輸送兵

画像 レベル 攻撃力 HP 速度 能力
1 2 1 普通 ■使用効果:自分のデッキの上5枚の中からレベル1以下のカードを1枚選び、自分の待機所に出し、デッキを切り直す
低レベルカードで兵站を繋ぐ輜重兵。

ver0.41の新登場カード。 レベル1以下を待機所に送ることができる。実は赤で初めてのサーチカード。
ver0.45現在、1ターン目からある程度安定してサブを2体出せる唯一の手段である。
以外にレベル1以下のカードがないと、を輸送するハメになるので気を付けよう。気を付けてどうにかなるものでもないが。

基本的な用途は輸送兵の名の通り、待機効果持ちを待機所に送るサポートとなる。
1ターン目に出したサブを待機所に残すと2ターン目の戦場ががら空きになってしまうが、輸送兵がそれを解決する。
使用効果によって待機効果持ちを待機所に置きつつ、輸送兵を戦場に送るような動きになる。
怪火力石といったカードは戦闘能力を持たないが、輸送兵が横につくことで戦場へのプレッシャーが増す。
他色のレベル1待機効果持ちも有用なものが多いので、色に応じて併せて採用を検討したい。

また、飛び火ミイラなどの特に初手出しで有利を作れるアタッカーを採用するのもいい。
デッキの上から5枚ではそれほどの安定運用は見込めないが、それらのカードを初手に出せる確率を高めることができる。
単純にサソリ等を置いて、必要に応じてアタッカー、燃料と使い分けるのも良い。
ただし所詮はステータスは2/1であり、送るカードもレベル1以下に限られるため、戦力補強としての使い方には限界がある。

同時に2体のサブを置くことができるので、待機所を埋めるのにも使える。
騎兵ケルベロスなど待機所やクリーチャーの数が必要なアタッカーと組むといい。
ドルイドとの相性も悪くない。
トラバサミに対してサブ柱を用意したり、上手く補助を加えれば海賊子分ハメを突破できたりも。
待機所を埋める手段は他にコロポックル火の鳥バーンなど。いずれも一長一短なので目的に応じて使い分けたい。

海神ヒトデなどの待機効果だけ利用したい場合に、輸送兵を経由するという考え方もあるだろう。
ウィッチの使用効果を発動させることなく待機所に置いたりもできる。
人魚運び屋あたりから繋げばサンタ催眠も回避できる。

相手の使用カードを見た上で何を出すか選べるのも強みの一つ。
相手が何も出さなければ待機効果持ちを出して輸送兵で戦闘、レベル1を出して来たらアルマジロなどの戦闘に向いたカード、といった感じ。
状況に応じて最適なカードを選べるようにしよう。
まあ、選択の余地がないことも多いが。

使用効果が発動した時点でカードは待機所に出されるため、イニありで使うとサンタ人面樹を回避できる。
地味にサメに耐性があり、イニ有りなら輸送したいカードは出た後、イニなしで効果を奪われても相手の待機所を弱小レベル1で埋められることが多い。
他方で、ビホルダーコボルトなどの標的になってしまうということでもある。
後手1ターン目の相手のカードがビホルダーだった場合、無駄に待機所ロックされるやや残念な結果になる。
また、サーチカードの常でデッキを削ることになる。
枚数自体は多くはないが、デッキデスを狙う相手からすると渡りに船となることもあるので注意。

デッキ切り直し効果があるので、弩兵の待機効果を発動させることができる。所謂「弾」。
レベル1でほぼいつでも使える、さらに輸送兵+1枚待機所に入るので、誤爆によるアタッカー不足にもなり難い。
錬金術師との相性も悪くないので同時に採用していいだろう。もちろん他の色と合わせてもいい。
輸送兵が弾を運び、射撃兵が発射するという「まさに」という状況は気持ち良い。
一方、デッキを切り直すということは人魚予言者の予言が変更されるということになる。
タコ人魚運び屋でデッキ上を期待する場合や錬金術師で底に仕込む場合なども。
デッキに仕込むカードの効果を覆してしまうので注意が必要になる。
あえてシャッフルすることで人魚予言者のギャンブルを楽しむということもなくはないが…

サーチ範囲はわずか5枚なので何も出せないこともそれなりにある。
速さがウリのカードなので、タコなどでデッキトップを操作するのも本末転倒に思える。
「ハズレ」を減らすにはデッキ内のレベル1以下を増やすしかないだろう。
下に確率早見表を載せておく。参考までに。

