要というように感じます。カウンターゴーレム~玄武までは分かりやすさ観点で残しておくのもよいかとは思いますが -- 名無しさん (2014-06-01 18:15:27)
  • (続き)そもそも「無効がなければ」が通じるんならバーンやバウンスでいいしアタッカーのサイズなんて全く不要なはず…… -- 名無しさん (2014-06-01 18:15:04)
  • (続き)アタッカーの強さの基準にするという観点ではいいと思うんですが、それなら赤ゴーレムとかステゴに細かい注釈をつけるのは余計な感じがするのでそこは消したいです -- 名無しさん (2014-06-01 18:14:40)
  • 書いた者です。無効朱雀で勝てないアタッカーが出てきた時にわざわざ森神付与することなんてないだろうし、「無効朱雀にタイマンで勝てる」ことに優位性ってあるのかなぁって思います -- 名無しさん (2014-06-01 18:14:22)
ステゴは破壊対象がないと手札に戻るのでネクロは無理では
↑先手ステゴ(植物破壊)→後手朱雀なら一応成立する
 …が、これだと朱雀使った時点で、ステゴはまだ場に出てないからそもそも破壊されない。
 どの道ネクロは関係ないか
↑↑ネクロで復活させた時は効果が発動しないので普通に戦場に出る
これはカオスドラゴンやマグマ男も同じ

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最終更新:2016年02月27日 14:10
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