デーモン

画像 レベル 攻撃力 HP 速度 能力
5 5 5 普通 全ての種族
擬態
■このカードは全ての色と全てのカード名を持つ
数あるカードの中でもかなり奇妙な能力「擬態」を持つカード。

一見なんのこっちゃなこの能力である。
これをもう少し詳しくすると「あるカードの各種効果や能力が発動する際、このカードは全ての色や種族、名前のカードとみなして扱うことが出来る」ということ。
すなわちこのカードはであると共にでありでありであり、サソリであり見習い魔女であり…人魚運び屋であり…ツタであり…(略)…というわけである。

例えば、忍者の使用効果は「自分のアタッカーが忍者の場合、相手のアタッカーのHPを0にする」となっている。
ここで自分のアタッカーが忍者ではなく、デーモンであっても使用効果は発動可能。
デーモン=忍者とみなすことができるため、通常通り相手アタッカーのHPを0にすることができる。
逆は不可能。
デーモン自身は「自分のアタッカーが忍者の場合、相手のアタッカーのHPを0にする」という使用効果を持っていないので。

こいつを入れればそれだけで、夢の4色デッキが完成である。とくに意味はないけど。
また、首長竜シャーマンは名指しで「黒扱い」してる。
全カード中、コンボやシナジーの多さは間違いなくトップクラスであろう。

  • 具体的なシナジー一覧表
名前 デーモンの位置 効果 備考
全色 墓地 使用効果 効果アップ
ゴブリンライダー 使用時 待機効果 コスト1ダウン
待機所 デーモンが戦場に出る際に攻撃+1
溶岩魔人 待機所 使用効果 相手ライフ-1
竜使い 待機所 待機効果 戦場に出る アタッカーがいないときは強制(消費魔力2)
戦場 使用効果 バーン
ゴブリンメイジ 戦場 使用効果 攻撃力+2 攻撃力とHP反転もする(擬態とは無関係)
ゴブリン王 戦場 使用効果 先攻&攻撃+1
赤ゴーレム 戦場 効果 戦闘ダメージ無効 メタ起用専門
火竜 戦場 使用効果 使用効果無効 対赤単メタにもなる
手札 使用効果 バーン威力アップ
炎使い 手札 使用効果 攻撃力増加量アップ
征服王 手札 使用効果 邪魔にならない
赤ドラゴン 手札 割引 割引
人魚兵 戦場 使用効果 交換 老婆と違い、効果発動は無い
人魚兵長 戦場 使用効果 バウンス無効 メタ起用にもなりうる
手札 使用効果 アタッカーバウンス
戦場・待機所 割引 割引
蒐集王 手札 使用効果 邪魔にならない
水使い 手札 使用効果 手札増加量アップ
ギャンブラー 手札 使用効果 戦場に出る
人魚予言者 デッキの底 待機効果 待機効果発動 複雑なコンボ。詳細は→人魚予言者
忍者 戦場 使用効果 相手のHP0
ドラゴンゾンビ 戦場 効果 戦場から除かれると出てくる ドラゴンゾンビが墓地にいるとき
吸血鬼 待機所・墓地 勝利効果 攻撃増加量+1・HP増加量+1
魔界樹 墓地 勝利効果 勝利効果が発動しない 自分のライフ-1を回避
呪豚 墓地 割引 割引
ゴリラ 使用時 使用効果 コスト4ダウン
ヌー 待機所 待機効果 デーモンが戦場に出る際にHP+1
老婆 使用時 待機効果 コスト1ダウン
戦場 使用効果 デーモンの効果発動 他のカード効果で能力を付けられた場合
HP+1
原住民 戦場 使用効果 相手の攻撃力0
エメラルドドラゴン 戦場 使用効果 HP・攻撃力2倍+一時無効
緑ゴーレム 戦場 効果 戦闘ダメージ無効 メタ起用専門
ケンタウロスリーダー 戦場 効果 自分:ターン開始時HP+3
相手:能力・速度が消えない
待機所 効果 能力を封じられない メタ起用
ワーライオン 戦場 使用効果 豹変付与&相手に後攻・急所付与 後者は相手が獣人族でない場合
デッキ 使用効果 待機所に出る
煙竜 デッキ・墓地 使用効果 手札に入る
植物使い 手札 使用効果 HP増加量アップ
長寿王 手札 使用効果 邪魔にならない
以下は主にマイナス効果
名前 デーモンの位置 効果 備考
炎の魔女 手札 使用効果 自分のアタッカー破壊
探検家 デッキ 使用効果 効果無効 デーモンはデッキから即墓地へ
人魚予言者 使用時 使用効果 相手の待機効果発動
催眠術師 手札 使用効果 強制使用 指定カードの代わりに出せるメリットにも
ステゴサウルス 戦場・待機所 使用効果 破壊される 登場時からのデーモン最大の泣き所