また2ターン目以降にレベル1を出す場合は、輸送兵を経由するよりも直接置いた方が良いことも多い。
うかつに使うと、待機所がいっぱいで動けない、などということになりかねない。
2ターン目以降も活躍させたいなら、弩兵ケルベロスなどと組ませるといいだろう。

+ 輸送兵の効果でカードを出せる確率
輸送兵の効果でカードを出せる確率

レベル1以下の枚数 1枚 2枚 3枚 4枚 5枚 6枚 7枚 8枚 9枚 10枚 11枚 12枚
1枚以上サーチ 18.5 34.2 47.4 58.3 67.4 74.8 80.8 85.6 89.4 92.3 94.6 96.3
2枚以上サーチ ---- 2.9 7.9 14.4 22.1 30.3 38.8 47.2 55.3 62.8 69.8 76.0
3枚以上サーチ ---- ---- 0.4 1.2 3.0 5.6 8.6 13.6 18.9 24.9 31.6 38.8

手札にレベル1が偏っていればそちらから出せばいいので、体感だともう少し高く感じるはず。
とはいえ安定した運用のためには、少なくとも7枚以上の輸送候補を入れておきたいところ。

関連項目
+ レベル1以下まとめ
  • レベル1以下まとめ
名前 Lv AT HP 備考
赤い煙 0 0 0
怪火 1 0 待機効果
力石 1 0 待機効果
サソリ 1 4 1 バニラ
ゴブリン戦士 4 2 ゴブリン族
ゴブリンライダー 2 1 ゴブリン族
待機効果
ニワトリ 2 1
見習い魔女 2 1 勝利効果
竜使い 2 1 待機効果
飛び火 3 1 先攻
勝利効果
ヤドクガエル 2 1 敗北効果
尖兵 2 1 待機効果
輸送兵 2 1
青い煙 0 0 0
タツノオトシゴ 1 2 3 バニラ
人魚運び屋 1 2
タコ 1 2
シスター 1 2
カブトガニ 1 2
イソギンチャク 2 2 後攻
探検家 1 2
漁師 2 3 後攻
プリンセス 1 2
海神 1 2 待機効果
サンタ 2 3 後攻
ヒトデ 1 2 待機効果
黒い煙 0 0 0
コウモリ 1 3 2
ウィッチ 2 1
デスマスク 2 1
魔剣 3 0
ミイラ 2 1 敗北効果
ビホルダー 4 4
地獄蝶 3 2
緑眼 2 1 待機効果
緑の煙 0 0 0
アルマジロ 1 2 4 後攻
精霊 1 2 植物族
敗北効果
ハエトリグサ 1 3 植物族
後攻
敗北効果
妖精 1 2
カメレオン 1 2
ラッパ妖精 1 2
ピクシー 1 2
ドルイド 1 2
コロポックル 1 2
ガーディアン 0 4 後攻
待機効果
招き猫 1 2
スカンク 1 2 待機効果

歴史

+ 輸送兵の歴史
輸送兵の歴史
  • 0.41
初登場。今とは違い手札から出す効果で、本体はレベル3だった。
使いどころがなく、ネタカード扱いされることもしばしばあった。
  • 0.42
サイズダウンと共にレベルも1に下がり、格段に使いやすくなった。
怪火スカンクといった低レベル待機効果持ちを出しつつアタッカーも出す、という他のカードにはない動きが出来るようになった。
が、いかんせん本体のステータスが低すぎた。2/1はイニなしだとほとんどのクリーチャーに勝てないサイズ。
初手に輸送兵と出したいレベル1が揃う確率が高くないこともあって、ネタカード枠を脱することは出来なかった。
  • 0.43
デッキの上10枚から選ぶようになった。いわゆる全盛期輸送兵。
しかし同時に登場したケンタウロスリーダーが強すぎたため、それほど脚光を浴びることはなかった。
  • 0.44
ケンタウロスリーダーが修正され、輸送兵の時代がやって来る。

事故が少なく動きが分かりやすい、初心者に優しいデッキだったこと。
適度に選択の余地のある、使っていて楽しいデッキだったこと。
有名ランカーが次々とデッキレシピを公開したこと。
単純に強かったこと。

