狼男

画像 レベル 攻撃力 HP 速度 能力
3 6 3 後攻 豹変 獣人族
■このクリーチャーはイニシアチブがある場合、必ず先に攻撃する
■敗北効果:自分の手札から1枚選び、破壊する。
それが獣人族の場合、相手のアタッカーを狼男に変える
イニシアチブは正義のパワーファイター。

イニシアチブを持っていれば確実に先攻できる能力を持つ。
一方で後攻持ちであるため、イニシアチブなしでは確実に後攻になる。
「相手の速度の影響を受けない能力」とも言い換えられる。
敗北効果は、素直に使うならば負けた時に次の一戦を戦いやすくする能力。
しかし相手の勝利効果を防いだりカニで無理やり勝利をもぎ取ったり、その使い道は非常に豊富。
戦場効果、敗北効果ともにイニシアチブの恩恵を強力に受けられる。
相手からイニシアチブを奪う河童、渡さないロックドラゴンが相棒。

基本的に戦場効果は先攻持ちに対して先手を取ることができる、という能力。
これだけなら先攻アタッカーでも同じことができるが、一般に先攻持ちはステータス面で劣るという弱点がある。
狼男は元が後攻なので、バニラに迫るほどのステータスを持っているのが利点。
HP3あれば軽いバーンなら耐えられるし、攻撃力6あればよほどタフなアタッカーでなければ倒せる。
レベル3では数少ない、単騎で朱雀を倒せるクリーチャーという一面も。
ピクシーでレベル3で6/6にして、なかなか崩し難いアタッカーにすることも出来る。
また後攻持ちであるため、天狗ガーディアンと合わせて使うことができる。
特にイニシアチブのある時にガーディアンを使えれば、逆転できる手はかなり限られる。
相手のツタはほぼ無力化するのも先攻持ちに無い大きなメリット。
先攻持ちや他の後攻持ちにはないトリッキーな戦い方ができるのがこのクリーチャーの魅力。
能力むなしく赤ドラゴンに消されてしまうこともあるが。

実際にはイニシアチブを握っているなら普通に先攻できることも多く、あまり意味がないことも。
加えて勝った後にはイニシアチブが相手に移ってしまうため、先攻できる能力を活かせなくなる。
河童とのコンボは強力だが、読まれやすいためバーン等で対応されてしまう危険も大きい。
1勝した次のターンは高いステータスを活かした臨機応変な対応を考えたい。
強化して連勝を狙うのもいいし、イソギンチャクで引っ込めて次のイニを待つという手もある。
敗北後にネクロマンサーで呼び戻し能力を活かしてもいい。
状況によっては錬金術師の燃料として使うのも良いだろう。

何よりイニシアチブを奪い続けるロックドラゴンの存在が大きい。
速度操作が一切効かないと言うことであり、それだけでも充分覆すのは難しくなる。
また、単体同士でコンボを決めるのはもちろんのこと墓荒らしが真価を発揮する。
狼男とロックドラゴンを墓地へ送り墓荒らしで先攻を握り続ける。
墓荒らしのコンボパーツとしては、ロックドラゴンの登場で以前より評価が上がった。
相手に回すとそれだけ厄介ではあるが。

敗北効果によって、相手アタッカーを狼男に変えることができる。
敗北したということは次ターンのイニシアチブはこちらにあるということであり、イニシアチブのない狼男は非常にもろい。
手札に獣人族が必要という条件こそあるが、連敗を避けるのに非常に有効な能力。
たとえどんなステータスや効果だろうと、あるいは無効や不動や頑丈を持っていようと、すべてお構いなしに未強化状態の狼男になる。
この対応の広さは全カード中でも随一である。

イニシアチブさえあれば、相手の勝利効果を無効化できる。
特にライフを増やしたり減らしたりする効果はあまりにも厄介であり、それを阻止できるかどうかは勝敗に大きく関わる。
そのためには、たとえ勝てないと分かっていても河童でイニシアチブをもぎ取るプレイングが必要になるかもしれない。
まあ苔男吸血鬼などイニなしでも何とかなる効果もそれなりにあるのだが。