しかし使ってみるとわかるのだが、コンボの核となるくせに重いというのがつらいところ。
スムーズに出したいならウィッチ使い魔などに頼ろう。
赤ならゴブリンライダーも良いが、採用するなら他のゴブリン族との併用も考えたい。
赤はデーモンのシナジーが多めなので使う価値は高い。
緑ならゴリラ、ver0.31以降はという選択肢も有力になった。
ver0.40からは老婆による魔力コスト減も使える。植物デッキでの採用もいいだろう。
煙竜でサーチするという方法もあるが、煙が墓地から全て消える=による魔力増加量は1に戻ることに注意。
また煙竜自体が重いため展開が遅くなりやすく、そこからデーモンを出してコンボを使うまでするのに役立つかというと難しいところ。
ただし、手札を増やすことなどが目的なら相性はとてもいい。ゾンビの能力強化などに使える。

ちなみにケンタウロスクラーケンで能力を剥ぎ取られると、『全ての種族』表記まで一緒に無くなってしまう。
種族は本来何をしても消えないデータなのだが、デーモンの場合はあらゆる種族を兼ねるところまでが能力に含まれる。
これも消去されないと「能力を消したのにゴブリン王で先攻が付いた」等の矛盾が起きてしまうため、こういった処理がなされるのだろう。

  • 擬態がマイナスに働くケース
ステゴサウルス
 戦場でも待機所でも破壊される。ほとんどの場合どうしようもない。
 戦場ならば妖精の頑丈で対処は出来る。待機所では無力である。
 相手のケンタウロスリーダーも擬態を封じてくれないので待機所ではやっぱり喰われる。

人魚予言者
 ver0.31で新たに増えた短所。バウンス覚悟で出すか、他の方法(墓地からネクロマンサーなど)で乗り切るか、そもそも出さないか。
 ただ性質上、ステゴと違って不意打ちで食らうことはありえないし、うまくやれば自分のクリーチャーを戻して再利用することも。
 まあ、現実的には忘れていて飛ばされることが結構多いと思われる・・・

 ただしデーモンと予言者と言えば、とあるロマンコンボの方が有名かも知れない。
 詳しくは人魚予言者のページを参照していただきたい。

催眠術師
 ver0.37から登場。相手が催眠術師でどのカードを指定してもデーモンはその対象になる。
 こちらの手札に指定カードが無い場合でも、デーモンを使用できるならデーモンを選択しなくてはならない。
 デーモンはコストが高いので不必要に使わされるのは少々痛い。
 逆に、指定カードがあってもそれの代わりに使用できる、というメリットとして捕らえることもできる。
 これはカオスドラゴンなどで自滅を強要された場合などには有効。
 ウィッチも回避できる。が、デーモンはコストが高いので魔力が足りない場合は代用できない・・・

炎の魔女
 手札に青カードがあるときに使用すると自分のアタッカーが破壊されてしまう。
 わかっているが、デーモンも「青」カードであることをウッカリ忘れてしまうことがしばしば。
 赤黒でデッキを組む場合はもちろん、女海賊巨大アンコウで奪う場合、サメ使用時など危険。
 サンタで投げ込まれる場合も。

ver0.31でこの能力に「擬態」と名付けられたと同時にカメレオンという「擬態」付与カードが登場した。
以前は仙人でデーモンを他のアタッカーに付けて効果を発動させる(特に老婆など)という使い方もあった。
しかしカメレオンの方が遥かに低コストで擬態がつけられるのであえて仙人を使われることはほぼなくなった。

というよりカメレオンの登場で劇的に疑似デーモンアタッカーが増えたと言うべきか。
詳しくはカメレオンのページを参照していただきたいが、デーモンが老婆人魚兵の言うことを聞くということは、それと同じ能力を得たアタッカーも同様。
ただし、カメレオンはあくまでアタッカーとしてのシナジーしかないため、デーモン固有の戦法とは一線を画すと言える。
上記の表で言うと、デーモンの位置が 戦場 と書かれているものがほぼカメレオンでも使える能力。
それ以外(待機所・手札など)は相変わらずデーモン固有のシナジーである。

デーモンの歴史

  • 0.21 初登場 この時は6/6/5 
  • 0.22 流石に重すぎたのか1軽くなり 5/5/5
この頃は割と地味な印象が強かった気がする。忍者や原住民と組むのが主な活躍だったか
この時から今に至るまでデーモン本人の能力は一切変わっていないが
環境がデーモンの役割を左右し続ける