これらの要因が組合わさり、輸送兵デッキは大流行した。
一時はレートロビーの半分以上が輸送兵で埋め尽くされたほどである。
特に怪火バーンと組み合わせた型が猛威を振るった。
輸送兵、怪火ケルベロス見習い魔女といったカードが相互に強いシナジーを発揮し、更にそれら全てが赤だけで揃うという凶悪っぷり。
それ以外にもレベル1バニラと組んだり海賊たちと組んだり、とにかく多彩な活躍を見せた。

+ 全盛期の輸送兵
全盛期の輸送兵

レベル1以下の枚数 1枚 2枚 3枚 4枚 5枚 6枚 7枚 8枚 9枚 10枚 11枚 12枚
1枚以上サーチ 37.0 61.3 76.8 86.4 92.3 95.8 97.8 98.9 99.5 99.8 99.9 100.0
2枚以上サーチ -- 12.9 30.3 47.4 62.8 74.9 83.9 90.1 94.3 96.9 98.4 99.3
3枚以上サーチ -- -- 4.1 12.5 24.9 38.7 52.5 65.0 75.6 83.9 90.0 94.3

その実力はご覧の通り。
現在の表と比べると一目瞭然である。
  • 0.45
サーチ範囲が10枚から5枚に減少。
同時に相棒だったケルベロスも弱体化。
ネタ枠→別効果で大暴れ→効果量半減で弱体化という流れはどこぞの元試作型を彷彿とさせるが、凋落ぶりはその比ではない。
一応弩兵デッキでは以前とあまり変わらない活躍を見せてくれる。

意見所
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コメント:
  • 旧バージョンの記述と入り交じって読み辛くなっていたので、デーモンのページに倣って「歴史」を作り、本文の記述を現バージョンのものに絞りました。かなり大幅に書き換えたので不備があれば指摘よろしくお願いします。 -- 名無しさん (2015-02-01 20:26:38)
  • ほぼレベル1万能サーチと化してたからなー 10枚だとデッキ半分見れるわけで -- 名無しさん (2014-09-21 11:53:35)
  • レート環境でかなり見かけるなと思ってたら一瞬で修正されたか -- 名無しさん (2014-09-21 00:50:53)
  • 修正乙。そして意見を聞き入れてくれてありがとう。基本的な考え方は貴方の「初手中心中盤以降腐る」で大正解だと思う。大正解ってことは残念なカードってことなんだけどね。個人的には今後も修正されそうだなあと思うカード筆頭 -- 名無しさん (2014-05-05 20:12:37)
  • なるほど、赤緑前提ならコロポ、赤を重視したいなら輸送兵という住み分けならできそうですねということでそういう記述にしました スキュラは可能性があると分かった時にはもう対策できないタイプのカードなので、どう書くか迷ったのは確かです -- 名無しさん (2014-05-05 19:47:46)
  • ↓誤送信スマン。輸送兵を腐らせないためにケルベロスって話になるが、ケルベの増員用ならコロポの方が純粋に上に見えね?(輸送兵の意義薄くね?)と思う。もちろん効果が全然違うんだから単純に上下とは言えんし輸送兵は輸送兵の意味があるから書くべきだと思うけどさ。それにスキュラについては「どうしようもない」って言及するけど、「どうしようもない」って結論の情報自体も意味があるのか?とも思う。これもやっぱり、だから「書かない方がいい」とは言わないし、むしろ書いた方がいいと思う。 -- 名無しさん (2014-05-05 19:01:39)
  • ↓まあ、別に構わないんだけど、意義が薄いっていうことなら -- 名無しさん (2014-05-05 18:49:05)
  • 海賊子分対策ならバーンとかゴブパラのほうが優れているので輸送兵を使う意義は薄いと思うというのと、レベル1にサメ耐性を言及するのはあまり意味がないと思うのですがどうでしょう -- 名無しさん (2014-05-05 17:11:58)
  • 1ターン目に使えるようになったことで輸送兵ならではの動きができるようになった気がしますね でも中盤以降は…… -- 名無しさん (2014-05-04 12:20:45)
  • 現状最弱クラスと思われる。無理やりデッキに入れても荷物にしかならない。レベル下げるかステ上げるか先攻つけるか必要。 -- 名無しさん (2014-03-22 05:24:44)
  • 素ステは4/3は欲しいな。5/3でもいいと思うがソードマスターと同値は流石に具合が悪いか。 -- 名無しさん (2014-03-22 03:27:53)


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最終更新:2023年09月05日 11:18
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