カニを使えば強制的に狼男同士の戦闘に持ち込める。
両アタッカーが狼男ならば、勝敗はイニシアチブの有無に大きく左右される。
つまりイニシアチブがこちらにある時にカニを使えば、高い確率で戦闘に勝利できるということ。
ただし強力であるがゆえに読まれやすく、相手も警戒してくるはず。
相手の魔力と場の状況によっては不用意にカニを打たず、別の手を探った方が良いこともある。

狼男の敗北効果を、「手札から任意のカードを墓地に送れる」という面から捉えることもできる。
墓荒らしのために墓地を肥やしたり、カメレオンで擬態を付与した上でドラゴンゾンビを送ったり……
ただし戦場に狼男が出ていなくてはならない性質上、ネクロマンサーと組み合わせるのは難しいので注意。

獣人族なのでケンタウロスリーダーワーライオンの補助を受けられる。
特筆すべきはその攻撃力で、ほとんどが低攻撃力の獣人族において狼男の攻撃力6は大いに役立つ。
ワーライオンと組んで相手に急所を付ければHP12まで狩れてしまう……が、そこまでの火力が必要とされることは少ない上、豹変付与は無駄になってしまうのが辛いところ。

とにかくイニシアチブがないとどうしようもないことが多い。
普通に戦えば大体負ける、勝利効果は防げない、カニを使ってもほぼ敗北……。
しかし逆に言えばイニシアチブさえあればかなりの活躍が見込めるカードということでもある。
翼竜ツタの影響を受けないため、リードしているときに出せるとなかなか強力。
強力なバーンに気をつければ高い確率で1点を取れるので、地味ながらも影響力は高い。
何らかの手段でリードを奪ってから、狼男で逃げ切ってしまおう。
河童とのコンボは、それに付加価値を付けることができるという意味でも強力と言える。
最大の敵はこれまた河童なのだが・・・

関連項目


+ 狼男の歴史
狼男の歴史
  • 0.17
初登場。攻撃力が5で、敗北効果はなし。
当時非常に強力だった無効朱雀のメタ的存在だった。
相棒である河童は既に存在しており、狼男の強い味方だった。
  • 0.27
攻撃力が6になった。
  • 0.41
ロックドラゴンの登場。
時折、赤黒の墓荒らしデッキにおいて狼男とロックドラゴンを見るようになった。
  • 0.43
ケンタウロスリーダーが登場し、同時に獣人族というカテゴリが生まれた。
狼男も獣人族に選出された中の1枚なのだが、相棒の河童は残念ながら獣人と認めてもらえなかったようだ。
  • 0.46
ワーライオンの効果が大幅に変更され、同時に狼男の能力には「豹変」という名が与えられた。
獣人族を参照する貴重な効果の増加だが、ワーライオンの効果はさほど狼男と相性が良くないのが残念なところ。
  • 0.52
敗北効果が追加された。
かなり強力で影響力の大きい効果であり、それまであまり存在しなかった獣人族デッキもしばしば見られるようになった。
効果が増えても「月(イニシアチブ)の有無によって強さが変わる」というフレーバーは損なわれていないあたりが面白いところである。
  • 0.53
敗北効果が無効を持ったクリーチャーに効かなかったバグが修正された。
対応できる範囲が広がり、より使いやすく強力になったと言える。

意見所
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コメント:
  • 先行でイニあったらどちらにせよ先に攻撃できるから実質限定先行じゃない? -- 名無しさん (2019-02-08 19:15:55)
  • ver0.52の変更内容を適応しました。追加された効果の考察はお任せします。 -- 名無しさん (2016-01-05 14:58:10)
  • 地味にナーガ耐性がある。イニがこっちにある状態で強奪されても平気。 -- 名無しさん (2012-03-18 04:05:17)


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最終更新:2019年02月08日 19:15
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