0.24~0.31にかけて赤との相性を高めていく
  • 0.24 火竜のバーン無効能力を得る
  • 0.28 竜使い登場 赤ドラゴンの割引という仕事も得る
  • 0.30 征服王がバニラをやめる 火竜の能力も強化
この辺から赤単デーモン溶岩デッキが環境トップの一角に立つ活躍をする

また仙人の能力付加能力登場。デーモンと老婆でさまざまなコンボが考案される
(重いのでいずれもロマンコンボ性が強かったが)

  • 0.31 この時はデーモンにとって激動の更新だった
人魚予言者登場
このクリーチャーにより、「すべての名前」という能力が
初めてフル稼働し始める(今までは名前参照されるカードは一部のみだった)

またカメレオン登場。戦場限定の擬態だが軽い。
ここから戦場とそれ以外とで擬態の役割分担が行われていく。
戦場に出る類の仕事が減ったので、ステゴに食われる悲劇は減った気がする。

煙竜登場で、サーチされる能力も得る
人魚兵長の能力変更で、人魚という種族の意味も高まる

  • 0.37 催眠術師・魔界樹登場
  • 0.41 ギャンブラー・エメラルドドラゴン登場
  • 0.43 ケンタウロスリーダー登場・新種族「獣人族」誕生
ケンタウロスリーダーの「能力消去」能力が登場。
主に墓荒らしがケンタウロスリーダーに能力を剥ぎ取られないため、デーモンを欲した。
同時に出た鬼火がピンポイントでデーモンを墓場に送ってくれる。
また魔界樹が手札落し能力を得た。

関連項目
類似効果まとめを要参照
以下は特に

意見所
名前:
コメント:
  • 雪女に合わせると火・炎のカード名扱いになって効果を不発できる。 -- 名無しさん (2017-03-01 15:09:34)
  • 呪豚とワーライオン追加 -- 名無しさん (2015-08-03 02:45:18)
  • 火柱や緑眼は効果がない -- 名無しさん (2014-07-21 15:23:43)
  • 「歴史」他のカードでもやっていいと思います -- 名無しさん (2014-02-15 12:59:00)
  • 試験的に「歴史」を書いてみました。個別カードページ各所で、過去の情報と今の情報が混じって読みにくくなっているものがいろいろあるので、「歴史」部分を作って纏めるといいんじゃないかと思って試しに -- 名無しさん (2013-12-10 05:20:23)
  • 「速度」って一覧では「擬態」「無効」になってるよね。今んとこ2つしかないけど今以上増えたら「能力」欄が出来てもいいかも -- 名無しさん (2012-01-05 00:07:16)
  • カメレオンの方は、表は載せるのはやめました。 あちらはデーモンと違い、老婆などの2次的なシナジーの方がメインだと思ったので、デーモンと似たような表にしても半端な情報になりそうだったので。 かといって効果持ちすべてを表化するわけにもいかんし -- 名無しさん (2011-12-22 21:34:25)
  • 正直、表でなかった頃の方がシンプルで見やすかった。 -- 名無しさん (2011-12-22 05:10:59)
  • まあ何でもかんでも頻繁に修正するのも確かにどうかと思うが、みんなのwikiなんだしお互い気にして気にすんな -- 名無しさん (2011-12-22 00:17:18)
  • 元々のデキがすごかったと思います。カメレオンの方も結構たいへんだと思うので無理ない程度にしてくださいね。 -- 名無しさん (2011-12-21 23:45:51)
  • いやいや、ここまでの表作られたら充分すごいです。無断で修正したのは申し訳ない。むしろ、見やすい表とか文だから手を入れやすくてやってしまいました。わけわからんページは触るのも嫌になってくる。元々 -- 名無しさん (2011-12-21 23:44:08)
  • いや擬態のことだけじゃないけどさ、結構がんばって表とか文章作ったのにさ、何も言わずすぐあちこち修正されてたのがちょっと感情的に許せなかった。なんか手柄を盗られた様な気すらして。 すまんかった。 お詫びじゃ無いけど好評ならカメレオンの表も作るね。 -- 名無しさん (2011-12-21 22:45:51)
  • デーモンとカメレオンを繋いでるのが擬態なんだからよくわからんってことはないだろ。 -- 名無しさん (2011-12-21 21:50:44)
  • タイトルって意味では今のも適切とは思えないが -- 名無しさん (2011-12-21 20:29:37)
  • そこまで怒られるとは思いませんでした。スイマセン。カメレオンの紹介というより、元々は仙人でデーモンの能力を付与していた文からカメレオンが登場した、という内容だと思ったのですが、カメレオンについての紹介と認識してませんでした。すいません。 -- 名無しさん (2011-12-21 18:46:19)
  • nanoriていう人、誤文直してくれるのはありがたいけど よくわからん修正はやめてもらえないですか? 例えば下部の「擬態」の部分、元のタイトルが気に入らなかったのかどうかは知らないけど、その部分は擬態というよりカメレオンについての紹介でしょう タイトル不適切 -- 名無しさん (2011-12-21 18:30:50)
  • すげえ乙 -- 名無しさん (2011-12-21 13:45:12)
  • ↓って征服王は関係なかったですwww -- 名無しさん (2011-12-21 11:17:11)
  • 一覧表作成お疲れ様です。しばらく置いておいて、下の比較用旧ページと比べて特に酷評がなかったらカメレオンの方も一覧表にしたらいいですかね。黒の書とバフォメットと征服王はデーモンには無いシナジーですし。 -- 名無しさん (2011-12-21 11:16:24)
  • ↓修正。加えて少々まとめ直しました。 -- 名無しさん (2011-12-21 00:33:39)
  • 仙人でつけたら……のくだりはカメレオンが出たから要らないかな、と。
    あと竜使いのダメージ受けない効果なくなった -- 名無しさん (2011-12-20 22:15:28)
( ゚д゚)<溶岩魔人グレート、奴の正体はいったい…!?
撃墜王は擬態と関係なく発動できる(デーモンは元々黒)なので除外しました

+ 比較用旧ページ
数あるカードの中でもかなり奇妙な能力「擬態」を持つカード。

一見なんのこっちゃなこの能力である。
これをもう少し詳しくすると「あるカードの各種効果や能力が発動する際、このカードは全ての色や種族、名前のカードとみなして扱うことが出来る」ということ。
すなわちこのカードは黒であると共に赤であり青であり緑であり、サソリであり見習い魔女であり…人魚運び屋であり…ツタであり…(略)…というわけである。

例えば、忍者の使用効果は
「自分のアタッカーが忍者の場合、相手のアタッカーのHPを0にする」となっている。
ここで自分のアタッカーが忍者ではなく、デーモンであっても使用効果は発動可能。
デーモン=忍者とみなすことができるため、通常通り相手アタッカーのHPを0にすることができる。
(逆は不可能。デーモン自身は「自分のアタッカーが忍者の場合、相手のアタッカーのHPを0にする」という使用効果を持っていないので)

こいつを入れればそれだけで、夢の4色デッキが完成である。(意味ないけど)
全カード中、コンボやシナジーの多さは間違いなくトップクラスであろう。

具体的にこいつにできることは以下の通り
その他

カード仙人ゴブリンメイジ等の大幅強化によりさらに凶悪になった。

しかし使ってみるとわかるのだが、コンボの核となるくせに重いというのがつらいところ。
スムーズに出したいならウィッチ使い魔などに頼ろう。
ゴブリンライダーは他のゴブリンも起用するならともかく、デーモンのためだけに使うのは効率が悪い。
0.31以降はという選択肢も有力になった。
何より相性がいいのは煙竜。これにより大量の付きでサーチされるという特権が与えられた。
を使用して魔力を稼ぎ、即出撃の足がかりにしたい。
煙が墓地から全て消える=煙による魔力増加量は1に戻るため、劇的に高コストをクリアしやすくなったとまでは言い難いが。

ステゴサウルスによる破壊はほとんどの場合どうしようもない。対処するには妖精の頑丈を付与してやるしかない。
また人魚予言者で、うまくいけば相手の行動をほとんどロックできるコンボが産まれた(ただしかなりのロマンコンボだが)。
だが逆に、相手の人魚予言者を確実に発動させてしまう。バウンス覚悟で出すか、他の方法(墓地からネクロマンサーなど)で乗り切るしかない。

ちなみにケンタウロスクラーケンで能力を剥ぎ取られると、『全ての種族』表記まで一緒に無くなってしまう。
種族は本来何をしても消えないデータなのだが、デーモンの場合はあらゆる種族を兼ねるところまでが能力に含まれる。
これも消去されないと「能力を消したのにゴブリン王で先行が付いた」等の矛盾が起きてしまうため、こういった処理がなされるのだろう。

また、この能力に「擬態」と名付けられたと同時にカメレオンという「擬態」付与カードも登場した。
以前は仙人を利用したコンボしかなかったが、カメレオンの登場で劇的に疑似デーモンが増えたと思われる。
詳しくはカメレオンの方を参照していただきたいが、デーモンが老婆人魚兵の言うことを聞くということは、それと同じ能力を得たアタッカーも同様。
ただし、カメレオンはあくまでアタッカーとしてのシナジーしかないため、デーモン固有の戦法とは一線を画すと言える。

性質上、自身は何も変わらないまま環境の影響を色々受けるカードである。

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最終更新:2017年03月01日 15:09
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